■ 写真で見るF211i
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ストラップ穴は左上背面
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ロックスイッチが側面にある
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ボタンは少な目
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決定ボタン「マルチキー」は7色に光る
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待受画面
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第1階層メニューの背景には待受画面が表示される
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メニュー2階層以降はリストメニュー。背景にうっすらとアイコンが表示されている
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標準の8字×7行表示
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大型フォントの6字×6行表示
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日本語入力はインラインの連文節変換
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標準フォント
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丸文字フォント
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メールはフォルダ管理可能
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きゃらいふを設定しておくと、各種操作中にキャラクターが登場する
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きゃらいふは、メール送信時などに質問してきたりする
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iモード表示画面
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■ 仕様で見るF211i
富士通製のiモード端末。211シリーズは、「デジタル」の800MHz帯と「シティフォン」の1.5GHz帯という、2種類のドコモによるネットワークを利用できる、いわゆる「デュアルバンド機」。iモードの機能は従来と同じ「デジタル」800MHzを使うが、音声通話では1.5GHz帯も使用するため、通話品質の向上が期待できるという。ただし、1.5GHz帯が利用できるのは現在のところ東京23区に限られている。
F211iはドコモのストレート型iモード端末としては初めてTFTを搭載。F209i、F210iにも搭載されていた「きゃらいふ」もバージョンアップしている。キーロックを側面のスライドスイッチで設定できる。
【おもな仕様】
サイズ (高×幅×厚) |
128×45×15mm |
重量 |
約73g |
連続通話時間 |
約140分 |
連続待受時間 |
約400時間 |
充電時間 |
約130分 |
ディスプレイ |
TFTカラー4096色、96×128ドット |
表示文字数 |
8字×7行、6字×6行 |
メモリダイヤル |
700件(各1番号、1アドレス) |
リダイヤル・着信履歴 |
各30件 |
データ通信速度 |
9.6kbps(パケット通信) |
ボディカラー |
メタルブラック、フレグラントパープル、アイスシルバー |
【インターネットメール】
サービス名 |
iモードのEメールサービス(送信・受信ともに全角20文字程度で0.9円、別途月額300円のiモード契約が必要) |
メール受信機能 |
全角250文字まで。 |
メール保存件数 |
送信:最大50件 受信:最大200件 |
メールアドレス保存件数 |
700件 |
【着信メロディ】
和音数 |
16和音 |
着信音 |
着信メロディ: ・登録済みメロディ:10曲 ・ダウンロードおよび自作メロディ:20曲 着信効果音:20種類 着信パターン:6パターン |
登録メロディ曲名 |
世にも奇妙な物語 必殺仕事人 LIBERTANGO UFO FRAGILE 椿姫 G線上のアリア トッカータとフーガ ウィリアム・テル序曲 新世界第4楽章 |
登録効果音 |
コミカル ジングル サンバ お知らせ 失敗 正解! 回転 馬 カエル うぐいす 猫 ビール 煎餅 流れ星 ゲーム シタール 幽霊 風鈴 水滴 黒電話 |
和音着メロダウンロード |
可能(iメロディ対応) |
| コメント |
湯野 |
「デュアルバンド端末」であるということはNTTドコモのパンフレットなどでも一切触れられていないが、実際に使ってみると、これがなかなかのもの。ドコモの普通のiモード端末だったら通話が途中で切れてしまうようなところでも難なく通話できた。
これだけiモードユーザーが爆発的に増えてしまうと、パケットネットワークのほうも大変だが、それに伴って音声通話のネットワークのほうも“すし詰め”状態。そこで、比較的余裕のある1.5GHz帯を使おうという“力わざ”ではあるものの、一応の解決策を出してきたあたりは、さすがドコモといったところだろうか。もちろん、その裏には各端末メーカーの努力があってこそなのだが。
ちなみに、211iシリーズには「ターミナルモード」という機能も追加されている。いわゆるオフラインモードというやつで、通信機能だけをオフにできるというものだ。これもパンフレットには「その他の便利機能」の中に混ぜ込まれてさりげなく載っているだけだが、気になる人にとっては非常に気になる機能なので、もうちょっと大きくアピールしてもいいんじゃないかと思う。
にしても、このところのiモード端末はどれも折りたたみ型のものばかり。たしかに今のトレンドは折りたたみ型なのかもしれないが、ストレート型端末じゃないと嫌、という男性ユーザーも多い。コンパクトでちょっとサイバーチックで、どこかF501iの面影のあるF211i(特にメタルブラック)は、そんなストレート派の人にはオススメの端末だ。
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白根 |
あまり特徴のない端末だが、逆にいえば問題のない端末、というのが個人的な印象。メニュー構造はオーソドックスな感じ。操作感覚にメーカー独特のクセがないので、他メーカー端末からの乗り換えも容易だろう。ボタン長押しで呼び出せるカスタマイズメニューや、受信メールのフォルダ分類、「モー娘。」変換、TFT液晶など、使いやすくするための基本的な機能は網羅していると思う。サイドのスライドスイッチによるキーロックや、iモード閲覧中に時計を表示させられるなど、妙に細かい機能が充実していたりもする。「コレだっ!」という特徴はないが、よくできた端末だ。
デュアルバンド対応端末ということだが、あまり効果はわからない。年越しカウントダウン中の渋谷駅前とか明治神宮の初詣などの環境では効果を発揮するのかもしれないが、威力を発揮するのはかなり特殊な環境ではないだろうか。しかし考えてみれば、初詣のときにつながる携帯電話のほうが、iアプリを使える携帯電話よりも良い、という人もいるわけで、そんな人には211シリーズが良い、というわけだ。
きゃらいふは使い込んでいないけど、他の点での使い勝手が悪くないので、きゃらいふ目当てでこの端末を買っても問題はないだろう。個人的に言えば、ドコモではソニー端末の使い勝手がいちばん好きだ。しかし、わたしのように「このメーカーがイイ!」とか思っていない場合、そして「メーカーのクセがある端末は嫌いっ!」とか思っている場合は、F211iはベストとなるかもしれない。
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・ ニュースリリース(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/01/whatnew1105a.html
・ ニュースリリース(富士通)
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2001/11/5-1.html
・ 商品情報(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/products/keitai/211i/f211i/f211i.html
・ 製品情報(富士通)
http://www.fmworld.net/product/phone/f211i/index.html
・ ドコモ、デュアルバンドに対応したiモード新機種「F211i」
・ F211iの裏技発見、電池マークが「星」に
2001/12/18 00:00
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