メモだけじゃないSペンの便利機能

　Galaxy Note8の最大の特長であるSペン。いつでもどこでもメモを残せるだけでなく、Webサイトを見ていて、必要なところだけを切り取って、整理したい、と思った時にも非常に便利だ。もちろん、取材ツールとしても重宝している。

　ただ、「Sペン＝メモ」としておくにはもったいない。数あるSペンの機能の中でも、筆者が多用しているのが「翻訳」機能だ。外国語を表示している場面で、Sペンを取り出し、訳したい箇所にペン先をかざすと、その日本語訳を表示してくれる。

　他の機種では、範囲選択をして、クリップボードにコピーして、Google翻訳などのアプリにペーストして……というステップを踏まなければならないが、Galaxy Note8の場合はSペンを取り出し、翻訳ツールを選んで、訳したいところにペン先をかざすだけ。モードを変更すれば、単語単位だけでなく、文章単位で翻訳してくれるので、さらに理解が進む。

　Webサイトだけでなく、PDFでも画像でも、画面内に表示されている文字であれば何でも翻訳してくれるので、例えば、PDFで配布されている英語のマニュアルなんかを参照するような場面でも役に立つ。

　筆者宅では、息子からクリスマスプレゼントの希望を聞き、サンタに伝える過程の中で、日本語版が販売されていない上位モデルの方が安く入手できることが判明したため、サンタの懐事情を心配し、英語版の上位モデルを希望する旨を伝えたところである。開封後にはきっとGalaxy Note8の翻訳機能が手助けしてくれるはずだ。

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