みんなのケータイ
地味~に便利な機能が増えています
【AQUOS sense2】
2019年7月8日 06:00
AQUOS sense2のOSが更新された。Android 9 Pieになったのだ。昔のスマホほどのワクワクは無いけども、いつになってもOSのバージョンアップには期待してしまう(不安もあるけど)。
とくにAQUOS sense2のような、ごくごく普通のスマホの場合、そもそも派手な機能はとくにないので、バージョンアップで面白い機能が追加されれば更新の恩恵を強く感じるはず。期待しつつ変更内容を見ると、ところがもう「対応済」ばかりである。
- コンテンツマネージャーアプリの刷新、対応済
- 文字入力のUI改善、対応済
- 文字入力の変換精度向上、対応済
- カメラの画質改善、対応済
- 非通知着信の拒否、対応済
- エモパーの自動バックアップ、対応済
- 通話スタイルでのエモパー利用、対応済
- ナビゲーションバーの非表示、対応済
- 指紋ジェスチャー、対応済
- 持つと画面点灯の高速化、対応済
- アプリ一覧での検索機能追加、対応済
- Frost Sign(専用カバー装着時の機能)、対応済
AQUOS sense liteやAQUOS sense plusなら、Android 9へのOSバージョンアップにあわせてこれらの機能が追加されて「お、変わったな!」と思えるのだろうが、AQUOS sense2はほぼ対応済……。
と、残念そうに書いたが、むしろAQUOS sense2はそれだけ進んでいたのだ。たしかに文字入力しやすい、持つと画面点灯やナビゲーションバーの非表示についても当たり前のように使っていた。こういう地味な機能のおかげで、とくに不満も無く使えているのだろう。
いちおう追加された機能もあるのだが、これまた地味な3件。
- 着信モード切替がラク
- Googleアシスタントで「アイキャッチセルフィーで撮って」
- 通話音声メモと簡易留守録のエクスポート
ほかにも画面デザインや操作の方法が変わっており、ステータスバーやアプリの履歴表示が変化して使いやすくなったことなど更新後にすぐに気付いた変化はあったが、いやー書いているだけで地味。
だが効く。とくに着信モード切替がラクになったのは良い。音量ボタンを押すだけで、マナーモードへの切り替えが簡単にツータッチでできる機能だ。音量ボタンの上下押しっぱなしでの切り替えや、通知パネルを表示して切り替えるよりも良い。
バッテリーの持ちも若干良くなった。おそらくこれは使用頻度の低いアプリの電池使用を制限するという「自動調整バッテリー」のおかげか。OSの更新後は通知が増えているのだが、それでも1日の終わりのバッテリー残量は以前より増えた。
派手さはないアップデートだったが、派手なだけで使いどころの少ない機能の追加よりはありがたいかも。実用性重視ならAQUOS sense2はいまだオススメだ。