山根康宏の「言っチャイナよ」

OPPO、HONORのメインライン製品がモデルチェンジ

 世界最大のスマートフォン市場、かつ最大の5G加入者数を誇る中国で毎月発売された5Gスマートフォンを香港在住の携帯電話研究家、山根康宏が紹介する。2023年5月に発表・発売された5Gスマートフォンは23機種。内訳はシャオミ 2機種、OPPO 5機種、vivo 8機種、HONOR 3機種、realme 3機種、その他メーカー2機種。

 OPPO、realme、HONORがメインラインのモデルを半年ぶりにアップデート。vivoはゲーミングモデルや低価格機など今月も8機種と多数のモデルを投入。ZTEは1000元切りの格安5G機を発売、nubiaからもエントリーモデルが登場している。

899元の激安5G機、ZTE「Voyage 40」

 【特徴】1000元以下の低価格な5GスマートフォンがZTEのVoyage 40(Yuanhang 40、遠航40)だ。簡単UIを搭載しスマートフォン初心者にもやさしい設計で年配者などもターゲットにする。カメラはデザインに反してシングルカメラと割り切った設計になっている。メモリ容量も抑え入門機にふさわしい低価格を実現した。

発表日2023年5月6日
価格899元(約1万8000円)から
チップセットUNISOC T760
ディスプレイ6.517インチ1600 x 720ピクセル、90Hz
リアカメラ画素数1300万広角
インカメラ画素数800万(水滴型ノッチ)
RAM/ROM構成4GB+64GB、4GB+128GB、6GB+128GB
バッテリー4000mAh
5G NR対応バンドn1 / n5 / n8 / n28A / n41 / n78
サイズ163.58 x 75.22 × 8.5mm。191g

程よいスペックに美しいボディーのvivo「Y78」

 【特徴】ミドルレンジモデルながら背面仕上げに独特の模様をあしらい美しさを表現したモデルがvivo「Y78」である。カメラは実質シングル利用と割り切った設計、バッテリーは44Wの急速充電対応で使がっても高い。

発表日2023年5月10日
価格1399元(約2万8000円)から
チップセットMediaTek Dimensity 7020
ディスプレイ6.64インチ2388 x 1080ピクセル、120Hz
リアカメラ画素数5000万広角+200万深度測定
インカメラ画素数500万(パンチホール)
RAM/ROM構成8GB+128GB、8GB+256GB、12GB+256GB
バッテリー5000mAh、44W充電(有線)
5G NR対応バンドn1 / n5 / n8 / n28A / n41 / n77 / n78
サイズ164.06 × 76.17 × 7.98mm。190g

流行りの円形カメラ台座デザインを採用した「realme 11」

 【特徴】realmeのメインラインである数字2桁型番モデルの最新機種、realme 11シリーズ3製品が発表になった。最下位モデルの「realme 11」はデュアルカメラを円形の台座に収めた最近主流のデザインを採用。メインカメラは6400万画素と画質を高め、低価格ながらもカメラにこだわりを見せた製品だ。

発表日2023年5月10日
価格1599元(約3万2000円)から
チップセットMediaTek Dimensity 6020
ディスプレイ6.43インチ2400 x 1080ピクセル、90Hz
リアカメラ画素数6400万広角+200万マクロ
インカメラ画素数800万(パンチホール)
RAM/ROM構成12GB+128GB、12GB+256GB
バッテリー5000mAh、33W充電(有線)
5G NR対応バンドSA : n1 / n5 / n8 / n28A / n41 / n77 / n78、NSA : n41 /n77 / n78
サイズ159.8 x 72.9 x 7.98mm, 7.93mm(黒)。183g、182g(黒)

レザーボディーで高級感もある「realme 11 Pro」

 【特徴】革張りボディーに1億800万画素カメラを搭載したミドルハイレンジモデルが「realme 11 Pro」である。realme 11シリーズの中核モデルで背面はカメラを円形の台座にまとめ、さらに中央にラインを入れたビーガンレザーで仕上げた。手に持った時の風合いは高級感があり価格以上の価値を感じられるモデルに仕上がっている。

