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ケータイ新製品SHOW CASE
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TT21(トパーズシルバー)
2002年3月16日発売
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■ 写真で見るTT21
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外部接続端子
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サイドキー(メモ/シャッター機能)とイヤホンマイク端子(右)
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カメラとミラー
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サブディスプレイ
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キー配列
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カーメリアピンク(左)とトパーズシルバー(右)。このほか、スイフトブラックとエリアルブルーも用意される(全4色)
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10文字×9行表示
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8文字×7行表示
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文字フォントはゴシックタイプ
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文字の入力機能には11万語を収録する「Mobile Rupo」を搭載
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1行表示のメニューから各機能を呼び出せる「M機能」
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M機能に加え、「マルチメニュー」も用意されている
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マルチメニューのアイコンからでも各機能を呼び出せる
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ディスプレイの実寸大(上下の余白含め144×176ドット)
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左の撮影画像をパソコンに転送。144×155ドットで、携帯電話で表示した時よりも縦幅が大きくなっている
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「ツーカーメッセンジャー」のトップメニュー
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デスクトップ画面では、自分を含め最大7人まで登録メンバーを設定でき、各自が状態を更新すると自動的に反映され、リアルタイムに確認できる(状態確認機能)
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基本的にはデスクトップ画面からワンアクションで音声通話やメール、チャット呼びかけ画面へ移れるが、この「友だちリスト」からはデスクトップ設定していない友達や複数の友達に対してチャットを誘うことができる
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チャット画面。同時に最大10人のメンバーとやりとりできる
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「東芝ユーザークラブサイト」のトップ画面。マルチメニューから手軽にアクセスできる
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初期登録されている待受画像
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仕様で見るTT21
「ツーカーメッセンジャー」サービスに対応した折りたたみタイプの東芝製端末。パケット通信およびデータ量課金の「P@bit」に対応し、背面にサブディスプレイと11万画素のCCDカメラを装備している。ディスプレイは144×176ドットの6万5536色ポリシリコンTFT液晶で、着信メロディは40和音に対応。文字の入力機能としては、40文字の一括入力や4文節一括変換、新語や口語などの変換に対応する11万語を収録した辞書「Mobile Rupo(モバイル・ルポ)」が搭載されている。
【おもな仕様】
サイズ (高×幅×厚) |
47×93×25mm(折りたたみ時) |
重量 |
105g |
連続通話時間 |
約110分 |
連続待受時間 |
約330時間 |
充電時間 |
約100分 |
ディスプレイ |
6万5536色ポリシリコンTFT液晶(144×176ドット) |
表示文字数 |
・10文字×9行 ・8文字×7行 (メール本文表示時) |
メモリダイヤル |
1000件 |
リダイヤル・着信履歴 |
各20件 |
データ通信速度 |
最大28.8kbps(パケット通信) |
ボディカラー |
・トパーズシルバー ・スイフトブラック ・エリアルブルー ・カーメリアピンク |
備考 |
「ツーカーメッセンジャー」対応 ・友だち登録設定料:1回2円 ・状態更新料:1回2円 ・チャット通信料:1回2円 |
【インターネットメール】
サービス名 |
EZweb@mail |
利用料 |
EZweb料金に含まれ、月額200円 P@bit通信料:0.27円/1パケット(128バイト) |
メール受信機能 |
最大全角5000文字 |
メール送信機能 |
最大全角500文字 |
メール保存件数 |
1MB ・送信:最大100件 ・受信:最大1000件 |
添付制限 |
受信:最大1件(本文と別に約100KBまで) 送信:最大1件(本文と別に約100KBまで) |
【着信メロディ】
和音数 |
40和音対応 |
着信音 |
・登録済みメロディ:20曲 ・登録済み効果音(ヴァーチャル・サウンド):20種類 ・登録済みパターン:4パターン ・自作/ダウンロードメロディ:最大700KB |
登録メロディ曲名 |
