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C413Sは、Bluetoothによる通信機能を搭載したソニー製のストレート型携帯電話。最大10文字×８行表示が可能な120×160ドットの256色半透過型STN液晶を搭載しており、EZwebならびにezweb@mailにも対応している。EZweb等の基本的な機能については、現在販売されているC406Sとほぼ同等で、予測変換入力機能「POBox」も搭載している。 注目のBluetoothだが、採用されているバージョンは1.0b Critical Errataで、対応しているプロファイルはオブジェクトプッシュ、ダイヤルアップネットワークなど計５つ。ヘッドセットプロファイルについてはサポートされていない。 このためBluetoothの利用は主にデータ通信の場面で用いられることになる。モバイルユーザーにとっては、携帯電話をポケットや鞄に入れたままノートパソコンからインターネット接続できるというメリットは大きい。通信手順についても、最初にC413Sとパソコンとの間でBluetoothによる接続を確立する必要があること以外は、これまでのケーブルを使ったダイヤルアップとの違いはない。もちろんPacketOneによる64kbpsでのパケット通信を行なうこともできる。Bluetoothを使った場合、最大で約140分の連続通信が可能となっている。 なお、C413Sとの間での通信が正式に保証されているのは、現在のところ、現在発売中のソニー製のBluetooth対応ノートパソコン「PCG-SR9G/K」「PCG-C1VRX/K」、近日発売予定の「PCG-SRM/K」「PCG-C1VSX/K」の４機種。ただし、いずれの場合もノートパソコン側のソフトウェアのアップデートが必要となる。 また、パソコンとの連動では、アドレス帳やスケジュール、プロフィール、タスクリストといったデータをBluetoothを使って相互にやりとりすることができるほか、パソコンで作った待受画像をC413Sに転送することもできる。 さらに、C413S同士で楽しめる「ミラクルラバーズ」というBluetoothを使ったアミューズメント機能も搭載されており、同じ合言葉を入力したユーザーが探し出せる「ともだちレーダー」、恋人や友達との今日の相性を占う「相性占い」などで楽しめる。 このほか、お台場（東京）のエンターテインメント施設「メディアージュ」内でナムコが運営するアトラクション「スターアドベンチャー」を携帯電話向けにアレンジした音楽ゲーム「スターアドベンチャー2001」も搭載されている。作曲、作詞、演奏の３ステージをクリアして、究極のスターミュージシャンを目指すという内容のミニゲームで、最終的にできあがった作品はオリジナルの着信メロディとして端末に登録することもできる。 大きさは127×44×44mm、重さは90g。ボディカラーはホワイトとバイオレットの２色が用意されている。
■ お問い合わせ先 ソニーお客様ご相談センター Tel: 0570-00-3311、03-5448-3311 ■ ＵＲＬ ａｕのホームページ http://www.au.kddi.com/ ソニーマーケティングのホームページ http://www.sony.co.jp/SonyDrive/ （湯野 康隆） 2001/05/17 16:37 | |||||||||
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