スクウェアな外観だが、手のひらが触れる底面は丸みを帯びていて、手によく馴染む。その分、少し厚いか? と思うかもしれないが、人それぞれだろう。女性をメインターゲットにした機種とあって、特徴的な機能の「フェイク通話」は、マナーモード設定時にも動作し、音声ガイダンスが再生されるのは(au端末の中では)「W61K」ならでは。ケータイアレンジでメニューを変更すると、EZweb内のコミュニティサイトやニュースサイトへ直接アクセスできるメニュー項目が出てくるのも面白い。ただ、デコレーション絵文字を入力するなどで少しもたつく場面もある。スペックやデザインで突出した特徴は感じられないが、個性が強すぎるとすぐ飽きてしまうかもしれない。2年間付き合うパートナーとしてはちょうどよい塩梅の機種とも言えるだろう。