LET’S GROOVE 交響曲第40番第一楽章 トッカータとフーガニ短調 フニクリフニクラ 津軽じょんがら節 美しき青きドナウ 聖者の行進 カノン ウィリアム・テル序曲 別れの曲 草競馬 山の音楽家 悲愴ソナタ キラキラ星 花 葬送行進曲 時報(効果音) メロディ:Happy メロディ:Lucky メロディ:Unlucky |
登録効果音 |
おはようございます メールをごらんください お電話です 起きて! 時間だよ 電話でござる 出たくないヨー 早く見て 無視無視 うふっ よろこんで ひかえ~い ゲロゲロ Phone Call You’ve got a mail Check it! 黒電話 警笛 目覚まし時計 鳩時計 |
和音着メロダウンロード |
40和音 |
カラオケコンテンツ ダウンロード |
対応 |
備考 |
オリジナル着信音(3和音)作曲機能付 |
【データフォルダ】
データフォルダ容量 |
700KB |
保存/閲覧が可能な ファイルの種類 |
・画像(.png/.jpg) ・メロディ(.mmf) ・アドレス帳(.vcf) など |
【モバイルカメラ】
対応画像フォーマット |
・JPEG形式 ・PNG形式 |
保存可能枚数 |
最大700KB |
画像編集機能 |
・フレーム(20種類)付加撮影 ・画像装飾(通常/ネガ/白黒) ・撮影サイズ切替 |
その他 |
ズーム機能(通常/2倍/4倍) |
スタッフが見たTT21
| コメント |
湯野 |
インスタントメッセージング機能を搭載した「TT21」。写メールで人気のJ-フォンとともに、以前からメールなどのメッセージング系のサービスに力を入れてきたツーカーらしい発想だ。
なかなか面白い機能だとは思うが、現時点ではこの端末同士でしかチャットできないのが残念。やはりこの手のサービスは今後出てくる端末の標準機能にするとか、パソコンや他キャリアの端末とも通信できるようにするとかしてくれないと、これ1台あったところで使い道がない。唯一のfunstyle対応端末「TK11」のようになってほしくはない。ツーカーではEZwebベースでの互換サービスも提供する予定らしいので、とりあえずはそれに期待したいところだ。
その他の注目どころと言えば、11万画素のCCDカメラ。他のカメラ付き端末ではCMOSが一般的に使われているが、「TT21」では画素数は少ないものの巷のデジタルカメラと同じCCDが採用されているのだ。画素数が画素数だけに、かなり微妙な差ではあるが、確かにCCD採用の「TT21」のほうがクッキリハッキリしているように見える。
ともかく、28.8kbpsのパケット通信対応、カメラ付き、40和音の着メロ対応、「ツーカーメッセンジャー」対応、と盛りだくさんな端末なので、今ツーカー端末を買うならコレしかないでしょう。
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白根 |
CCDカメラを搭載し、着メロは40和音、最大28.8kbpsのパケット通信に対応するなど、最新機能をどっさりと盛り込んだ贅沢な端末。まさにツーカーのフラッグシップとなるべくして登場したと言えるだろう。大容量ファイルの添付も可能なEZweb@mailにも対応しているので、J-フォンやauのユーザーと画像メールを楽しめる。搭載する画面は現行のケータイとしては最大級となる144×176ドット表示なので、他のケータイで撮影されたさまざまなサイズの画像も問題なく表示できるだろう。144×176ドットクラスの画面はauのC5001TやA3013Tも搭載するが、カメラを搭載するTT21の方が、持っていて楽しいと思う。
新機能のツーカーメッセンジャーは、メール機能をうまく使ったインスタントメッセンジャー機能だ。状態更新時などにいちいち操作が必要なのが面倒だが、登録メンバー全員へ一度に自分の状態を通知できて便利。もともとケータイのメールは相手にほぼリアルタイムでプッシュ配送されるので、インスタントメッセンジャーが不要という考えもあるかもしれないが、やはり専用のアプリケーションが用意されていると操作や情報閲覧時に便利。ツーカーやJ-フォンには以前から回覧メールなどの機能があったわけだが、それらに追加されるコミュニケーションアプリとして今後も期待したい。
メニュー構造はグラフィカルなアイコンを多用しているのでなかなかわかりやすい。分野別にアイコンメニューが分けられているのは使いやすいと思う。メニューのアイコンや背景を変えられるのも楽しい。ちなみにこのメニュー形式は東芝製のツーカー端末とJ-フォン端末に採用されているが、なぜか東芝製のau端末は違うメニュー形式を採用している。同じEZweb@mail端末ではあるが、auの東芝端末からの乗り換えは注意が必要だ。ちなみに日本語入力は予測変換機能には対応していないものの、東芝独自の漢字変換システム「Mobile Rupo」を搭載している。日本語入力は安心だ。
さまざまな機能を贅沢に盛り込みつつも、十分な使いやすさを兼ね備えたTT21。いまツーカーの端末を買うというのならば、問答無用でこの端末をオススメしたい。 |
松下 |
6万色のポリシリコンTFT液晶は明るくキレイで、ディスプレイサイズは144×176ドットと、120×160ドットの端末が多い中ではやや大きめ。同じディスプレイサイズであるauのムービーケータイ「C5001T」の4096色ポリシリコンTFT液晶より、実は多発色だったりして、着信メロディも40和音と、ツーカー端末では今のところいちばんのハイスペック端末。
カメラ機能では、画素数こそ11万だが、撮影画像は31万画素の「J-SH08」にそれほど引けを取らないように見受けられる。4倍ズームにも対応し、20種類の豊富なラインナップのフレームを表示しながら撮影できるのは楽しめる。
そして本題の「ツーカーメッセンジャー」だが、試してみるとレスポンスはスカイメールのメッセージ送受信とほぼ同等で、送信相手の状態が確認できたり、やり取りしたメッセージが一覧できるので、それなりにチャット感覚が味わえると思う。しかし、問題なのはやはり対応端末がこの1機種のみという点だと思う。チャット機能を楽しみたいがために、周囲の友だちに今すぐコレに機種変更してもらうわけにもいかないと思うので、今後出るすべての機種には標準対応、または今後提供が予定されているEZwebベースのサービスに期待したいところ。
なお、利用料は「1回2円」とスカイメール送信料の「1回3円」よりも安いのだが、受信も課金対象(スカイメールは受信無料)となるなので、複数回やり取りしていれば当然スカイメールよりも割高になってしまうのはちょっと残念(といっても、数円レベルの話だが……)。
なにはともあれ、ツーカー端末の現ラインナップではいちばん機能が充実しているので、ツーカー端末が欲しい方にはオススメしたい。 |
・ ニュースリリース
http://www.tu-ka.co.jp/news/release/020213.html
・ ツーカー、3月にカメラ付新機種でメッセンジャーサービス開始
2002/03/15 10:57
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