発表日2023年5月10日
価格1799元(約3万6000円)から
チップセットMediaTek Dimensity 7050
ディスプレイ6.7インチ2412 x 1080ピクセル、120Hz
リアカメラ画素数1億800万広角+200万マクロ
インカメラ画素数1600万(パンチホール)
RAM/ROM構成8GB+256GB、12GB+256GB、12GB+512GB
バッテリー5000mAh、67W充電(有線)
5G NR対応バンドSA : n1 / n5 / n8 / n28A / n41 / n77 / n78、NSA : n41 /n77 / n78
サイズ161.6 x 73.9 x 8.7mm、8.2mm(黒)。191g、185g(黒)

2億画素モデルの高級ミドルハイレンジ「realme 11 Pro+」

 【特徴】realme 11シリーズ最上位モデルの「realme 11 Pro+」は約2000元の価格で2億画素の高画質カメラを搭載。フロントカメラも3200万画素でセルフィー撮影も楽しい。本体仕上げはrealme 11 Pro同様のレザー調子で高級な仕上げ。急速充電は100Wに対応し充電時間を大幅に短縮している。

発表日2023年5月10日
価格2099元(約4万2000円)から
チップセットMediaTek Dimensity 7050
ディスプレイ6.64インチ2388 x 1080ピクセル、120Hz
リアカメラ画素数2億広角+800万超広角+200万深度測定
インカメラ画素数3200万(パンチホール)
RAM/ROM構成12GB+256GB、12GB+512GB、12GB+1TB
バッテリー5000mAh、100W充電(有線)
5G NR対応バンドn1 / n5 / n8 / n28A / n41 / n77 / n78
サイズ161.6 x 73.9 x 8.7mm、8.2mm(黒)。189g、183g(黒)

セルフィーモデルの低価格機「vivo S17e」

 【特徴】セルフィー強化のSシリーズが半年ぶりにモデルチェンジ、S17シリーズ3機種が登場。最初に発売になった「vivo S17e」は3200万画素のフロントカメラで美しいセルフィーが撮れるモデルだ。メインカメラは実質6400万画素の1つで、セルフィーを主体に使うユーザーに買いやすい価格で登場。なお上位モデル2機種は今月末に遅れて発売となった。

発表日2023年5月15日
価格2099元(約4万2000円)から
チップセットMediaTek Dimensity 7200
ディスプレイ6.78インチ2400 x 1080ピクセル、120Hz
リアカメラ画素数6400万広角+200万深度測定
インカメラ画素数3200万(パンチホール)
RAM/ROM構成8GB+128GB、8GB+256GB、12GB+256GB
バッテリー4600mAh、66W充電(有線)
5G NR対応バンドn1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n41 / n77 / n78
サイズ164.2 × 74.9 × 7.4mm。178g

HONORから安さを感じさせないエントリー5G機「HONOR Play 40」発売

 【特徴】Snapdragon 4XX系を搭載するHONORの5Gエントリーモデルが「HONOR Play 40」(HONOR ChangWan 40)だ。デュアルカメラを縦に並べ、その下に円形状のデザインを配置。背面カラーも光沢感を持たせた淡い色合いで美しい。カメラ性能はかなり抑えているが、5G入門モデルという位置づけの製品なのだろう。

発表日2023年5月17日
価格1399元(約2万8000円)から
チップセットQualcomm Snapdragon 480+ 5G
ディスプレイ6.56インチ1612 x 720ピクセル、90Hz
リアカメラ画素数1300万広角+200万深度測定
インカメラ画素数500万(水滴型ノッチ)
RAM/ROM構成6GB+128GB、8GB+128GB、8GB+256GB
バッテリー5200mAh
5G NR対応バンドn1 / n5 / n8 / n28A / n41 / n78
サイズ163.32 × 75.07 × 8.35mm。188g

薄型ボディーに高メモリ搭載、OPPO「A1 Energy Edition」

 【特徴】OPPOの新しいAシリーズ、A1シリーズの最新モデルがOPPO「A1 Energy Edition」 (活力版) 。8mmを切る薄型ボディーに5000万画素カメラを搭載、カメラ周りのデザインは2023年のOPPO固有のもので2つのレンズを縦に並べ、それを一回り大きな楕円で囲っている。メモリ構成は12GB+256GBの1モデルのみ、ストレージの一部を使い最大20GBのメモリを使うことも可能で、日常的な使い方を十二分にカバーできる。

