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ゲーム画面をライブ配信できる「Game Genie」が面白い

【ZenPad 3 8.0】

Game Genie

 前回紹介したZenPad 3 8.0アップデートの中でも紹介したASUSの独自機能「Game Genie」。ゲームアプリをプレイする時のみ利用でき、処理の重いゲームアプリをプレイするために他のアプリを終了してメモリを開放する「スピード&ブースター」、ゲーム画面を録画したりリアルタイムにライブ配信できる「ライブ&レコード」という2つの機能が用意されています。

 ライブ&レコードで対応しているライブ配信サービスはYouTubeとTwitchの2つで、それぞれアカウントを事前に登録しておくことでゲーム画面のライブ配信が可能です。なお、YouTubeは1つのアカウントに複数のチャンネルを持っている場合、配信できるのはGoogleアカウントのチャンネルのみのようで、他のブランドアカウントでは配信できないようです。

録画またはライブ配信を選択
ライブ配信はYouTubeとTwitchに対応

 今回は任天堂のゲームアプリ「ファイアーエムブレム ヒーローズ」でYouTubeのライブ配信を試してみましたが、本来は配信時に必要なイベント名や配信時間の設定などはすべてスキップし、YouTubeを選ぶだけですぐにライブ配信がスタート。ただし実際の配信には多少タイムラグがあるようで、ゲームのメイン画面から配信を開始したはずが、実際の配信はバトルが開始してからになっていました。

 また、配信は基本的に限定公開扱いになるようで、プレイしている画面をリアルタイムに配信したい場合は限定公開のURLを共有機能で伝えるか、YouTubeにログインして配信中の設定を切り替える必要があります。とはいえGame Genie中に他のアプリを起動しようとするとGame Genieが自動的に終了してしまうため、設定切り替えには別途PCやスマートフォンが必要。Twitch配信の場合は常に公開設定で配信されるため、リアルタイムに配信したい場合はTwitchを使うのがよさそうです。

配信中の画面

 配信中はゲーム画面のほかにGame Genieでライブ配信中であることを示すアイコンが表示されるほか、インカメラを使って自分の顔を配信したり、指定した画像を表示することも可能。自分の顔をゲームと一緒に表示してゲーム実況的なライブ配信を楽しむこともできます。

 スマートフォンゲームの動画を保存したりライブ配信するにはいろいろと機材や知識が必要になるのですが、Game Genieならそうした知識や機材を一切使わず手軽に録画や配信が楽しめる。自分のプレイを後から振り返ったり友達に自慢したりと、ゲーム好きにとってはとても面白い機能です。