山根康宏の「言っチャイナよ」
カールツァイスとタッグ、1インチセンサーカメラのスマホ「vivo X100 Pro」が登場
2023年12月28日 00:00
2023年11月に発表・発売された5Gスマートフォンは28機種とかなりの数が登場している。内訳はシャオミ 4機種、OPPO 3機種、vivo 10機種、HONOR 3機種、ZTE 2機種、その他6機種。
vivoはカメラ強化のX100シリーズを投入、またゲーミングモデルやミドルレンジ機、エントリー製品もラインナップを強化し多数の製品を発表した。シャオミとZTE/Nubiaはゲーミングモデルを一新、OPPOはポートレート撮影強化の「フォトジェニックカメラ」フォンを発表している。
シングルカメラで1000元切りの格安モデル、vivo「Y55t」
899元という格安5Gモデルとして登場したvivo「Y55t」はメインカメラを5000万画素1つのみとした割り切り設計のモデル。約8mmと本体厚さを薄くし安さを感じさせないスタイリッシュなデザインに仕上げている。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月1日 |
価格 | 899元(約1万8000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 6020 |
ディスプレイ | 6.64インチ2388 x 1080ピクセル |
リアカメラ画素数 | 5000万広角 |
インカメラ画素数 | 800万(水滴型ノッチ) |
RAM/ROM構成 | 6GB+128GB、8GB+128GB、8GB+256GB |
バッテリー | 5000mAh |
5G NR対応バンド | n1 / n5 / n8 / n28A / n41 / n77 / n78 |
サイズ | 164.06 × 76.17 × 8.07mm。190g |
セキュリティーを高めた超高級スマートフォン、VERTU「METAVERTU II」
ラグジュアリースマートフォンを展開するVERTUの最新モデル「METAVERTU II」が登場。独立したセキュリティーチップの搭載や暗号化通信、デジタルウォレットサービスや10TBの分散ストレージなどのオンラインサービスも提供。316Lステンレス鋼にサファイアクリスタルガラスのディスプレイ、本革仕上げなど本体の高級感も歴代VERTUモデルの設計を引き継いでいる。メインカメラは35mmとポートレート向けの画角だ。最上位素材のヒマラヤホワイトアリゲーターモデルは32万8000元(653万4000円)と超高価だ。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月1日 |
価格 | 2万9800元(約59万4000円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 |
ディスプレイ | 6.78インチ2800 x 1260ピクセル |
リアカメラ画素数 | 5000万広角(35mm)+5000万超広角+800万望遠(80mm) |
インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+512GB |
バッテリー | 5100mAh、65W充電 |
5G NR対応バンド | SA : n1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n41 / n78、NSA : n41 / n78 |
サイズ | 163.6 x 75.9 x 10.6mm。重量は素材により異なる |
Wikoブランドのファーウェイ5G端末「Hi Enjoy 60s 5G」
ファーウェイが2023年3月に発売した4Gモデル「Enjoy 60」をベースに、Wikoブランドの5Gモデルとして投入されたのが「Hi Enjoy 60s 5G」である。カメラは4800万画素から1300万画素にスペックダウンさせ、チップセットもメディアテックのDimensity 700採用で価格を抑えた。カメラ周りには「AI DUAL CAMERA」の文字を縁取りのように配置しちょっとしたアクセントも加えている。OSはファーウェイが提供するHarmonyOS Connectを採用。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月6日 |
価格 | 1399元(約2万8000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 700 |
ディスプレイ | 6.75インチ1600 x 720ピクセル |
リアカメラ画素数 | 1300万広角+200万マクロ |
インカメラ画素数 | 800万(水滴型ノッチ) |
RAM/ROM構成 | 8GB+128GB、8GB+256GB |
バッテリー | 6000mAh |
5G NR対応バンド | 非公開 |
サイズ | 168.3 x 77.7 x 8.98mm。199g |
カメラ性能を高めたゲーミングモデル、vivo「iQOO 12」
vivoのゲーミングモデルiQOOシリーズ最新モデル「iQOO 12」は5000万画素クラスのカメラを3つ搭載したカメラ強化モデル。ディスプレイはフラットタイプで3000nitsと明るく、リフレッシュレートも144Hzと高い。大型方冷却版により発熱を速やかに放熱する。BMW M Motorsportと提携したLegendモデルも発売される。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月7日 |
価格 | 3999元(約8万円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
