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ケータイ新製品SHOW CASE
A1011ST(ホワイト)
2002年4月1日発売

写真で見るA1011ST



外部接続端子

イヤホンマイク接続端子


キー配列

着信ランプとサブ画面

サブ画面ではアナログ形式の時計や着信アニメも表示できる
7色から選べる着信ランプ。この色は「ピーチ」
これは「レモン」。自作や自動変化などの設定も可能

10文字×7行表示

10文字×9行表示

12文字×10行表示


メール本文表示例。標準サイズの10文字×9行で表示
搭載されている「ATOK for au」は、過去に入力した文字を参照する推測変換に対応

メールの受信ボックス。表示形式を切り替えられる
こちらはタイトルのみの1行表示形式

メインメニュー

アイコンメニュー

フォルダ使用量の確認画面

EZwebへ接続中の画面。初期登録の待受画像でも登場するネコのキャラクターがくるくるまわる
EZキーの長押しでダイレクトにアクセスできる三洋製端末向けの専用サイト「SANYO ケータイプラネット」(情報料無料)

初期登録されている待受画像
メモ帳の登録内容を待受画面に表示することも可能
カレンダーで入力した予定を確認

仕様でみるA1011ST

 鳥取三洋製のCDMA2000 1x対応端末「A1011ST」は、eznavigationやezplusには非対応の「A1000シリーズ」。エリア内でパソコン接続時には最大144kbpsのデータ通信が可能だが、EZwebの通信時には、C1000シリーズなどと同様に14.4kbpsが最大となる。2.0インチ6万5536色の液晶を搭載し、背面には横長のサブディスプレイを装備。日本語変換システムには予測変換機能を備えた「ATOK for au」を内蔵している。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
45×93×24mm(折りたたみ時)
重量 約99g
連続通話時間 約150分
連続待受時間 約230時間
充電時間 約110分
ディスプレイ 6万5536色GF液晶(128×160ドット)
表示文字数 ・10字×7行(70文字)
・10字×9行(90文字)
・12字×10行(120文字)
メモリダイヤル 500件(1件につき電話番号とメールアドレスを3件ずつ登録可能)
リダイヤル・着信履歴 各20件
データ通信速度 最大下り144kbps、上り64kbps
ボディカラー ホワイト、ピンク

【インターネットメール】
サービス名 EZweb@mail
利用料 EZweb料金に含まれ、月額200円(関東・中部以外では300円)
PacketOne通信料 0.27円/128バイト
メール受信機能 最大全角5000文字
メール送信機能 最大全角500文字
メール保存件数 受信:最大500件(125KB)
送信:最大250件(58KB)
添付制限 最大100KBまで
(ファイルは「データフォルダ」に保存)
・受信:5データまで
・送信:1データのみ

【着信メロディ】
和音数 16和音
着信音 ・登録済みメロディ:8曲
・登録済みパターン:5種類
・自作メロディ:最大2曲・ダウンロードメロディ:データフォルダに保存
登録メロディ曲名 ・情熱大陸
・陽のあたる坂道
・荒野の果てに
・さんぽ
・大きな古時計
・ワルキューレの騎行
・カノン
・草競馬
和音着メロダウンロード データフォルダ内に保存。

【データフォルダ】
データフォルダ容量 約800KB
保存/閲覧が可能な
ファイルの種類
・画像(JPEG、GIF、PNG、BMP)
・アニメ(PMD、MMF、GIF)
・メロディ、アニメ&メロディ、カラオケ
・アドレス帳(vCard)
・スケジュール(vCalender)


スタッフが見たA1011ST

コメント
湯野  個人的には「ATOK for au」の推測変換がかなり気に入っている。ソニー・エリクソンの「POBox」のように複数の候補を表示したり、次に来る「てにをは」を予測したりするところまでは行かないが、画面を切り替えずに推測変換の候補を表示してくれるのはありがたい。
 それから、久々にWAP 2.0未対応の端末を触ったのだが、「あれっ、EZwebってこんなに速かったっけ?」と思ってしまうほど、サクサクとブラウジングできてしまう。本来、WAP 2.0対応端末のほうが通信速度は速いはずなのに、構文解釈や画面表示に時間がかかってしまうためか、ちょっとモタついた感じがする。これに対し、A1011STでは通信速度が14.4kbpsなのに、体感速度としては逆転してしまっているのだ。
 ディスプレイ側が重く、持ったときのバランスが悪いのが少々気になるが、全国で安定した高速通信を行ないたいというユーザーにとってはCDMA2000 1x対応というのは魅力だろう。eznavigationやezplusを使えないのが気になるところではあるが、端末価格も安いし、普及モデルとしてはソツなくまとめられた端末だと思う。
松下  昨年夏に発売された「C411ST」以来の登場となる鳥取三洋製端末。eznavigationやezplusには対応しない「A1000シリーズ」なので、CDMA2000 1x対応であることを除けば、特にコレといったウリの機能はなく、一見従来機種と変わらない印象を受ける。
 見た目のデザイン同様、機能もいたってシンプルなCDMA2000 1x端末と言えるが、しかし中にはやはりeznavigationやezplusのような機能は不要で、通話やメールを中心に使いたいと思うユーザーの方もいると思うので、そういった需要に答える位置付けの端末になると思います。
 メニューや操作感も従来機種とそれほど変わっていないが使いやすく、文字入力も推測変換対応で快適に行なえる。携帯電話は手軽に使いたいけど、でもやっぱりauの3G端末が欲しい! あるいはパソコンに接続して144kbpsを体験したい! といった場合にいかがでしょう。
伊藤  鳥取三洋はC403ST以降、スマートなデザインの折りたたみ端末がウリのメーカーだったが、今回もその系統をはずさない端末を出してきた。
 WAP 2.0も、eznavigationも、ezplusも対応していないが、この機種に関しては多機能よりもシンプルさがウリのようなので、その手の機能を必要としない人はいいだろう。本体を触った感じでは、手に持つキー部分が普通の折りたたみ型端末よりも若干軽い印象を受ける。同じA1000シリーズでは、京セラ製の端末もあるが、こちらはどちらかというと若者にシフトしたデザイン。一方のA1011STは万人向け、おとなしめのデザインといった感じだろうか。
 操作性や液晶の見やすさは合格点。個人的には、無愛想な猫のキャラクターが気に入ってしまった。CDMA2000 1x対応端末のラインナップ中、地味な存在ではあるが、価格的にも概ね1万円を切っているようなので、多機能を求めず、かつシンプルなデザイン、ということであればオススメ。


・ ニュースリリース(KDDI)
  http://www.kddi.com/release/2002/0311/index.html
・ 製品情報(au)
  http://www.au.kddi.com/phone/cdmaone/a1011/a1011.html

au、4月1日より第3世代携帯電話「CDMA2000 1x」を開始
CDMA2000 1xに対応するメタルボディの「A1012K」と「A1011ST」



2002/04/10 13:16

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