ドコモとソフトバンクの5Gスマホを早速ゲット、魅力は使い放題プランにアリか

　いよいよ始まった5G。

　「一刻も早く5Gの電波を浴びたい」と言うことで購入したのが、NTTドコモ「Galaxy S20 5G」とソフトバンク「AQUOS R5G」だ。auは5月に発売予定の「Xperia 1 II」までお預けだ。

　2つの5Gスマホを購入し、早速向かったのが、ドコモショップ丸の内店と、ソフトバンクショップ銀座店。どちらも5Gの電波が飛んでいることで、どれだけ速いのか試したかったのだ。

　いずれも、店舗の前で計測したところ、調子が良ければ1Gbpsをなんとか超えるといった感じ。ドコモの5Gを探しに羽田空港にも行ったが、こちらは700Mbps出れば御の字であった。

　今回、速度測定に使ったのが、NTTドコモが提供している「ドコモスピードテスト」というアプリだ。「ノーマルモード」「ライトモード」「ラージモード」という3つのモードが選べるのだが、ラージモードは1回あたり、1GB程度のデータが流れるというから、驚きだ。

　何も考えずに、ひたすら速度チェックをしていたら、2日間で50GBも使ってしまっていた。ドコモの料金プラン「5Gギガホ」が無制限のキャンペーンをやっていて、本当によかった。

　NTTドコモの料金プランはGalaxy S20を買い換えたその日から「5Gギガホ」が適用されていたため、2日で50GBを使って問題なかったが、ソフトバンクの場合は機種変更しても、これまで契約していた「ホワイトプラン」と「パケットし放題 for 4G LTE（7GB）」が継続された状態となっていた。料金プランが切り替わるのが翌月から適用されるということらしい。ただし、5G基本料に関しては当月から適用されている。そのため「5Gは使えるが、7GBまでしか使えない」という状況になっているのだ。

　「メリハリプランで思う存分、YouTubeをみまくるぜ」と思っていたので、ちょっと拍子抜けだ。

　ただ、NTTドコモ回線を5Gに切り替えて感じたのが、やはり「容量制限なくて使えるのはストレスがなく快適だ」ということだ。

　これまでもau回線がデータMAXだったので、スマホで使用には制限がなかったが、今回のNTTドコモはテザリングも無制限という点が素晴らしい。

　ここ最近のノートパソコンは、Wi-Fiにつないでいると勝手にクラウドと同期をとり、大量のデータが流れることがあるが、そうした状況になっても、5Gギガホのテザリングなら容量を気にする必要がない。

　今のところ、別に5Gに繋がらなくても使い放題として使える。この使い放題の環境を手に入れるためだけに5Gスマホを購入してよかったとさえ感じてくる。

　世間的には「5Gらしいサービスがない」と言われているが、サービスなんて二の次であり、結局「どこでも使い放題」が今のところ、最強のメリットのように思う。

【お詫びと訂正 2020/4/7 17:18】
記事初出時、サブタイトルの機種型番に誤りがございました。お詫びして訂正いたします。