ディスプレイ | 6.78インチ2800 x 1260ピクセル、144Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+5000万超広角+6400万3倍望遠 |
インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、16GB+512GB、16GB+1TB |
バッテリー | 5000mAh、120W充電 |
5G NR対応バンド | n1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n38 / n40 / n41 / n77 / n78 |
サイズ | 163.22 x 75.88 x 8.10mm(黒、Legend)、8.35mm(赤)。203.7g(黒、egend)、198.5g(赤) |
ディスプレイや通信性能を高めたゲーミングスマホ、vivo「iQOO 12 Pro」
「iQOO 12」の上位モデルとなる「iQOO 12 Pro」はvivoゲーミングスマートフォン史上最高性能を持つ製品だ。ディスプレイはエッジタイプの2K解像度でiQOO 12同様300nit、144Hz駆動対応。カメラも同性能で月面撮影も可能なほど画質は高い。本製品にもBMW M Motorsportコラボモデルが用意されている。チップセットはiQOO 12と同じSnapdragon 8 Gen 3だが、5G NRの対応バンド数を大きく増やした。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月7日 |
価格 | 4999元(約9万円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
ディスプレイ | 6.78インチ3200 x 1440ピクセル、144Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+5000万超広角+6400万3倍望遠 |
インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 16GB+256GB、16GB+512GB、16GB+1TB |
バッテリー | 5100mAh、120W充電(有線)、50W充電(無線) |
5G NR対応バンド | n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n20 / n25 / n26 / n28 / n66 / n38 / n40 / n41 / n77 / n78 |
サイズ | 164.63 x 75.4 x 8.58mm(黒、Legend)、8.75mm(赤)。210g(黒、Legen、205g(赤) |
パステルカラーボディーの1億画素カメラフォン、HONOR「X50i」
1億画素カメラを搭載したカジュアルなデザインのモデルがHONORの「X50i」。カメラは円形台座を左右非対称にしたデザインで、パステル調の下地にテクスチャを加えた特徴的な外観をしている。本体重量は166gと軽量に仕上げ、女性ユーザーをターゲットにしている。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月10日 |
価格 | 1599元(約3万2000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 6080 |
ディスプレイ | 6.7インチ2412 x 1080ピクセル |
リアカメラ画素数 | 1億800万広角+200万深度測定 |
インカメラ画素数 | 800万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、12GB+512GB |
バッテリー | 4500mAh、35W充電 |
5G NR対応バンド | 非公開 |
サイズ | 161.05 x 74.55 x 6.78mm。166g |
中国電信から衛星通信通話対応のキャリアブランド機「Tianyi Platinum S9」発表
中国4キャリアのうちの1社、中国電信ブランドのスマートフォン「Tianyi」の最新モデル「Tianyi Platinum S9」は中国電信が中国国内でサービスをしている衛星通信に対応。スマートフォン単体で衛星通信による通話とSMSの送受信に対応した。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月10日 |
価格 | 4599元(約9万2000円) |
チップセット | UNISOC T820 |
ディスプレイ | 6.67インチ2400 x 1080ピクセル |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+1300万超広角+1000万望遠+200万深度測定 |
インカメラ画素数 | 1300万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+256GB |
バッテリー | 5000mAh、65W充電 |
5G NR対応バンド | 不明 |
サイズ | 不明 |
老舗ブランドの激安5Gスマホ、Coolpad「Daguan Y60 Lite」
国産のUNISOCチップを採用し1000元切りの低価格を実現したCoolpadの「Daguan Y60 Lite」は主にオンラインで販売される。カメラやメモリスペックは低いものの、5G利用を検討している既存の4G利用者にとって気になる存在になるだろう。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月10日 |
価格 | 999元(約2万円) |
チップセット | UNISOC T760 |
ディスプレイ | 6.517インチ1600 x 720ピクセル |
リアカメラ画素数 | 1300万広角+8万副カメラ |
