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10GB、15ユーロと格安なOrangeのプリペイドSIMをMWCで使う
【HUAWEI P20 Pro HW-01K】
2019年2月25日 06:00
2月下旬は、毎年恒例のMobile World Congress改め、MWCがスペイン・バルセロナで開催される。筆者は今年も参加する予定。10年ひと昔というが、ついに参加回数も11回目になってしまった。本稿が掲載されているころには、すでにイベントも始まっているはずだ。
毎年頭を悩ませるバルセロナでの通信環境だが、今年は昨年購入したOrangeのSIMカードを継続して使うことにした。理由は簡単で10GB、15ユーロ(約1880円)と安価なプランがあるため。しかも、EUのルールに従う形で、EU域内の国際ローミングも無料で利用できる。バルセロナへは直行便がないため、EU内のどこかの国で乗り継ぐことになるが、日本でチャージしておけばその国でも通信に困らない。
ドコモのパケットパック海外オプションや、auの世界データ定額は依然と比べれば安いとはいえ、1日980円で1週間滞在すると6860円かかる。auはMWC会期中にまたがる形で世界データ定額を無料にしているため、そちらを使った方が安いことは安いが、筆者の契約している料金プランがクセモノ。実は「auピタットプラン」を選択しているため、使いすぎるとそのぶん料金が上がってしまう。2月は1/3以上海外出張に出ているため、別回線を用意した方が安上がりというわけだ。
ただし、OrangeのプリペイドSIMカードはチャージに一工夫が必要。マイページ上からクレジットカードでチャージできる体になっているが、以前、IFAでドイツに出張する際に試してみたところ、日本のクレジットカードだからか認証で弾かれてしまった。そのため、別のルートでチャージをする必要がある。
利用したのは、タイのMobile Topupというサービス。本誌でおなじみの法林岳之氏に教えてもらったもので、各国のプリペイドSIMに代行してチャージしてくれるのが特徴。手数料が5%ほどかかるが、日本のクレジットカードでも問題なく使えて、残高もほぼ即座に反映される。FacebookやGoogleアカウントでのログインにも対応しており、使い勝手がいい。
Mobile Topupは、ドイツに行く前に使っていたため、チャージしたい電話番号もすでに登録されていた。あえて難点を挙げると、金額が5ユーロ刻みになっていること。4ユーロ弱の残高がずっと使いきれずに残っていて、これがいつまでも消化できない(笑)。とはいえ、わずか15ユーロで10GBはやはり格安。スペインは全体的に通信料が安いため、OrangeのSIMカードは、欧州出張用に今後も維持しておきたいと感じた。
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