みんなのケータイ

子猫を「Xperia 1 II」のPhotography Proで撮りまくる!

【Xperia 1 II SO-51A】

2匹の兄弟猫を飼い始めたので、Xperia 1 II撮影しまくっている

 ひと月ほど前から、子猫を2匹飼い始めました。親バカ的にかわいくて写真を撮りまくっています。そこで活躍しているのが「Xperia 1 II SO-51A」のカメラアプリ「Photography Pro」です。

 人と違って動物はこちらが期待しているような動きをしたりポーズをとったりしてくれれません。ですのでピントをあわせるのも苦労するのですが、「Photography Pro」は、瞳AF(オートフォーカス)の機能があり、動物の目にも対応しています。「Photography Pro」を起動させてAFをオンにすると、子猫の目もしっかりと検知して追従してくれます。

子猫の目を検知して追従
瞳AFをオンにして撮影。子猫の顔にしっかりピントがあっている

 さらに「Photography Pro」には最高20コマ/秒の高速連写機能もあるので、子猫の躍動感のある動きも撮影できそうです。できそうというのは、この記事のためシャッターチャンスを狙っていたのですが、やはり子猫はこちらが思うようには動いてくれず、良い作例は撮れなかったので……動物の撮影は難しいですね。

連続撮影は、最高20コマ/秒の「Hi」と最高10コマ/秒の「Lo」の2種類
Googleフォトでは連続撮影したファイルは、まとめてひとつの写真となっている
もうちょっと躍動感のあるバズりそうな作例を撮りたかった

 ちなみに「Photography Pro」はアップデートにより、JPEGだけでなくRAWでの撮影にも対応しました。設定でJPEGだけとRAWだけのほか、JPEGとRAW両方のファイルを保存する設定にもできます。これは私が使っているレンズ交換式カメラの設定と同じで、SNSなどへサッと投稿できるようにJPEGでも保存しつつ、あとでRAWファイルを現像ソフトで綺麗に仕上げるといったことが可能になりました。

設定でファイルの保存方法を3つから選べる
RAWで撮影した写真は、Googleフォトのサムネイルにカメラの絞りのようなアイコンがついている

 ただしRAWでの撮影は保存先が内蔵メモリーだけとなります。RAWとJPEG両方残す設定で撮影テストをしてみましたが、RAWファイルは約24MBでJPEGは約4.1MB。合わせて30MB近くになり、それがmicroSDではなく内蔵メモリーに保存されます。撮影枚数が増えると内蔵メモリーの容量を圧迫するので、撮影データのこまめな管理が必要ですね。

RAWで撮影したファイルをAdobeのLightroomで現像
RAWファイルのデータサイズは約24MB
JPEGは約4.1MB

 またRAWで撮影する場合は連続撮影機能が利用できません。ファイル形式をRAWにしていると、連続撮影がグレーアウトして選べないようになっています。高速連写での撮影をする場合はJPEG撮りなので、明るさなどはしっかりと設定しておいたほうが良さそうです。

RAWファイルでの保存時は、連続撮影が選択できなくなっている

 いろいろと制約や設定はありますが、「Photography Pro」はレンズ交換式カメラのような本格的な撮影をスマートフォンで再現しているので、撮っていて楽しいですね。特にペットを飼っている人にはオススメです。

ペットのためにXperia 1 IIを買うのはアリ!

【お詫びと訂正 2020/9/7 17:06】
 記事初出時、他の機種で撮影した写真を掲出しておりました。現在は差し替え済みです。お詫びして訂正いたします。