インカメラ画素数 | 500万(水滴型ノッチ) |
RAM/ROM構成 | 4GB+128GB、6GB+128GB、8GB+128GB |
バッテリー | 5000mAh |
5G NR対応バンド | SA : n1 / n5 / n28a / n41 / n78、NSA : n41 / n78 |
サイズ | 163.5 x 75.4 x 8.3mm。193g |
OPPOのミドルレンジ中核モデル「A2」登場
OPPOの2024年向けミドルレンジモデル「A2」シリーズは先に「A2 Pro」や「A2x」が発売されていたが、中核モデルとなる「A2」がようやく登場した。A2 ProとA2xの中位に位置し、5000万画素カメラや33Wの急速充電対応などバランスの良い設計になっている。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月11日 |
価格 | 1699元(約3万4000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 6020 |
ディスプレイ | 6.72インチ2400 x 1080ピクセル |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+200万深度測定 |
インカメラ画素数 | 800万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、12GB+512GB |
バッテリー | 5000mAh、33W充電(有線) |
5G NR対応バンド | n1 / n5 / n8 / n28A / n41 / n77 / n78 |
サイズ | 165.6 x 76.0 x 7.99mm、8.04mm(紫)。193g |
カールツァイス提携の高性能カメラフォン、vivo「X100」
vivoのカメラ強化モデル最新製品「X100」は、カールツァイス協業の5000万画素カメラ2つに6400万画素望遠カメラを搭載。チップセットはAI性能に優れたメディアテックのDimensity 9300を初搭載し、画像処理には自社開発のV2チップも搭載する。動画性能にも優れており、1TBモデルには高速なLPDDR5Tストレージ搭載モデルもある。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月13日 |
価格 | 3999元(約8万円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 9300 |
ディスプレイ | 6.78インチ2800 x 1260ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+5000万超広角+6400万3倍望遠 |
インカメラ画素数 | 3200万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、16GB+256GB、16GB+512GB、16GB+1TB |
バッテリー | 5000mAh、120W充電(有線) |
5G NR対応バンド | n1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n38 / n40 / n41 / n77 / n78 |
サイズ | 164.05 x 75.19 x 8.49mm、8.74mm(橙)。206g、202g(橙) |
レンズと画像処理性能を高めた究極のカメラフォン、vivo「X100 Pro」
vivo「X100 Pro」は「X100」のカメラ性能をさらに引き上げたモデルだ。メインカメラは1インチセンサーを搭載、望遠カメラはスマートフォンとして初めてカールツァイスのAPO(アポクロマート設計)レンズを搭載し色分散を防ぐ。また画像処理エンジンは最新の自社製V3を搭載し、暗所での動画や望遠撮影時性能を大きく高めている。1TBモデルのストレージはLPDDR5Tを採用した。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月13日 |
価格 | 4999元(約9万円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 9300 |
ディスプレイ | 6.78インチ2800 x 1260ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+5000万超広角+5000万4.3倍望遠 |
インカメラ画素数 | 3200万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、16GB+256GB、16GB+512GB、16GB+1TB |
バッテリー | 5400mAh、100W充電(有線)、50W充電(無線) |
5G NR対応バンド | n1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n38 / n40 / n41 / n77 / n78 |
サイズ | 164.05 x 75.28 x 8.91mm、9.05mm(橙)。225g、221g(橙) |
6000mAhバッテリーの長時間利用対応モデル、vivo「Y100i 長続航版」
2023年10月発売の「Y100」に大型バッテリーを搭載したモデルがvivo「Y100i 長続航版」。メモリ構成は12GB+512GBのみとし、スペック構成を調整することで2099元の価格に抑えている。なお追ってバッテリーを5000mAhとした「Y100i」も発売となった。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月15日 |
