山根康宏の「言っチャイナよ」
ファーウェイ「nova」も5G対応、1000元切りの格安機やゲーミングモデルも各社発表
2024年1月31日 00:01
2023年12月に発表・発売された5Gスマートフォンは18機種。内訳はシャオミ 2機種、vivo 5機種、HONOR 2機種、realme 3機種、ファーウェイ 3機種、ZTE 1機種、その他2機種。
ファーウェイが3本柱のうちの1つ、セルフィー向けのnovaシリーズをモデルチェンジ。中国製のKirin新型チップ搭載と推測されており5Gに対応する。vivoも対抗してセルフィー強化モデルを3機種を投入。ゲーミングモデルはvivo、realme、HONORが特徴的な製品をそれぞれ発表した。ZTEはポートレート撮影強化のカメラフォン「nubia Z60 Ultra」を投入。シャオミとCoolpadは999元の格安機を発売した。
ハッセルブラッドカメラ搭載の「OnePlus 12」
OnePlusのフラッグシップモデルが1年ぶりにフルモデルチェンジとなった。「OnePlus 12」は望遠カメラを6400万画素・3倍に大幅強化し、メイン広角カメラも2層積層トランジスタのソニーLYT-808センサー搭載、フロントカメラも3200万画素としカメラフォンとしての完成度を高めている。ハッセルブラッドとの協業も健在だ。ディスプレイ輝度は4500nitと明るい。バッテリーは5400mAhと容量をアップし急速充電は有線100Wに加え無線50Wも追加された。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年12月5日 |
価格 | 4299元(約8万9000円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
ディスプレイ | 6.82インチ3168 x 1440ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+4800万超広角+6400万3倍望遠 |
インカメラ画素数 | 3200万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、16GB+512GB、16GB+1TB、24GB+1TB |
バッテリー | 5400mAh、100W充電(有線)、50W充電(無線) |
5G NR対応バンド | n1 / n3 / n5 / n7 / n8 / n20 / n28A / n38 / n40 / n41 / n66 / n77 / n78 |
サイズ | 164.3 x 75.8 x 9.15mm。220g |
高性能ディスプレイ搭載のゲーミング対応モデル、realme「GT5 Pro」
realmeのハイスペックかつゲーミング対応モデルGTシリーズ最新策が「GT5 Pro」である。ディスプレイは144Hz駆動、4500nitの高輝度タイプを搭載。カメラは望遠も5000万画素と性能をアップ。広角カメラはソニーLYT-808センサー。バッテリー容量5400mAhや充電速度100Wも含め、同時期に発表されたグループ会社の「OnePlus 12」と基本性能は似ている部分が多い。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年12月7日 |
価格 | 3399元(約7万円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
ディスプレイ | 6.78インチ2780 x 1264ピクセル、144Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+800万超広角+5000万2.7倍望遠 |
インカメラ画素数 | 3200万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、16GB+256GB、16GB+512GB、16GB+1TB |
バッテリー | 5400mAh、100W充電(有線)、50W充電(無線) |
5G NR対応バンド | SA : n1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n41 / n77 / n78、NSA : n41 / n77 / n78 |
サイズ | 161.72 x 75.06 x 9.23mm。218g(革版)、225g(ガラス版) |
高仕上げなボディーが自慢の1000元5G機、realme「V50」
グラデーションをかけた美しいデザインのボディーが魅力のrealme「V50」は1199元と価格を抑えたベーシックモデル。カメラやバッテリー性能もエントリークラスだが、背面デザインは円形のカメラ台座を配置するなどトレンドに合わせた外観となっている。なおV50は中国国内キャリア、中国移動販売専用モデル。同じスペックのV50sは他キャリア及びオープンマーケット販売で価格が200元高い。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年12月11日 |
価格 | 1199元(約2万5000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 6100+ |
ディスプレイ | 6.72インチ2400 x 1080ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 1300万広角+200万深度測定 |
インカメラ画素数 | 800万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 6GB+128GB、8GB+256GB |
バッテリー | 5000mAh |
5G NR対応バンド | 非公開 |
サイズ | 高不明 x 幅不明 x 7.89mm。190g |
1300万画素カメラのベーシックモデル、realme「V50s」
同時期発表のrealme「V50」のオープンマーケット及び中国移動以外のキャリア向けモデルが「V50s」。スペックは同等で販路のみが異なる。価格はV50より200元高く、最低価格は1399元から。なおグローバル向けにもこのV50sが展開される予定。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年12月11日 |
価格 | 1399元(約2万9000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 6100+ |
ディスプレイ | 6.72インチ2400 x 1080ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 1300万広角+200万深度測定 |
インカメラ画素数 | 800万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 6GB+128GB、8GB+256GB |
バッテリー | 5000mAh |
5G NR対応バンド | 非公開 |
サイズ | 高不明 x 幅不明 x 7.89mm。190g |
