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コメント |
湯野 |
とりあえずBluetooth対応。今のところ、日本国内でBluetoothモジュール内蔵の携帯電話はこれしかないので、技術マニアの方々にとってはヨダレが垂れそうなアイテムに違いない。 しかし、昨今のBluetooth対応ノートパソコン同様に、バッテリーの消費の問題もあってか、常にBluetoothを立ち上げておくわけにはいかず、使う前には必ずBluetoothモードをオンにする必要がある。これがわりと面倒くさい。さらに欲を言うなら、携帯電話なのだから、通話が可能になるヘッドセット・プロファイルにも対応してほしかった。 それでも、モバイルという環境下での使用を考えると、携帯とパソコン(またはPDA)を繋ぐケーブルを持ち歩く必要がないところや、カードスロットが埋まらないというメリットは大きい。さらに、自慢もできる。 とかく話がBluetoothに行きがちだが、端末自体のデキもよく、予測変換機能「POBox」搭載で、「スターアドベンチャー2001」のような音楽ゲームも用意されている。ezplusに対応していないところが少々残念だが、質感も悪くないので、ストレート型の端末が欲しい人は、候補の一つに挙げてもいいのではないだろうか。
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伊藤 |
なんといっても日本初のBluetooth搭載端末ということで、早速クリエやバイオと繋いでみた。しかし、クリエとC413Sを同時にBluetoothモードにし、4桁のパスコードを入れ…という手続きが意外と面倒。今の段階では、携帯をバッグに入れたままネット」とはいかなかったのが残念だ。むしろ、Bluetooth通信を使ったケータイ同士の対戦ゲームや、育てたキャラクターの交換といったコンテンツが増えていくともっと面白くなりそうな気がします。 操作体系はC406SやSO503iと同じで、ジョグダイアルでカテゴリーを選択、左右キーで階層の移動をするというもの。他の端末と比べると個性は強いので好き嫌いは分かれるが、私は肯定派。液晶も、スペック的にはC406Sと同じ256色STN液晶だが、C406Sより奥まった感じがせず明るくなっているし、ジョグダイアルの操作感や、ソニー製端末ではおなじみとなった予測変換機能POBoxは、一度慣れてしまうとなかなか手放せなくなる魅力がある。液晶周りのデザインも斬新だし、ezplusにこだわらないんであれば買って後悔するような端末ではないと思います。Bluetoothが付いてる分だけちょっと高いですが。
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白根 |
Bluetooth搭載という点に注目しがちだが、使い勝手は個人的に気に入っている。クルクルピッピことセンタージョグを強く意識した操作体系は、素早い操作を可能にする。POBoxもセンタージョグを最大限に活用しており、候補単語の選択も楽々だ。要するにC406Sとほとんど同じユーザーインターフェイスなのだが、C406Sの完成度は高く、発売から半年が経過した今でもオススメ端末に挙げたいくらいなので、それを踏襲したC413Sも大いにオススメ。「Bluetoothが使いたい」という理由でなく、デザインと使い勝手を重視して選んでも、今現在auでは筆頭に挙げるべき端末だろう。個人的には氾濫した折りたたみデザインよりも、C413Sのストレートデザインの方が好き。 Bluetoothはというと、実際にCLIEで使ってみたが、接続手順が多少面倒ではあるものの、悪くない印象を受けた。ただ「価格が高い」「ケーブルで繋ぐ方が安い」「ケータイだけでもたいていの用事が済む」これらのことを加味した上でないと、Bluetoothを使う価値はない。繋がる先、PDAやパソコンや他の人のケータイにBluetoothが搭載されるようになるまでは、それほど実用的ではないかもしれない。ある意味、IrDA搭載の方がPalmユーザーにはうれしい。 使い勝手とデザイン、将来的に流行るらしいBluetoothを搭載している、ということで、とりあえずオススメしたい端末なのだが、auの最新機能であるezplusに対応していない点は残念。個人的にはBluetoothはなくても、このデザイン・使い勝手でezplus対応だったら欲しいんだけど……。そんなわけで、ezplusにこだわらない人にはオススメ。Bluetooth搭載の分、価格がちょっと高いのは、仕方ない、ガマンだ。
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