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ケータイ新製品SHOW CASE
N504i(レジーナピンク)
2002年5月29日発売

写真で見るN504i



赤外線ポートは側面に装備されている 外部接続端子(本体下部)とストラップ穴(手前側面)

「ホーム/ボイスボタン」と「メモ/確認ボタン」
ボタン配置。従来のNEC製端末とほとんど同じ

アナログ時計表示。12時のところにミッキーの顔がある
デジタル時計表示。日付や電波状況、電池残量なども表示される
12色に光るiモードエンブレム

4096色TFT液晶で120×160ドットの「N503iS」(左)と、6万5536色TFD液晶で162×216ドットの「N504i」。ディスプレイの明るさ設定はいずれも最大値

8文字×8行(拡大時)
10文字×10行(通常時)
16文字×15行(縮小時)

書体は2種類に切替可能。ゴシック調
こちらはポップ調
文字の太さは3種類用意されている

文字入力システムには「T9テキストインプット」を採用
「ワード予測機能」の搭載で、過去に入力した言葉を変換候補として予測・表示する
バックの配色パターンを選択できる

第1階層のメニュー(各種設定→)
第2階層のメニュー(各種設定→基本)
第3階層のメニュー(→基本設定)

初期登録されている待受画像
初期登録されている待受画像
「Disneyモード」に設定すると、待受画面や着信時などにミッキーの画像が表示される

3本のiアプリを内蔵。ミッキーがお絵描きする待受アプリ「Painter Mickey」
3Dのイルカとコミュニケーションできる待受アプリ「Happy Dolphin」
身長・体重などを登録すると必要なカロリーなどを表示する「健康手帖」

よく使う機能やメニューのアイコンを待受画面に貼り付けて、一発起動できる
赤外線通信中の画面




仕様で見るN504i

 N504iは、6万5536色の2.2インチTFD液晶を搭載したNEC製の折りたたみ型iモード端末。504iシリーズは、28.8kbpsのパケット通信に対応しているほか、iアプリの容量が従来の10KBから30KBに増やされ、DoPaも利用可能になっている。この他、赤外線通信機能が標準化され、iアプリ同士でのデータ通信(対戦ゲームなどに使える)やPOS端末や自動販売機「Cmode」などとの通信がサポートされる。

 N503iSと同様、時計やメール着信などを確認できるサブディスプレイを搭載し、待受画面や発着信・送受信時のアニメーションなどをディズニーキャラクターで統一できる「Disneyモード」が用意されている。また、J-フォンのシャープ製端末に搭載されていた2Dアニメーション表示機能「E-アニメータ」も搭載され、3Dポリゴンエンジンとあわせて表現力豊かなコンテンツが楽しめる。iアプリの保存件数は15~45件。

 文字入力システムには、テジックコミュニケーションズの「T9テキストインプット」およびワード予測機能が搭載され、メーカーサイトの「みんなNらんど」から「タレント辞書」や「スポーツ辞書」など、5つの辞書ファイルをダウンロードできる。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
93×48×24mm(折りたたみ時)
重量 約105g
連続通話時間 約135分
連続待受時間 約460時間
充電時間 約100分
ディスプレイ 6万5536色表示TFDカラー液晶
2.2インチ(162×216ドット)
表示文字数 8字×8行、10字×10行、16字×15行
メモリダイヤル 最大700件
リダイヤル・着信履歴 各30件
データ通信速度 下り最大28.8kbps(パケット通信)
ボディカラー ミスティシルバー、プライムブラック、レジーナピンク

【iアプリ】
iアプリ件数 15~45件
登録済みiアプリ 3種類
・Painter Mickey
・Happy Dolphin
・健康手帖

【インターネットメール】
サービス名 iモードメール
利用料 送信・受信ともに全角20文字程度で0.9円
メール受信機能 最大全角250文字
メール送信機能 最大全角250文字
メール保存件数 受信:200件
送信:100件
添付制限 メロディ

【着信メロディ】
和音数 40和音(FM音源32和音+Wavetable8和音)
着信音 ・登録済み効果音:8種類
・着信パターン:3パターン
・登録済みメロディ:10曲
・自作/ダウンロードメロディ:最大30曲
登録メロディ曲名 HELP
G線上のアリア
Mickey Mouse March
アベマリア
トルコ行進曲
TRUTH
おしえて
情熱大陸
惑星~木星
英雄ポロネーズ
登録効果音 Dolphin
キラキラ
Mickey Mouse
インド
Donald Duck
中国
黒電話
You’ve got a mail
和音着メロダウンロード 対応