コスパに優れた格安モデル、シャオミ「Redmi 12R」
1000元を切る格安モデルがシャオミの「Redmi 12R」。カメラ性能を抑えつつもディスプレイは解像度を下げることなくSNSの表示やライトゲームにも向いた性能だ。5Gの対応周波数は必要最小限に留めている。姉妹機として「Redmi 13R 5G」も同時に発表された。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年12月12日 |
価格 | 999元(約2万1000円) |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 4 Gen 2 |
ディスプレイ | 6.79インチ2460 x 1080ピクセル、90Hz |
リアカメラ画素数 | 1300万広角+サブカメラ |
インカメラ画素数 | 500万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 4GB+128GB |
バッテリー | 5000mAh |
5G NR対応バンド | SA : n1 / n5 / n8 / n28A /n41 / n78、NSA : n41 / n78 |
サイズ | 168.60 x 76.28 x 8.17mm。199g |
999元で目にやさしい格安モデルのシャオミ「Redmi 13R 5G」
同時発表のシャオミ「Redmi 12R」姉妹機となるのが「Redmi 13R 5G」。チップセットはメディアテック製ながらディスプレイはブルーライトカット仕様で長時間のゲームも目が疲れにくいという。その一方で解像度は下げられているが、価格は同一の999元に抑えた。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年12月12日 |
価格 | 999元(約2万1000円) |
チップセット | MediaTek Dimensity 6100+ |
ディスプレイ | 6.74インチ1600 x 720ピクセル、90Hz |
リアカメラ画素数 | 1300万広角+サブカメラ |
インカメラ画素数 | 500万(水滴型ノッチ) |
RAM/ROM構成 | 4GB+128GB |
バッテリー | 5000mAh |
5G NR対応バンド | SA : n1 / n5 / n8 / n28A /n41 / n78、NSA : n41 / n78 |
サイズ | 168.05 x 77.91 x 8.19mm。195g |
ダイヤモンド加工ボディーが美しいセルフィー機、vivo「S18」
セルフィー強化のvivo Sシリーズ最新モデル「S18」はデザインや耐久性をアップ。ボディーカラーはオーソドックスな黒に加え、「Flowers Like Brocade」と呼ぶ0.35mmの微細なダイヤモンドエッジ加工と多数の花脈仕上げが美しいグリーン、コットンフラワーの3色展開。強力なフレームと強靭ガラス、内部緩衝材を組み合わせた「10面落下防止ロッククッション構造」により、落下破損にも強いボディーとなった。背面のLEDライトはカメラ下部にスクエア形状で配置、夜間でも美しく顔を照らし上げる。5000万画素のフロントカメラでセルフィー撮影も得意とする。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年12月14日 |
価格 | 2299元(約4万7000円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 7 Gen 3 |
ディスプレイ | 6.78インチ2800 x 1260ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+800万超広角 |
インカメラ画素数 | 5000万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 8GB+256GB、12GB+256GB、12GB+512GB、16GB+512GB |
バッテリー | 5000mAh、80W充電(有線) |
5G NR対応バンド | n1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n38 / n40 / n41 / n77 / n78 |
サイズ | 164.36 x 75.1 x 7.45mm。185.8g |
リアもフロントも高画質、ポートレート撮影強化のvivo「S18 Pro」
vivo「S18」の上位モデルとなる「S18 Pro」はチップセット性能を引き上げると共に、広角5000万画素カメラでワイドアングルの撮影も得意とし、2倍の望遠カメラを搭載したことで印象的なポートレート撮影も撮影できる。人物撮影により特化したモデルで、SNS映えを重視する世代向けの製品だ。80Wの急速充電も備えスマートフォンとしての使い勝手も高い。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年12月14日 |
価格 | 3199元(約6万9000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 9200+ |
ディスプレイ | 6.78インチ2800 x 1260ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+5000万超広角+1200万2倍望遠 |
インカメラ画素数 | 5000万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、12GB+512GB、16GB+512GB |
バッテリー | 5000mAh、80W充電(有線) |
5G NR対応バンド | n1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n38 / n40 / n41 / n77 / n78 |
サイズ | 164.36 x 75.1 x 7.45mm。187.8g |
価格を抑えたセルフィーモデル、vivo「S18e」
vivo S18シリーズのベーシック機「S18e」はデュアル背面LEDライトでフォトジェニックな人物撮影が可能。従来比4.5倍の明るさながらやわらかな光でスタジオレベルの撮影を可能にする。価格を抑えながらも充電速度は80Wと高速だ。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年12月14日 |
価格 | 1899元(約3万9000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 9200 |
ディスプレイ | 6.67インチ2400 x 1080ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+200万深度測定 |
インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 8GB+256GB、12GB+256GB、12GB+512GB |
