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コメント |
工藤 |
F210では、セールスポイントである「きゃらいふ」機能がパワーアップ。液晶も明るく見やすい。F209iと同様、まる文字も使える。外観デザインはスタンダードだけれども、使って楽しい端末だ。 ただし、F210に限らずN210・D210でも同様だけれども、209iシリーズから驚くほど変わった、という点はあまりなく、209iシリーズを持っている人が機種変更する必要はないのではないかと思う。これからiモード機に乗り換える人なら、210シリーズはすごく変わったという点がない半面、こなれた安心感があり、堅い選択だと思う。
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湯野 |
200番台の富士通製iモード端末と言えば「きゃらいふ」。前モデルのF209iから搭載されているキャラクター機能だが、当然F210iではこれがパワーアップして搭載されている。 F209iでは使っているうちに微妙にキャラクターの色が変化してきた(最終的には役目を終えて去っていく)が、F210iではそれが“ポイント”という形で数値化されており、よりゲーム性が高められた。しかも喋る。 携帯電話に登場するキャラクターとしては、デンソー製のJ-フォン端末では「まめぞう」が有名だが、こういうお馴染みのキャラクターが登場するとどこかホッとするところがあるのは不思議。ちなみに最近は、NEC製のiモード端末には「ドットポチ」が登場するほか、三菱製の端末には「アニメっちゃ」というキャラクター機能が搭載されている。
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伊藤 |
今回初めて富士通製端末をじっくりといじってみたのが、率直な印象は「スタンダードモデルだなぁ」ということ。操作体系も一般的で、特に違和感なく操作できる。スペックも16和音にカラー液晶と近頃のケータイの標準はクリアしている。クセがなく、だれにでも勧められる端末。逆に、個性的な端末が好きなユーザーには(私もそうなんですが)、持つ喜びをいまいち感じなかったり、物欲をそそられないといった部分はあるように思う。 だが、「きゃらいふ」はかなり楽しめた。電話帳に登録されていない相手からメールが来ると「このひとだーれー?」と聞いてきてカワイイし、ゲームも4種類用意されているのでしばらくは遊べそう。連文節変換、メールのフォルダ整理など細かい点でも気を配っていて、全体的な完成度は高いと思います。「目立たないけれど、つきあってみると意外にいいヤツ」的なケータイだと私は思いました。
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