コメント
湯野  一見しただけでは「N503iS」と同じに見えてしまう「N504i」だが、実は中身はかなりすごいことになっている。
 特に日本語入力機能については、N503iSとN504iでは雲泥の差なのだ。iモードの登場以来、Nシリーズというと、折りたたみ型で大画面という現在の携帯電話の常識とも言えるスタイルを確立して、売れに売れてきたわけだが、日本語入力という点においては、ここしばらく他社に大きく水をあけられていた。
 しかし、ここで「T9テキストインプット」を投入、さらに「ワード予測」機能付き。J-フォンの「J-DN31」のときもそうだったのだが、最初は少々戸惑うが、操作に慣れ、変換履歴も蓄積されてくると、かなりのペースで文章が作成できるようになる。J-DN31よりも画面が広いので、候補をたくさん表示できるのも使い勝手の向上に繋がっているのだろう。また、J-DN31には無かった「ワード予測」と組み合わせて使用することで、さらに楽になる。
 おそらく、実際問題として「POBox」とどっちが使いやすいのか、というところ注目している読者も多いと思うが、私の個人的な感想を言わせてもらえば、まだPOBoxが若干リードしている感じがする。例えば、「こんにちは」と入力する場合、T9では「20546」と入力→候補から選択というステップになるのに対し、POBoxでは「22222」と入力→候補から選択というステップになる。この場合、キータッチの数は同じなわけだが、「22222」と打って「こ」を出すほうが何も考えずに行なえるのだ。別に脳波を測定したわけではないので本当にそうなのかは分からないが、少なくとも直感的にはそう感じる。
 とはいえ、これまでのNシリーズと比べると、明らかに日本語入力の面ではアドバンテージがあるのも確か。なんだか、T9の話しかしていないが、要は画面が大きくなったことや504iシリーズであるということよりも、Nの日本語入力が賢くなったということのほうが重大事項なのだ。
松下  「N211i」に続きディズニーの待受画像や効果音などを内蔵し、待受アプリもプリインストールされている「N504i」。「Disneyモード」を設定するだけで、待受画面や発着信/送受信アニメ、着信音などをディズニーワールドに変えられ、ミッキーやドナルドダックの画像や着信音を楽しめる。iモードメニューで提供されている「Disney-i」をマイメニュー登録するほどじゃないけれど、ディズニーは大好き!な人には嬉しい機能だ。
 TFT液晶を搭載していた「N503iS」と見比べると、TFD液晶の「N504i」は画面の色見がやや青っぽい感じがするが、4096色から6万5536色になったことで、画像表現はよりなめらかだ。ディスプレイも120×160ドットから162×216ドットと1.8倍の解像度になり、これは他の504i端末(F/D)の中でも、今のところ一番の大きさとなる。iモードサイトを閲覧してみると、504iのウリである最大28.8kbpsの通信速度を実感できるが、この大画面で「サクサクショック」を体験してみると、確かに503iシリーズからの進化を感じさせるものがある。
 文字の入力システムには、J-フォン端末「J-DN31」への搭載に続いて国内では2例目となる「T9テキストインプット」が搭載され、過去の入力文字や定型文をもとに変換候補を予測・表示する「ワード予測」機能との組み合わせにより、使い込めば使い込むほどPOBoxに匹敵して便利かもしれない。
 現時点で発売されている他のラインナップ、F504iとD504iに比べると、見た目では他の2機種ほどに目を引くようなデザインが施されているわけではなく、他の2機種が個性的なデザインで打ち出してきているのに対し、どちらかといえばシンプルでN端末らしさを強調しているようにも見受ける。従来はストレート派だったメーカーが503iSシリーズから折りたたみ型を採用してきているので、すっかり「折りたたみはNだけ」なイメージが薄くなってきていることも手伝って、それほどデザイン的な革新さを感じさせるものはないが、逆に折りたたみ・元祖の風格を漂わせるシンプルさと、アイコンメニューによる変わらない操作体系の安心感は保障できるものとなっている。



URL
  ニュースリリース(NTTドコモ)
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew0527a.html
  製品情報(NTTドコモ)
  http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/products/keitai/504i/n504i/n504i.html

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2002/05/29 20:57

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