バッテリー | 4800mAh、80W充電(有線) |
5G NR対応バンド | n1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n38 / n40 / n41 / n77 / n78 |
サイズ | 162.35 x 74.85 x 7.69mm。193g |
ゴッホの名画をインスパイアしたポートレート撮影モデル、nubia「Z60 Ultra」
2023年3月発表のnubiaのカメラフォン「Z50 Ultra」の後継モデルが本「Z60 Ultra」だ。メインカメラを35mmとしてポートレート撮影を特に強化。前モデルよりセンサーサイズを大型化しより鮮明かつボケ味を引き出した人物撮影が可能になる。本体デザインは背面はエッジ部分に段差をつけた滑りにくくした。また前モデル同様、ゴッホの名画「星月夜(The starry night)」デザインモデルも販売される。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2003年12月19日 |
価格 | 4299元(約8万8000円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
ディスプレイ | 6.8インチ2480 x 1116ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角(35mm)+5000万超広角+6400万3.3倍望遠 |
インカメラ画素数 | 1600万(アンダーディスプレイ) |
RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、16GB+512GB、16GB+1TB、24GB+1TB |
バッテリー | 6000mAh、80W充電(有線) |
5G NR対応バンド | n1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n38 / n40 / n41 / n77 / n78 |
サイズ | 162.35 x 74.85 x 7.69mm。193g |
カジュアル感覚で使えるゲーミングスマホ、HONOR「90 GT」
HONORの数字型番モデルはカメラを強化した製品が多いが、この「90 GT」は価格を抑えながらゲーミングにも対応させたモデル。メモリ構成は最大24GB+1TBと、他社のハイエンドモデルに相当する構成も提供。本体内部の3D冷却機構は熱伝導率を40%も高めている。カメラは望遠はないものの超広角1200万画素、フロント1600万画素とサブ系カメラも画質を下げていない。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年12月21日 |
価格 | 2699元(約5万6000円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 |
ディスプレイ | 6.7インチ2664 x 1200ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+1200万超広角 |
インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、16GB+256GB、16GB+512GB、24GB+1TB |
バッテリー | 5000mAh、100W充電(有線) |
5G NR対応バンド | 非公開 |
サイズ | 161.0 x 74.2 x 7.9mm。185g |
エントリー5G機を続々投入するCoolpadの「Daguan Y60」
999元の価格が特徴のCoolpad「Daguan Y60」は1000元を切った格安5Gモデル。Coolpadは2023年に5Gモデルを複数投入しているがエントリークラスの製品が多く、価格勝負で4Gユーザーの乗り換え客の受け皿を狙っている。Dauguan Y60はカメラ性能も必要最低限に抑えた。中国の5GはすでにSA方式が主流のこともあり、NSAの対応バンドは2つだけと割り切った設計になっている。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年12月23日 |
価格 | 999元(約2万1000円)から |
チップセット | UNISOC T760 |
ディスプレイ | 6.745インチ1600 x 720ピクセル |
リアカメラ画素数 | 1300万広角+8万サブカメラ |
インカメラ画素数 | 500万(水滴型ノッチ) |
RAM/ROM構成 | 4GB+128GB、6GB+128GB、16GB+512GB、24GB+1TB |
バッテリー | 5000mAh |
5G NR対応バンド | SA : n1 / n5 / n8 / n28(703-748MHz / 758-803MHz) / n41 / n78、NSA : n41(2496-2690MHz) / n78(3300-3800MHz) |
サイズ | 167.2 x 77.0 x 8.5mm。193g |
ファーウェイの新5Gチップ搭載セルフィーモデル「nova 12」
ファーウェイの女性向け・セルフィーカメラ強化のnovaシリーズがモデルチェンジ。3製品いずれも新しいKirinチップを搭載していると業界では推測している(ファーウェイは非公開)。「nova 12」はシリーズ下位モデルながら6000万画素フロントカメラを搭載している。なお4600mAhバッテリー、100W充電は3モデル共通だ。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年12月26日 |
価格 | 2999元(約6万2000円)から |
チップセット | HiSilicon Kirin 830(非公式情報) |
ディスプレイ | 6.7インチ2412 x 1084ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+800万超広角 |
インカメラ画素数 | 6000万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 8GB+256GB、8GB+512GB |
バッテリー | 4600mAh、100W充電(有線) |
5G NR対応バンド | 5G対応非公開 |
サイズ | 161.54 x 75.36 x 6.98mm。191g |
デュアルセルフィーカメラ搭載のファーウェイ「nova 12 Pro」
フロントカメラを2つ搭載するファーウェイ「nova 12 Pro」はnova 12シリーズ中核モデル。チップセットはKirin 8000と推測されている。6000万画素+800万画素望遠のデュアルフロントカメラでセルフィーアップからボケのあるポートレートまで美しい顔写真を撮影可能だ。ディスプレイはファーウェイ開発の強化ガラス、Kunlin Glass最新版でカバーされる。衛星通信にも対応し中国国内でテキストの送受信も可能。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年12月26日 |
