みんなのケータイ
DJIの「Osmo Pocket」でブース取材をスマートに
2019年1月23日 06:00
ここ最近購入して、これから使用頻度が上がりそうだと期待しているのがDJIの「Osmo Pocket」だ。
Osmoシリーズは、Osmo Mobileを使っていたこともあったのだが、とにかく「大きすぎる」ということで、あっという間に持ち運ばなくなってしまっていた。カバンの中に入れていても邪魔で、しかも重く、長時間の使用に耐えられないということで、お役御免となっていたのだった。
そんななか登場したOsmo Pocketは、やたらと小さくコンパクトというのが気ににっている。カバンのなかに入れておいても邪魔にならない。なんなら、ジャケットのポットの中に入れていても、さっと取り出して撮影できる。「携帯性」がいかに重要かが改めて思い知らされた感がある。
何がいいって、Osmo Pocketは単体でも撮影できるし、スマホを接続して大画面で撮影するのも可能だ。
Osmo Pocketのデビューに選んだのが、年始からラスベガスで開催されていたCESだ。CES取材では「ブースツアー」として、ブースを出展している企業の広報さんなどが、展示内容を説明してくれる時間がある。ブースを回りながら説明を受けるのだが、メモを取るのが難しかったりする。そんななか、Osmo Pocketがあれば、動画でブースの様子を撮影できるので、便利だったりするのだ。
Osmo Pocketは、最初こそ、カメラをどうやって被写体に向け続けておくかという操作面において、悩んだりもするのだが、それも数十分、使っていくうちにすぐに慣れてしまった。もちろん、ジンバルとして安定した動画を撮影できる。小さな画面であるため、設定の変更などはちょっと面倒臭いとは思う。
Osmo Pocketで気に入っているのが、スマホに繋ぐためのコネクターがLightningとUSB Type-Cの2つ、付属しているという点だ。複数台、スマホを持ち歩いている身としては、両方にしっかりと対応しているのは本当にありがたい(ただし、コネクターは小さく、無くしてしまいそうなのが心配)。充電もUSB Type-Cでできるとあっても申し分ない。
スマホにつないで、すぐに動画を取り出せるし、スマホで編集し、すぐにYouTubeにアップするというのもスムーズだ。CESでの試運転は想像以上に満足できたので、2月末にバルセロナで開催のMWCでは、本格的に活用していこうと思う。