生しらす丼を食べに出かけて、うっかり買ってしまったスマホ

写真は江ノ島で食べた生しらす丼。これを食べに行きたかっただけなのだが……

　気づけば、また1台スマホが増えていた。あれは、生しらすを食べに江ノ島に行った帰りのこと。小田急フリーパスを購入したため、「乗り放題だ～」と江ノ電であっちに行ったりこっちに来たりしていた。激混みの車内では、手持ちのスマホをいじるか会話をするかしか選択肢はない。その結果、ビックカメラへ買いに行く流れになってしまったのだ。

　新たに購入したのは「HUAWEI P20 lite」。よく売れた格安スマホP10 liteの後継機種だ。

　ファーウェイ製の端末は、honor 8を試したことがあり、カメラ周りに好印象を抱いている。メインカメラでは、質感をよく捉え、インカメラでは、逆に自撮りがはかどるような仕上がりになる。そしてP20 liteでは、インカメラが800万画素→1600万画素、F値2.4→2.0と性能アップ。より明るく、“キレイに”撮れるのではなかろうか。

HUAWEI P20 lite

　メインカメラは、honor 8とは設計が異なるが、それでもダブルレンズ。いい感じにボケる、ということでInstagramへの投稿もはかどりそうだ。

　などと、いろいろP20 liteの魅力を並べてみたが、これは後付けの言いわけであり、買うきっかけになったのはそういうスペックのおかげではない。安かったのだ。

　話を江ノ電車内に戻すと、スマホをいじっていた夫が「HUAWEI P20 liteがBIC SIM（ビックカメラオリジナルSIMカード）契約で1万2800円だって……」と言ってきた。「これは1台買って、バイクに備え付けておけばいいのではないか」「いい感じにナビとして使えるのではないか」などと会話しているうちに、欲求が高まってきてしまったのだ。

不可抗力によるもの

　その上、江ノ電の終着駅・藤沢には、ビックカメラ藤沢店がある。ついつい終点まで行ってしまい、ついつい小田急藤沢駅を越えてビックカメラ藤沢店に入ってしまい、ついつい手に取ってスタッフからの説明まで受けてしまった。

　スタッフによれば、BIC SIMの料金プランは、ミニマムスタートプラン（3GB）で1600円。しかも通話付き。しかも12カ月間300円OFFキャンペーン中。おまけにその12カ月間はデータ容量が3GB追加されるというのだ。

　ついついそのままレジに並んでしまったとしても、それは不可抗力としか言いようがないのではなかろうか。

　もともとの価格設定が低いP20 liteを、キャンペーン適用により、さらに安く手に入れた上、運用費も格安。さまざまなポテンシャルを秘めているようなので、カメラ以外の部分でも今後1年間じっくりと楽しんでいこうと思う。