みんなのケータイ

スペインでヒビが入った「Apple Watch」を修理に出してみた

 本来ならば「THE クラッシュ!」のコーナーに投稿すべきなのだろうが、粗品ぐらいじゃ満足できないので、この連載に掲載をお願いすることにした。

 先日、出張中に起床し、身支度をして出かけようとしてら、左腕に装着したApple Watch Series 4 セルラーモデルに違和感があることに気がついた。よく画面を見てみると、斜めにパッキリとヒビが入っているのだ。しかも画面の角はちょっと粉々になっている。どうやら、ベッドの横にある台に置いていたのが、床に落下して破損したらしい。

 台の高さは50センチほど。「そんなんで画面割れちゃうの?」と思ったが、ここはスペイン・バルセロナ。ホテルの床が石でできているため、たった50センチの落下にも関わらず、愛用していたApple Watchはもろくも画面が割れてしまったのだ。

 割ってしまったのは3月上旬。Apple Watchはここ最近は例年、9月に発売されることが多い。8月ぐらいに割ってしまったのであれば、新製品が出るまで待つことだろう。しかし、3月となれば、9月まで半年近くある。半年間、割れた画面のApple Watchで時間を確認するというのは何ともストレスだ。

 仕方ないので、帰国後、アップル銀座に行って、修理をお願いした。優しいお姉さんは「割れちゃったんですねぇ。これなら修理に2〜3週間、かかるかもですねぇ」とのこと。

 内心「この場で即、新品交換」を期待していたので、ちょっと拍子抜け。ただ「本当に修理するのかな」という疑問も湧いた。

 結局、預かり修理となり、修理する際に代金が必要となるため、クレジットカード番号も控えられた。Apple Care+などには入っていなかったため、4万7952円請求されるという。

 つらい。Series3の時はしっかりとApple Careに入っていたのに。なぜ、加入している時には一切壊れず、「次は大丈夫かな」と思って無加入の時に限って破損するのか。人生、うまくいかない。

 失意のなか帰宅し、「2〜3週間、Apple Watchがないのは不便だな」と思っていたら、2日後には修理工場から発送された。アップル、仕事が速い。

 さっそく届いたApple Watchを開けてみたら、案の定、シリアル番号は変わっており、新品に生まれ変わっていた。やっぱり、修理してないじゃん。

 単なる修理で5万円近く飛んで行ったのは本当に痛い。Apple Care+、加入は7800円で、こうした修理が必要な時は8400円で対応してくれるという。

 なかなか悩ましいが、やはりこれからは後悔しないためにもApple Care+に極力、加入しておこうと思う。