発表日2023年5月21日
価格1799元(約3万6000円)
チップセットMediaTek Dimensity 6020
ディスプレイ6.56インチ1612 x 720ピクセル、90Hz
リアカメラ画素数5000万広角+200万深度測定
インカメラ画素数500万(水滴型ノッチ)
RAM/ROM構成12GB+256GB
バッテリー5000mAh、33W充電(有線)
5G NR対応バンドn1 / n5 / n8 / n28A / n41 / n77 / n78
サイズ163.8 x 75.0 x 7.99mm。188g

vivoのゲーミングモデル最新作「iQOO Neo8」

 【特徴】vivoのゲーミングモデルブランドであるiQOOの新製品が「iQOO Neo8」だ。高解像度なディスプレイは144Hz駆動に対応、120Wの急速充電も利用できる。本体内部は冷却機構も高めており本体を安定して利用できる。

発表日2023年5月23日
価格2299元(約4万6000円)から
チップセットQualcomm Snapdragon 8+ Gen 1
ディスプレイ6.78インチ2800 x 1260ピクセル、144Hz
リアカメラ画素数5000万広角+800万超広角
インカメラ画素数1600万(パンチホール)
RAM/ROM構成12GB+256GB、12GB+512GB、16GB+512GB
バッテリー5000mAh、120W充電(有線)
5G NR対応バンドn1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n40 / n41 / n77 / n78
サイズ164.72 x 77 x 8.36mm、8.53mm(橙色)。194.6g、189.5g(橙色)

高速アクセスなストレージ搭載、vivo「iQOO Neo8 Pro」

 【特徴】iQOO Neo8の上位モデルがvivo「iQOO Neo8 Pro」だ。チップセットをMediaTekのハイパフォーマンスなDimensity 9200+に換装し、ストレージは高速なUFS4.0に対応。メモリは16GBモデルのみとするなど性能にこだわった。

発表日2023年5月23日
価格3099元(約6万2000円)から
チップセットMediaTek Dimensity 9200+
ディスプレイ6.78インチ2800 x 1260ピクセル、144Hz
リアカメラ画素数5000万広角+800万超広角
インカメラ画素数1600万(パンチホール)
RAM/ROM構成16GB+256GB、16GB+512GB
バッテリー5000mAh、120W充電(有線)
5G NR対応バンドn1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n38 / n40 / n41 / n77 / n78
サイズ164.72 x 77 x 8.36mm、8.53mm(橙色)。196.9g、192.3g(橙色)

ポートレート撮影も得意とするOPPO「Reno10」

 【特徴】OPPOのメインラインであるRenoシリーズ最新モデル、Reno10シリーズ3機種のベーシックモデルが「Reno 10」だ。カメラ周りのデザインは前モデルまでのレンズの横にフラッシュなどを並べたデザインを取りやめ、レンズ下部に配置しカメラ部分を縦長デザインにまとめた。望遠カメラはポートレートに最適な2倍を搭載、7.58mmと薄さにこだわりバッテリーは4600mAhと容量を若干減らしたものの、80W急速充電に対応する。

発表日2023年5月24日
価格2499元(約5万円)から
チップセットQualcomm Snapdragon 778G
ディスプレイ6.7インチ2412 x 1080ピクセル、120Hz
リアカメラ画素数6400万広角+800万超広角+3200万2倍望遠
インカメラ画素数3200万(パンチホール)
RAM/ROM構成8GB+256GB、12GB+256GB、12GB+512GB
バッテリー4600mAh、80W充電(有線)
5G NR対応バンドn1 / n5 / n8 / n28A / n41 / n77 / n78
サイズ162.4 x 74.2 x 7.58mm。180g

高速CPUに明るいディスプレイを搭載するOPPO「Reno10 Pro」

 【特徴】OPPOのReno10シリーズ中核モデルが「Reno10 Pro」。ディスプレイは高解像度タイプを搭載し1400nitと明るさも確保。チップセットはMediaTekの上位モデルを搭載する。急速充電は100Wに高め9分半で50%の充電が可能だ。なおシリーズ3モデルとも独自の画像処理チップ「MariSilicon X」を搭載している。