価格 | 2099元(約4万2000円) |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 6 Gen 1 |
ディスプレイ | 6.64インチ2388 x 1080ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+200万深度測定 |
インカメラ画素数 | 800万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+512GB |
バッテリー | 6000mAh、44W充電(有線) |
5G NR対応バンド | n1 / n5 / n8 / n28A / n38 / n40 / n41 / n77 / n78 |
サイズ | 164.63 x 75.8 x 9.1mm。199.6g |
vivoのエントリー新モデル「Y36」シリーズが3機種登場
vivoの2024年向けのエントリーモデル「Y36」が発表、バリエーション違いで3モデルが登場する。Y36はメモリ構成を5タイプ用意し消費者への選択肢を広げたモデル。カメラは1300万画素1つとシンプルな構成にした。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月17日 |
価格 | 1399元(約2万8000円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 6020 |
ディスプレイ | 6.56インチ1612 x 720ピクセル |
リアカメラ画素数 | 1300万広角 |
インカメラ画素数 | 500万(水滴型ノッチ) |
RAM/ROM構成 | 6GB+128GB、8GB+128GB、8GB+256GB、12GB+256GB、12GB+512GB |
バッテリー | 5000mAh |
5G NR対応バンド | n1 / n5 / n8 / n28A / n41 / n77(3300-3800MHz) / n78 |
サイズ | 163.74 x 75.43 x 8.09mm。186g |
メモリ容量を引き下げた低価格モデル、vivo「Y36i」
vivoの低価格モデル「Y36」シリーズのメモリ容量を4GBと引き下げ、価格も1199元に抑えた格安モデルが「Y36i」となる。本体スペックやカラバリは変わらず、外観上の違いも一切ない。Y36のサブモデルであることを強くアピールするために製品名に「i」を付与したようだ。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月17日 |
価格 | 1199元(約2万4000円) |
チップセット | MediaTek Dimensity 6020 |
ディスプレイ | 6.56インチ1612 x 720ピクセル |
リアカメラ画素数 | 1300万広角 |
インカメラ画素数 | 500万(水滴型ノッチ) |
RAM/ROM構成 | 4GB+128GB |
バッテリー | 5000mAh |
5G NR対応バンド | n1 / n5 / n8 / n28A / n41 / n77(3300-3800MHz) / n78 |
サイズ | 163.74 x 75.43 x 8.09mm。186g |
カラバリと販路を変えた低価格スマホ、vivo「Y36m」
vivo「Y36」の別販路向けとなるモデルが「Y36m」。本体カラバリもY36は紫、金、黒に対し、Y36mは緑、黒と変えている。本体サイズはスペックは両者同一だが、Y36mは価格が100元高い。メモリ構成もY36同様、5つのバリエーションを提供する。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月17日 |
価格 | 1499元(約3万円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 6020 |
ディスプレイ | 6.56インチ1612 x 720ピクセル |
リアカメラ画素数 | 1300万広角 |
インカメラ画素数 | 500万(水滴型ノッチ) |
RAM/ROM構成 | 6GB+128GB、8GB+128GB、8GB+256GB、12GB+256GB、12GB+512GB |
バッテリー | 5000mAh |
5G NR対応バンド | n1 / n5 / n8 / n28A / n41 / n77(3300-3800MHz) / n78 |
サイズ | 163.74 x 75.43 x 8.09mm。186g |
セルフィースマホを5Gに対応させた「Hi nova 10 SE」
China Post Communication Equipmenが展開するファーウェイ製品の5G化モデルが「Hi nova 10 SE」。ベースはファーウェイ「nova 10 SE」で、セルフィー向けの製品。2022年10月発表とやや古い製品を5G化した。メインカメラは1億画素で、自撮り以外も高画質な写真撮影が可能だ。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月17日 |
価格 | 2199元(約4万4000円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 695 5G |
ディスプレイ | 6.67インチ2400 x1080ピクセル |
リアカメラ画素数 | 1億800万広角+800万超広角+200万マクロ |
インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | RAM不明+256GB |
バッテリー | 4500mAh、66W充電 |
5G NR対応バンド | 非公開 |
サイズ | 162.39 x 75.47 x 7.39mm。168g |
デザイン変更の高コスパモデル、シャオミ「Redmi Note 13 5G」