価格 | 3999元(約8万2000円)から |
チップセット | HiSilicon Kirin 8000(非公式情報) |
ディスプレイ | 6.76インチ2776 x 1224ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+800万超広角 |
インカメラ画素数 | 6000万+800万2倍望遠(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、12GB+512GB |
バッテリー | 4600mAh、100W充電(有線) |
5G NR対応バンド | 5G対応非公開 |
サイズ | 163.14 x 74.96 x 7.68mm。201g |
高級ファッションデザインのファーウェイ「nova 12 Ultra」
ファーウェイセルフィーモデル最上位機種が「nova 12 Ultra」。nova 12 Proの基本性能はそのままにチップセットを高性能なKirin 9000シリーズに乗せ換え(ファーウェイは非公開)、本体背面はnovaの文字をヴィーガンレザーに深くプレスしたエンボス加工として本体そのものをファッション性を高めたデザインとした。重量はnova 12 Proより3g軽くなっている。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年12月26日 |
価格 | 4699元(約9万7000円)から |
チップセット | HiSilicon Kirin 9000SL(非公式情報) |
ディスプレイ | 6.76インチ2776 x 1224ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+800万超広角 |
インカメラ画素数 | 6000万+800万2倍望遠(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+512GB、12GB+1TB |
バッテリー | 4600mAh、100W充電(有線) |
5G NR対応バンド | 5G対応非公開 |
サイズ | 163.14 x 74.96 x 7.68mm。198g |
手軽に買える高性能ディスプレイ搭載のゲーミングスマホ、vivo「iQOO Neo9」
vivoのゲーミングモデルの普及モデルが「iQOO Neo9」だ。チップセットこそ1世代前のものだがディスプレイをコントロールする独自開発のQ1チップを搭載することでゲーミング性能に優れた表示を実現。ディスプレイのリフレッシュレートも144Hzと高速、充電速度も120Wと速い。さらにiQOOシリーズ最大となる6043mm2の冷却版を内蔵しチップセットの発熱を急速に冷却できる。赤と白のツートンカラーが映えるモデルもラインナップした。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年12月27日 |
価格 | 2299元(約4万7000円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 |
ディスプレイ | 6.78インチ2800 x 1260ピクセル、144Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+800万超広角 |
インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、12GB+512GB、16GB+512GB、16GB+1TB |
バッテリー | 5160mAh、120W充電(有線) |
5G NR対応バンド | n1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n38 / n40 / n41(160MHz) / n77 / n78 |
サイズ | 163.53 x 75.68 x 7.99mm(黒、青)、8.34mm(紅白)。196g(黒、青)、190g(紅白) |
カメラもスゴイゲーミングモデル、vivo「iQOO Neo9 Pro」
vivo「iQOO Neo9」のカメラを5000万画素デュアルとして写真や動画撮影にも強いモデルとしたのが上位モデルとなる「iQOO Neo9 Pro」である。チップセットはメディアテックの最上位、Dimensity 9300を搭載しCPU、GPU、NPUパワーはゲーミング用途だけではなく写真や動画撮影・加工にも威力を発揮する。ディスプレイやバッテリー性能は両者同等で、マルチメディア用途を意識するならiQOO Neo9 Proを選びたい。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年12月27日 |
価格 | 2999元(約6万2000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 9300 |
ディスプレイ | 6.78インチ2800 x 1260ピクセル、144Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+5000万超広角 |
インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、12GB+512GB、16GB+512GB、16GB+1TB |
バッテリー | 5160mAh、120W充電(有線) |
5G NR対応バンド | n1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n38 / n40 / n41 / n77 / n78 |
サイズ | 163.53 x 75.68 x 7.99mm(黒、青)、8.34mm(紅白)。196g(黒、青)、190g(紅白) |
高容量電池に1億画素カメラ搭載、HONOR「X50 Pro」
5800mAhの大型バッテリーを搭載するHONOR「X50 Pro」は背面デザインもすっきりとさせた、万人向けの実用モデル。カメラは実質1億800万画素1つで広角から疑似望遠までカバー。2代前のハイエンドチップセットなら今でも高性能ゲームも動作し、5100mm2の放熱板で本体の冷却効率も高い。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年12月29日 |
価格 | 2799元(約5万8000円) |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 |
ディスプレイ | 6.78インチ2652 x 1220ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 1億800万広角+200万深度測定 |
インカメラ画素数 | 800万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+256GB |
バッテリー | 5800mAh、35W充電(有線) |
5G NR対応バンド | 非公開 |
サイズ | 163.6 x 75.5 x 7.98mm。192g |