発表日2023年5月24日
価格3499元(約7万円)から
チップセットMediaTek Dimensity 8200
ディスプレイ6.74インチ2772 x 1240ピクセル、120Hz
リアカメラ画素数5000万広角+800万超広角+3200万2倍望遠
インカメラ画素数3200万(パンチホール)
RAM/ROM構成16GB+256GB、16GB+512GB
バッテリー4600mAh、100W充電(有線)
5G NR対応バンドn1 / n5 / n8 / n28A / n41 / n77 / n78
サイズ163.0 x 74.0 x 7.68mm。186g

高倍率望遠カメラ搭載のOPPO「Reno10 Pro+」

 【特徴】OPPO Reno10シリーズ最上位モデルとなる「Reno10 Pro+」は望遠カメラをペリスコープ3倍、6400万画素と強化。遠景撮影も苦にせず風景写真用途にも向いている。本体サイズは他2モデルより若干厚くなったが、その分バッテリー容量をやや増やし4700mAhを内蔵している。

発表日2023年5月24日
価格3899元(約7万8000円)から
チップセットQualcomm Snapdragon 8+ Gen 1
ディスプレイ6.74インチ2772 x 1240ピクセル、120Hz
リアカメラ画素数5000万広角+800万超広角+6400万3倍望遠
インカメラ画素数3200万(パンチホール)
RAM/ROM構成16GB+256GB、16GB+512GB
バッテリー4700mAh、100W充電(有線)
5G NR対応バンドn1 / n8 / n28A / n41 / n77 / n78
サイズ162.9 x 74.0 x 8.28mm。194g

ゲームもカメラも楽しめるOPPO「K11x」

 【特徴】カジュアルにゲームを楽しめる低価格なゲーミングモデルがOPPOの「K11x」である。ミドルレンジのチップセットを搭載しつつもグラファイトを使用した冷却機能を内蔵、200%に音量を増大するブースト機能を備えゲームを楽しめる。カメラは1億800万画素を搭載し美しい写真撮影もできるという欲張りな製品だ。

発表日2023年5月24日
価格1499元(約3万円)から
チップセットQualcomm Snapdragon 695 5G
ディスプレイ6.74インチ2772 x 1240ピクセル、120Hz
リアカメラ画素数1億800万広角+200万マクロ
インカメラ画素数1600万(パンチホール)
RAM/ROM構成8GB+128GB、8GB+256GB、12GB+256GB
バッテリー5000mAh、67W充電(有線)
5G NR対応バンドn1 / n5 / n8 / n28A / n41 / n77 / n78
サイズ165.5 x 76.0 x 8.3mm。195g

より美しくなったシャオミのセルフィースマホ「Xiaomi Civi 3」

 【特徴】セルフィー&女性向けのシャオミのモデル、Civiシリーズの3世代目となるモデルが「Xiaomi Civi 3」だ。背面はパステルカラーのツートン仕上げがファッショナブル。このデザインは世界的なトレンド予測機関「WGSN」と提携して採用された。フロントカメラはデュアル、フロントライトも2つ搭載。被写体の人が持つ他のシャオミのスマートフォンのディスプレイに、撮影者のカメラのリアルタイムプレビューを表示する「撮影お助けモード」も搭載、自分がどのように写されているかを確認しながらポートレート撮影が可能だ。なおディズニー100周年を記念したモデルも発売になった。

発表日2023年5月25日
価格2499元(約5万円)から
チップセットMediaTek Dimensity 8200 Ultra
ディスプレイ6.55インチ2400 x 1080ピクセル、120Hz
リアカメラ画素数5000万広角+800万超広角+200万マクロ
インカメラ画素数3200万+3200万超広角(パンチホール)
RAM/ROM構成12GB+256GB、12GB+512GB、16GB+1TB
バッテリー4500mAh、67W充電(有線)
5G NR対応バンドn1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n38 / n41 / n77 / n78
サイズ158.75 ×71.7 × 7.56mm。173.5g

8角形カメラデザインが特徴のnubia新シリーズ「N5」

 【特徴】Nubiaが新しくモデル展開するNシリーズの最初のモデルとしてnubia「N5」が発売になった。背面のカメラは1300万画素1つだけだが、8角形のカメラ台座デザインを採用しデザインに工夫を凝らしている。国産チップセットであるUNISOCのT760を採用、メモリ構成も引き下げコストを抑えている。