2023年9月に発売したシャオミの低価格5Gモデル「Redmi Note 13 5G」のバリエーションモデルで、ディスプレイ素材、背面デザイン、カラバリを変えている。特に背面はカメラ周りの形状を大きく変えたことで別モデルのように変身している。メモリ構成は高容量1モデルのみとなっている。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月20日 |
価格 | 1999元(約4万円) |
チップセット | MediaTek Dimensity 6080 |
ディスプレイ | 6.67インチ2400 x 1080ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 1億+200万(深度測定) |
インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+256GB |
バッテリー | 5000mAh、33W充電 |
5G NR対応バンド | SA:n1 / n5 / n8 / n41 / n28A / n78、NSA:n41 / n78 |
サイズ | 161.11× 74.95 × 7.7mm。175g |
フォトジェニックカメラ搭載のポートレート強化モデル、OPPO「Reno11」
カメラ性能の中でもポートレート撮影を強化したのがOPPOの「Reno11」。2倍の望遠カメラは50mm相当で、スーパーライト&シャドウ画像エンジンにより美しく映えるポートレート撮影が可能。また1度の撮影で3つの焦点のポートレートが同時に撮れる3ショットポートレートモードも搭載する。業界初というホログラフィックオーディオ機能で立体感溢れる音楽再生も可能だ。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月23日 |
価格 | 2499元(約5万円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 8200 |
ディスプレイ | 6.7インチ2412 x 1080ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+800万超広角+3200万2倍望遠 |
インカメラ画素数 | 3200万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 8GB+256GB、12GB+256GB、12GB+512GB |
バッテリー | 4800mAh、67W充電 |
5G NR対応バンド | n1 / n5 / n8 / n28A / n41 / n77 / n78 |
サイズ | 162.4 x 74.1 x 7.59mm、7.66mm(ムーンライト)。184g |
1眼レフクラスのポートレート撮影に対応するOPPO「Reno11 Pro」
ポートレート撮影を強化したOPPOの「Reno11」の上位モデルが「Reno11 Pro」となる。高解像度なディスプレイにより撮影後の写真も美しく表示し、より高速なCPUにより画像処理もスムーズに行える。80Wの急速充電は27分でバッテリーを満充電できる。Reno11、Reno11 Proどちらもダイヤモンドカットされた高級感ある背面仕上げも特徴になっている。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月23日 |
価格 | 3499元(約7万円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 |
ディスプレイ | 6.74インチ2772 x 1240ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+800万超広角+3200万2倍望遠 |
インカメラ画素数 | 3200万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 8GB+256GB、12GB+256GB、12GB+512GB |
バッテリー | 4700mAh、80W充電(有線) |
5G NR対応バンド | n1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n41 / n77 / n78 |
サイズ | 163.0 x 74.2 x 8.19mm(黒)、8.26mm。190g |
Snapdragon 8 Gen 3搭載で5万円の「HONOR 100」
Snapdragon 8 Gen 3を搭載し性能を究極に高めつつも価格を抑えたHONORの戦略モデルが「HONOR 100」だ。GPUターボ機能も搭載し、ゲーミング用途も意識した設計になっている。カメラは望遠を省くことでハイエンドモデルながらも2499元とした。美しい仕上げの背面は高級感も味わうことができる。カメラ台座は円形を分割した特徴的なデザインだ。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月23日 |
価格 | 2499元(約5万円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
ディスプレイ | 6.7インチ2664 x 1200ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+1200万超広角 |
インカメラ画素数 | 5000万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、16GB+256GB、16GB+512GB |
バッテリー | 5000mAh、100W充電 |
5G NR対応バンド | 非公開 |
サイズ | 161.9 x 74.1 x 7.8mm。183g |
