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迷ったけど、買ってよかった! ドコモ版「HUAWEI P20 Pro」
【HUAWEI P20 Pro HW-01K】
2018年7月17日 06:00
HUAWEI P20 Pro HW-01Kを購入しました。HUAWEI P9の“ライカ画質”に魅せられて以降、その進化を追い続けたいと思ってしまいました。なので、トリプルレンズになって、イメージセンサーも大きくなったP20 Proに「買わない」という選択肢はないはず……でしたが、結構迷いました。なぜか? ドコモから発売されたからです。
これまで使っていたP9、P10 Plus、そしてMate 10 Proは、いずれもSIMフリーモデルだったので、格安SIMを挿して経済的に使えました。P10 PlusとMate 10 ProはデュアルSIMに対応していたので、海外渡航時にも重宝しました。ドコモ版は、データローミングが使えるというメリットはあるものの、シングルSIMなので、たとえSIMロックを解除したとしてもSIMは1枚しか挿せません。
それでも購入を決めたのは、端末代金が思っていたよりも安かったからです。一括払い価格は10万3680円ですが、2年間の月々サポート適用後の実質価格は5万7024円。おそらくSIMフリー版が発売されていたら、10万円は超えていたと思うので、かなりお買い得といえる価格設定です。しかも、筆者は、複数のドコモ回線を契約しているので、シンプルプラン+ベーシックシェアパックにすることで、毎月の利用料もさほど大きな負担とは感じませんでした。
ドコモ版のHUAWEI P20 Proを使い始めて3週間が経ちました。すでにグローバル版のP20 Proでカメラの性能は実感済み。ドコモ版でも、その性能や画質に違いはありません。強いて違いを挙げるとしたら、グローバル版ではシャッター音を消せるが、ドコモ版では消せないこと。そして、グローバル版では「夜間」モードだが、ドコモ版では「夜景」モードという名称になっていることくらいでしょう。
機能面で、個人的に不便を感じたのは、ドコモ版では「PrivateSpace」という機能が省かれていたこと。これは、指紋によってホーム画面を切り替えられるマルチユーザーのような機能で、Mate 10 Proにも搭載されています。人に見られたくないアプリやファイルを「PrivateSpace」に隠すという使い方ができます。
また、グローバル版では、ホーム画面はファーウェイのオリジナルで、ホーム画面にすべてのアプリが表示される「標準」と、Androidのベーシックなホーム画面と同じようにホーム画面とアプリ一覧画面が分割される「ドロワー」から選べます。さらに、スマホ初心者向けの「簡易モード」の用意されています。ですが、ドコモ版では、ドコモ独自の「docomo LIVE UX」がプリセットされていて、ファーウェイのホーム画面は「標準」しか選べないようになっています。筆者がそうなのですが、人に見られたくないアプリをインストールしている人は、ちょっと不便に感じるかもしれません。
細かいところでは、歩数計としても役立つ「ヘルスケア」、赤外線リモコン「スマートリモコン」といった機能が入っていないことも残念に思いました。ファーウェイ独自の「連絡先」も省かれていますが、「ドコモ電話帳」でも不便はありません。
一方、「ドコモ端末でよかった!」と思うこともあります。まずは、おサイフケータイに対応していること。筆者がこれまでに使っていたSIMフリーのファーウェイ端末は、NFCを搭載しているものの、「Google Pay」が使えませんでした。ちょうど、Google Payに登録した電子マネーで決済すると1日5回まで抽選ができるキャンペーンを実施中(11月23日まで)ということもあり、筆者も積極的に活用しています。これまでに2450円分のGoogle Playクレジットをゲットしました。
通信速度にも満足しています。ドコモ版のP20 Proの受信最大速度は988Mbpsです。筆者は、自宅も職場も東京都の世田谷区内なのですが、今のところ、すこぶる快適に使えています。Wi-Fiよりもモバイル回線のほうが速いのでは? と感じることもあるほどです。
まだ発展途上の感は否めませんが、ドコモが5月に開始した「my daiz」も便利に使っています。自分の行動範囲の情報が自然に入手でき、音声の認識も良好。今のところ、Googleアシスタントよりも活用しています。dポイントがたまったら、「ポイント投資」もやってみようかなぁ~と思っています。
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