発表日2023年5月25日
価格1499元(約3万円)から
チップセットUNISOC T770
ディスプレイ6.517インチ1600 x 720ピクセル、90Hz
リアカメラ画素数1300万広角
インカメラ画素数500万(水滴型ノッチ)
RAM/ROM構成4GB+128GB、6GB+128GB
バッテリー5000mAh
5G NR対応バンドn1 / n5 / n8 / n28A / n41 / n78
サイズ163.58 × 75.22 × 8.5mm。196.5g

エントリーユーザーを惹きつける低価格機、vivo「Y35+」

 【特徴】vivoの低価格モデル「Y35+」はデザインの良いボディー仕上げに5000万画素カメラを搭載、必要十分な性能を備えた5Gエントリーユーザー向けのモデル。今月は「Y78」も発売しており、格安モデルのラインナップも他社よりも豊富だ。メモリはストレージから最大8GBを割り当て、仮想的に16GBまで利用できる(8GBモデル)点も低価格モデルにはありがたい機能だろう。

発表日2023年5月27日
価格1399元(約2万8000円)から
チップセットMediaTek Dimensity 6020
ディスプレイ6.64インチ2388 x 1080ピクセル
リアカメラ画素数5000万広角+補助カメラ
インカメラ画素数800万(水滴型ノッチ)
RAM/ROM構成6GB+128GB、8GB+128GB、8GB+256GB
バッテリー5000mAh
5G NR対応バンドSA : n1 / n5 / n8 / n28A / n41 / n77 / n78、NSA : n41 / n77 / n78
サイズ164.06 × 76.17 × 8.07mm。 190g

実店舗向け販売モデルのvivo「Y35m+」

 【特徴】vivo「Y35+」の販路を変えたモデルが「Y35m+」。vivoのECサイトでのオンライン販売は無く、店舗販売のみのモデルとなる。スペックや価格は全く変わらず、本体カラーはY35+の4色に対して、黒とグリーンの2色のみ。バリエーションモデルとしてキャリア店舗や量販店などで販売される予定だ。

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発表日2023年5月27日
価格1399元(約2万8000円)から
チップセットMediaTek Dimensity 6020
ディスプレイ6.64インチ2388 x 1080ピクセル
リアカメラ画素数5000万広角+補助カメラ
インカメラ画素数800万(水滴型ノッチ)
RAM/ROM構成6GB+128GB、8GB+128GB、8GB+256GB
バッテリー5000mAh
5G NR対応バンドSA : n1 / n5 / n8 / n28A / n41 / n77 / n78、NSA : n41 / n77 / n78
サイズ164.06 × 76.17 × 8.07mm。 190g

2億画素カメラを搭載する「HONOR 90」

 【特徴】2022年11月発売のHONOR 80のアップデートモデルが「HONOR 90」。HONORのメインラインのモデルで、カメラを1億600万画素から2億画素へスペックアップ、フロントカメラも5000万画素と上位モデル「HONOR 90 Pro」と同等とした。チップセットはQualcomm Snapdragon 7 Gen 1 Accelerated Editionを搭載。背面はジュエリーデザインにインスパイアされた美しく輝く「光と影」をイメージさせる仕上げとなっている。

発表日2023年5月29日
価格2499元(約5万円)から
チップセットQualcomm Snapdragon 7 Gen 1 Accelerated Edition
ディスプレイ6.7インチ2664 x 1200ピクセル、120Hz
リアカメラ画素数2億広角+1200万超広角+200万深度測定
インカメラ画素数5000万(パンチホール)
RAM/ROM構成12GB+256GB、16GB+256GB、16GB+512GB
バッテリー5000mAh、66W充電(有線)
5G NR対応バンド:n1 / n5 / n8 / n28A / n41 / n77 / n78
サイズ161.9 × 74.1 × 7.8mm。183g

