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HUAWEI Mate 10 Proのカメラは夜景撮影もお上手!

【HUAWEI Mate 10 Pro】

 初めてCESに行ってきました。アメリカに渡るのは約20年ぶりで、スマホを手にしての渡米は初めて。スマホでUberやLyftを呼んで、簡単に目的地に行けるし、ショーの予約や決済もスマホだけでできるし、取材で困ったときには翻訳アプリが助けてくれるし……。あらためてスマホのありがたさを実感しました。あとは、世界共通のモバイル決済が普及してほしいですよね。

 CESが開催されたラスベガスには、ソフトバンク契約のiPhone Xと、SIMフリーのHUAWEI Mate 10 Proを持っていきました。無料で「アメリカ放題」が使えるiPhone Xをメイン端末として使い、Mate 10 Proには、事前にAmazon.co.jpで購入しておいた「ZIP SIM」というプリベイドSIMを挿して使いました。通話+データ通信1GB(14日間)で3480円。安くはないのですが、仕事仲間から「『アメリカ放題』は、つながりにくい場所もある」と聞いていたので、Mate 10 Proでも通話やメールができるようにしておきました。

HUAWEI Mate 10 Proは、ライカと共同開発したダブルレンズカメラを搭載

 現地では、アメリカ放題(スプリント回線)が絶好調で、ほぼどこに行っても不満のない速度で繋がり、ホテルのWi-Fiよりも速かったくらいでした。だからといって、Mate 10 Proが要らなかった、ということはありません。カメラに関してはMate 10 Proが主役です。いろいろな写真を撮りまくりました。

ラスベガス・ストリップ地区の目抜き通りで撮影。フルオートで光が際立つように撮れた

 僕は、昨年の12月15日にMate 10 Proを購入しました。ちょうど、CESに取材に行くことを決めて、取材の登録などを済ませた頃でした。ラスベガスといえば華やかなナイトライフ、輝くイルミネーション、煌びやかな噴水ショー、ですよね。キレイに撮りたいじゃないですか。それまで使っていたHUAWEI P10 Plusもライカレンズを搭載していて、カメラのスペックはMate 10 Proと大差はないのですが、夜景や低照度での撮影はちょっと苦手だったんです。P10 ProのダブルレンズのF値はF1.8で、それでも十分明るいのですが、Mate 10 Proは、さらに明るいF1.6へと進化していました。レビュー用に借りた端末で試し撮りしてみると、暗い場所でも、かなり明るく撮れるんですよ。それも全体的に明るくなるわけではなく、暗い部分はしっかり締まって、光が際立つように撮れるんです。あ~、ラスベガスにMate 10 Proを持っていくと楽しいだろうなぁ~。と思ったときには、「購入」ボタンを押していました(笑)。

 いや~、やっぱり買ってよかったですよ。カメラの満足度は、これまでに買ったスマホではNo.1だし、P10 Plusよりも大画面で、なおかつ電池持ちもいいですしね。では、実際にラスベガスで撮った夜景写真をご覧ください。

光を反射する水面まで鮮明な画質で撮れた
観光名所となっているベラージオホテルの噴水ショー。CESの期間中は、インテルが飛ばすドローンとのコラボショーも開催された

 すべて手持ちで撮影した写真ですが、ほとんど手ぶれは目立ちませんよね? 光学手ぶれ補正がしっかり働いてくれていたのだと思います。夜景を撮るときは、ちゃんと月のマーク(夜景)が表示されたので、AIによるシーン判別もバッチリだったのではないかと。でも、実際にスマホを使っているときはAIを意識しないもんですね。それがAIなんでしょうね。