≪新刊立ち読み≫スマートフォンのはじめかた
「できるポケット docomo AQUOS PHONE SH-12C」
【ワザ002】ほかの携帯電話との違いを知っておこう
本コーナーでは、「できる」シリーズをはじめとしたスマートフォン関連の新刊を立ち読み形式で眺めながら、スマートフォンの基本的な使い方や便利な使い方をご紹介していきます。
(16~17ページより)
携帯電話では、通話やメール、インターネットなどの機能を使います。AQUOS PHONEもこれらの機能を同じように使えますが、通常の携帯電話とは少し違うところがあります。たとえば、通常の携帯電話ではインターネットとして、NTTドコモの「iモード」に代表される携帯電話向けに作られたサイトを主に利用しますが、AQUOS PHONEでは、多くの場合パソコンと同じWebサイト、もしくはスマートフォン向けに最適化されたWebサイトを閲覧します。メールについては、NTTドコモのiモード携帯電話で利用されている「○△□@docomo.ne.jp」という形式のiモードのメールアドレスが利用できるうえ、Googleが提供する「Gmail」や各プロバイダーのメールも送受信できます。また、AQUOS PHONEは機能を自由にカスタマイズできますが、アップルの「iPhone」やマイクロソフトの「Windows Phone」などと違い、「Android」(アンドロイド)と呼ばれるプラットフォームを採用しています。そのため、操作方法や利用できる機能、アプリなどもほかのスマートフォンと異なるわけです。
■HINT Googleアカウントが必要
AQUOS PHONEに採用されている「Android」では、メールや検索サービス、マップなど、さまざまな機能が標準で搭載されていますが、これらはインターネット検索サービスのGoogleが提供するサービスを使っています。そのため、AQUOS PHONEをはじめとしたAndroidを採用するスマートフォンでは、「Googleアカウント」と呼ばれるIDが必要になります。Googleアカウントは無料で作成することができ、発行されたGoogleアカウントはGoogleが提供するメールサービス「Gmail」のメールアドレスと共通で、Googleが提供するさまざまなサービスやAndroid用アプリを入手するときに必要です。すでに、Gmailのメールアドレスを取得していれば、そのメールアドレスをGoogleアカウントとして利用できます。
■HINT Android(アンドロイド)って何?
AQUOS PHONEに採用されている「Android」(アンドロイド)は、「OHA」(Open Handset Alliance)と呼ばれる業界団体によって、開発や普及が進められているOSとプラットフォームです。OHAにはインターネット検索サービスのGoogleをはじめ、NTTドコモやKDDIといった世界中の通信事業者、シャープやソニー・エリクソン、サムスン、LGエレクトロニクスなどの携帯電話メーカー、クアルコムやインテルなどの半導体メーカーが参加しています。AQUOS PHONE以外にも数多くのAndroid採用端末が世界中で販売されており、今後、スマートフォンの標準的なプラットフォームになると期待されています。
書名 | できるポケット docomo AQUOS PHONE SH-12C スマートに使いこなす基本&活用ワザ 150 |
著者 | 法林岳之・橋本 保・清水理史・白根雅彦&できるシリーズ編集部 |
価格 | 1,344円(本体1,280円) |
判型 | 新書判 336ページ オールカラー |
発売日 | 2011年6月16日(木) |
発行 | 株式会社インプレスジャパン |
発売 | 株式会社インプレスコミュニケーションズ |
2011/6/24 13:15