望遠カメラと急速充電の高性能なミドルハイレンジ「HONOR 90 Pro」

 【特徴】「HONOR 90 Pro」も2022年11月発売のHONOR 80 Proのアップデートモデルとなる。カメラは「HONOR 90」同様に1億600万画素から2億画素へとスペックアップ。新たに望遠カメラを加えたトリプル構成となっている。充電速度は90Wとさらに強化された。

発表日2023年5月29日
価格3299元(約6万6000円)から
チップセットQualcomm Snapdragon 8+ Gen 1
ディスプレイ6.78インチ2700 x 1224ピクセル、120Hz
リアカメラ画素数2億広角+1200万超広角+3200万2.5倍望遠
インカメラ画素数5000万+200万深度測定(パンチホール)
RAM/ROM構成12GB+256GB、16GB+256GB、16GB+512GB
バッテリー5000mAh、90W充電(有線)
5G NR対応バンド:n1 / n5 / n8 / n28A / n41 / n77 / n78
サイズ163.8 × 74.8 × 8.1mm。192g

ゲーミング対応の低価格機、シャオミ「Redmi Note 12T Pro」

 【特徴】シャオミのコスパモデルでゲーミングユースも視野に入れた製品が「Redmi Note 12T Pro」。7層の冷却構造を持ち内部発熱を急速に放熱、ディスプレイはコストを下げるためLCDを採用しつつも144Hz駆動と高速なゲームにも対応できる。メモリ構成を増やし消費者への選択肢を増やし、買いやすいモデルとしている。

発表日2023年5月30日
価格1599元(約3万2000円)から
チップセットMediaTek Dimensity 8200 Ultra
ディスプレイ6.6インチ2460 x 1080ピクセル、144Hz
リアカメラ画素数6400万+800万超広角+200万深度測定
インカメラ画素数1600万(パンチホール)
RAM/ROM構成8GB+128GB、8GB+256GB、12GB+256GB、12GB+512GB
バッテリー5080mAh、67W充電(有線)
5G NR対応バンドn1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n38 / n41 / n77 / n78
サイズ163.64 ×74.29 × 8.87mm。200g

元祖セルフィーモデル、vivo「S17」

 【特徴】フロントに5000万画素カメラを搭載、デュアルライトで美しくセルフィーが撮れるモデルがvivoの「S17」である。ディスプレイの側面を丸めたエッジディスプレイで持ちやすい。背面カメラの下にはサークルライトも搭載。小型ながらも光量は大きく暗い場所でのポートレート撮影時に被写体の顔を明るく撮影できる。

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発表日2023年5月31日
価格2499元(約5万円)から
チップセットQualcomm Snapdragon 778G+
ディスプレイ6.78インチ2800 x 1260ピクセル、120Hz
リアカメラ画素数5000万+800万超広角
インカメラ画素数5000万(パンチホール)
RAM/ROM構成8GB+256GB、12GB+256GB、12GB+512GB
バッテリー4600mAh、80W充電(有線)
5G NR対応バンドn1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n38 / n40 / n41 / n77 / n78
サイズ164.18 × 74.37 × 7.46mm。186g

ポートレート撮影も美しくとれるvivo「S17 Pro」

 【特徴】vivo「S17」の性能強化モデルが「S17 Pro」となる。チップセットのスペックを高めたほか、メインカメラには2倍望遠も搭載。ボケを効かせたポートレート撮影も楽にこなせる。なおS17、S17 Proどちらもフロントにデュアルライトを搭載している。

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発表日2023年5月31日
価格3099元(約6万2000円)から
チップセットMediatek Dimensity 8200
ディスプレイ6.78インチ2800 x 1260ピクセル、120Hz
リアカメラ画素数5000万+800万超広角+1200万2倍望遠
インカメラ画素数5000万(パンチホール)
RAM/ROM構成8GB+256GB、12GB+256GB、12GB+512GB
バッテリー4600mAh、80W充電(有線)
5G NR対応バンドn1 / n3 / n5 / n8 / n28A / n38 / n40 / n41 / n77 / n78
サイズ164.18 × 74.37 × 7.46mm。188g
山根 康宏

 香港在住。中国をはじめ世界中のモバイル関連イベントを毎月のように取材し、海外の最新情報を各メディアで発信している。渡航先で買い集めた携帯電話は1000台以上、プリペイドSIMカードは500枚以上というコレクターでもある。