カメラ性能を高めたハイエンド、HONOR 100 Pro
HONORが同時に発表した「HONOR 100」の上位モデルが「HONOR 100 Pro」。チップセットこそ前世代を搭載するが、カメラは3眼としフロントカメラもデュアル構成とすることで美しいポートレート撮影にも対応。HONOR 100同様のGPUターボ機能も備える。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月23日 |
価格 | 3399元(約6万8000円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 |
ディスプレイ | 6.78インチ2700 x 1224ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+1200万超広角+3200万2.5倍望遠 |
インカメラ画素数 | 5000万+200万深度測定(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、16GB+256GB、16GB+512GB、16GB+1TB |
バッテリー | 5000mAh、100W充電(有線)、66W充電(無線) |
5G NR対応バンド | 非公開 |
サイズ | 163.7 x 74.7 x 8.5mm。195g |
完全フラットデザインでゲームもしやすいNubia「Redmagic 9 Pro」
クアルコムの新チップセット登場と共にZTE傘下のNubiaが投入するゲーミングスマートフォンの最新モデル「Redmagic 9 Pro」が発表された。Snapdragon 8 Gen 3搭載に加え、画面を邪魔するフロントカメラを見えなくしたアンダーディスプレイカメラを採用、背面のカメラもでっぱりを無くした完全フラットな形状を実現。空冷ファンを含むICE 13冷却システムや6500mAhの特大バッテリー搭載で長時間のゲームプレイも安心して行える。背面を透明にし内部が透けて見えるTransparentモデルは通常モデルより200元(約4000円)高い。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月23日 |
価格 | 4399元(約8万8000円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
ディスプレイ | 6.8インチ2480 x 1116ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+5000万超広角+200万マクロ |
インカメラ画素数 | 1600万(アンダーディスプレイ) |
RAM/ROM構成 | 8GB+256GB、12GB+256GB、12GB+512GB |
バッテリー | 6500mAh、80W充電 |
5G NR対応バンド | 非公開 |
サイズ | 163.98 x 76.35 x 8.9mm、229g |
165W充電対応のゲーミングスマホ、Nubia「Redmagic 9 Pro+」
同時発表されたNubiaの「Redmagic 9 Pro」の一部仕様変更モデル。バッテリー容量は5500mAhと100mAh減量されたが、165Wの超高速充電に対応し16分で満充電を可能にする。本体形状とスペックは変わらないがメモリ構成は大きく変わり、メモリは16GBまたは24GB、ストレージは最大1TBモデルが追加されている。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月23日 |
価格 | 5499元(約11万円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
ディスプレイ | 6.8インチ2480 x 1116ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+5000万超広角+200万マクロ |
インカメラ画素数 | 1600万(アンダーディスプレイ) |
RAM/ROM構成 | 16GB+256GB、16GB+512GB、24GB+1TB |
バッテリー | 5500mAh、165W充電 |
5G NR対応バンド | 非公開 |
サイズ | 163.98 x 76.35 x 8.9mm、229g |
シャオミの低価格ゲーミングモデル「Redmi K70」発表
シャオミのコスパモデルRedmiシリーズのゲーミングラインナップである「K」シリーズが1年ぶりにモデルチェンジし、K70シリーズ3機種が発表された。「K70」は中核となる製品で高解像度かつ4000nitsの高輝度ディスプレイを搭載、120Wの超高速充電にも対応する。またシャオミの新しいOSである「HyperOS」を搭載する。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月29日 |
価格 | 2499元(約5万円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 |
ディスプレイ | 6.67インチ3200 x 1440ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+800万超広角+200万マクロ |
インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、16GB+256GB、16GB+512GB、16GB+1TB |
バッテリー | 5000mAh、120W充電 |
5G NR対応バンド | n1 / n3 / n5 / n8 / n28a / n38 / n41 / n48 / n66 / n77 / n78 |
サイズ | 160.86 x 74.95 x 8.21mm。209g |
高性能チップセット搭載のハイパワーゲーミングモデル、シャオミ「K70 Pro」
シャオミのゲーミングモデル最上位機種となる「K70 Pro」はSnapdragon 8 Gen 3を搭載、カメラも5000万画素を2つとスマートフォンとしての性能も高めた製品だ。K70同様にHyperOSを搭載、120Wの神ジューデンにも対応。メモリは24GB搭載モデルも販売される。なおランボルギーニと協業したSQUADRA CORSE Editionもラインナップに加わる。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月29日 |
価格 | 3299元(約6万6000円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
ディスプレイ | 6.67インチ3200 x 1440ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+1200万超広角+5000万2倍望遠 |
インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、16GB+256GB、16GB+512GB、24GB+1TB |
バッテリー | 5000mAh、120W充電 |
5G NR対応バンド | n1 / n3 / n5 / n8 / n28a / n38 / n41 / n48 / n66 / n77 / n78 |
サイズ | 160.86 x 74.95 x 8.2mm。209g、211g(SQUADRA CORSE Edition) |
ゲーミングスマホにもコスパモデル投入、シャオミ「Redmi K70E」
チップセットをメディアテックのミドルハイレンジクラスとしたシャオミ「K70E」は同時発表のK70シリーズのベーシックモデル。ディスプレイは高解像度でハイエンドゲームにも対応、3つのメモリ構成の中にストレージ1TBモデルも用意するなどゲームユーザー向けの製品に仕上げた。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月29日 |
価格 | 1999元(約3万9000円)から |
チップセット | Mediatek Dimensity 8300 Ultra |
ディスプレイ | 6.67インチ2712 x 1220ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 6400万広角+800万超広角+200万マクロ |
インカメラ画素数 | 1600万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、12GB+512GB、16GB+1TB |
バッテリー | 5500mAh、90W充電 |
5G NR対応バンド | n1 / n3 / n5 / n8 / n28a / n38 / n41 / n48 / n66 / n77 / n78 |
サイズ | 160.45 x 74.34 x 8.05mm。198g |
高デザインのベーシック5G機、vivo「Y100i」
vivoの新世代ミドルレンジ「Y100シリーズ」の低価格モデルが「Y100i」だ。2023年10月発表の「Y100」のスペックを落として価格を下げた。なお6000mAhバッテリー搭載の「Y100i 長続航版」も今月発表されている。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月30日 |
価格 | 1499元(約3万円)から |
チップセット | MediaTek Dimensity 6020 |
ディスプレイ | 6.64インチ2388 x 1080ピクセル |
リアカメラ画素数 | 5000万広角+200万深度測定 |
インカメラ画素数 | 800万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、12GB+512GB |
バッテリー | 5000mAh、44W充電 |
5G NR対応バンド | n1 / n5 / n8 / n28A / n38 / n40 / n41 / n77 / n78 |
サイズ | 164.06 x 76.17 x 8.07mm、7.98mm(黒)。190g |
Meizuも高性能スマホに参入、Snapdragon 8 Gen 3搭載の「Meizu 21」
自動車メーカー傘下となったMeizuからSnapdragon 8 Gen 3搭載の高性能なモデル「Meizu 21」が発表された。前モデル「Meizu 20」からチップセットだけではなくカメラも2億画素に性能アップ。急速充電も80Wに引き上げた。副カメラのレンズ周りにグラデーションカラーを取入れ、背面のワンポイントデザインにしている。
項目 | 内容 |
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発表日 | 2023年11月30日 |
価格 | 3399元(約6万8000円)から |
チップセット | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
ディスプレイ | 6.55インチ2340 x 1080ピクセル、120Hz |
リアカメラ画素数 | 2億広角+1300万深度測定+500万副カメラ |
インカメラ画素数 | 3200万(パンチホール) |
RAM/ROM構成 | 12GB+256GB、12GB+512GB |
バッテリー | 4800mAh、80W充電 |
5G NR対応バンド | n1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n38 / n41 / n77 / n78 |
サイズ | 156.7 x 75.3 x 7.9mm。198g |