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ケータイ新製品SHOW CASE
P903iTV(レッド)
2007年2月23日発売



ボタンの配置はオーソドックス。数字ボタンの下にマルチタスクボタンやテレビ電話ボタンがある ボタンはわずかに立体的な形状

右側面にスクロールやテレビ操作のボタンが集中する 左側面にはプッシュトークボタンがある

ディスプレイ側の右側面にもボタンがある 背面のミラー部分にサブディスプレイがある

2軸回転デザインだが、ボタン側にロール軸がある ディスプレイを表に出した状態で折りたたむと、右側面に側面ボタンが揃うようになっている

イヤホンマイク端子 ボタン側背面にカメラやFeliCaアンテナを搭載。ヒンジ部近くにはストラップ穴とワンセグのアンテナがある

ヒンジ部 ワンセグアンテナは可倒・伸縮式

メインメニューのデザインは変更可能 メニューは第2階層までデザインが採用される 設定メニューの第3階層からはオーソドックスなリスト式の表示

待受画面にショートカットアイコンを設定できる メニューデザインによっては、第1階層と第2階層が同時に見られる シンプルなメニューモードもある

オンラインヘルプ機能も搭載している 15字×20行表示 12字×16行表示

10字×13行表示 日本語入力システムは予測変換機能に対応する

カメラは開いた状態では縦に構えて縦長画像を保存する形式 カメラの基本設定はオンスクリーンのアイコンで変更できる

本体を閉じた状態だと、カメラは横に構えて横長画像を保存する形式に切り替わる

縦画面でのワンセグ表示。データ放送はここで操作する ワンセグ時のサブメニュー

ワンセグのフル画面表示。画面縦横比の関係で、余白ができる

最大解像度(1538×2048ドット)での撮影サンプル。リンク先の画像は無加工(904KB) 最大解像度(1536×2048ドット)での撮影サンプル。リンク先の画像は無加工(720KB)

仕様で見るP903iTV

 パナソニック製のFOMA端末。パナソニックとしては、P901iTVに続く2機種目のワンセグケータイ。

 2軸回転デザインを採用するが、一般的な2軸回転デザインと異なり、ロール軸がボタン部側にある構造となっている。そのため、ディスプレイを横90度回転させたり、ディスプレイを表に出した状態で折りたたむことができる。メインディスプレイは2.8インチで240×400ドット。Bluetoothに対応し、ワンセグの音声などをBluetoothオーディオで聞くことができる。

 機能面では、903iシリーズと異なり、903iTVシリーズではGPSや3Gローミング、1.7GHz帯FOMAなどに対応していない。おサイフケータイや着うたフルには対応する。カメラにはオートフォーカス対応の320万画素、νMaicoviconを搭載する。メモリカードはmicroSDカードに対応する。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
約110×50×22mm(突起部26mm)
重量 約139g
連続通話時間 音声通話時:195分
テレビ電話時:130分
連続待受時間 静止時:約670時間
移動時:440時間
充電時間 約160分
ディスプレイ メイン:約2.8インチ262,144色表示ワイドQVGA、TFT液晶(240×400ドット)
サブ:約0.8インチ有機EL(96×25ドット)
メモリダイヤル 800件(電話番号4件、メールアドレス3件)
データ通信速度 最大下り384kbps(パケット通信時)、最大下り64kbps(回線交換時)
ボディカラー シルバー、ブルー、レッド
備考 メインカメラ:有効画素数約320万画素νMaicoviconカメラ、サブカメラ:有効画素数約11万画素CMOSカメラ、ワンセグ対応(標準時:視聴時間約5時間20分)microSD対応(最大2GB)、Bluetooth対応、おサイフケータイ対応、

【iアプリ】
iアプリ件数 100件
登録済みiアプリ ぷよぷよ~ん&COLUMNS
脳problem?
ケータイコーディネーター
カウントダウントレイン-P
Gガイド番組表リモコン
ケータイクレジット「iD (アイディ)」
「DCMX」クレジットアプリ

【インターネットメール】
サービス名 iモードメール
利用料 料金プランに依存(パケットパックにより1パケット~0.2円)
メール受信機能 最大全角5000文字(添付ファイルは最大2MB)
メール送信機能 最大全角5000文字(添付ファイルは最大2MB)
メール保存件数 受信:最大1000件
送信:最大400件

【着信メロディ】
和音数 最大115和音(着うたフル、着モーション対応)

【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット JPEG
撮影可能解像度 最大1536×2048
撮影可能容量 内蔵メモリに最大300枚。microSDカードにも保存可能

【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット MP4(本体内メモリ)、ASF(microSD)
撮影可能画質 最大320×240
撮影可能容量 内蔵メモリに約483秒。microSDカードにも保存可能

スタッフが見たP903iTV

コメント
関口

 P901iTV相当の画質というECOモードは最長7時間の連続視聴が可能となっているが、実際に使ってみると、より高輝度ではっきりした画質で見たいという欲求が先に立つ。通勤通学時という限られたタイミングでワンセグを視聴するならば、長時間よりも高画質を優先してしまうだろう。ただし、7時間という視聴時間は、D903iTVやSH903iTVよりも長く、P903iTVが他機種よりも優れている点の1つ。ワンセグケータイとして、P903iTVを選ぶ理由の1つになるのだろう。

 またホイップアンテナと内蔵アンテナで“合成ダイバーシティアンテナ”が実現されており、普段は「TOKYO MX」が視聴できない自宅近辺でもP903iTVではなんとか受信できたことには驚いた。

 ワンセグ関連では、視聴中にメールを受信すると、縦画面でメールを表示して返信できるなど、マルチタスクがサポートされている。もしメール設定で「通知優先」を選んでいると、ワンセグ視聴中でもメールが届けばそちらに画面が切り替わるので、視聴を邪魔されたくないのであれば「操作優先」にしておこう。

 個人的には、同梱ソフトの「SD-Mobile Impact」によって録画した番組をパソコンにムーブできるところに注目している。詳しい操作感はAV Watchでレポートされているが、テレビやHDDレコーダーがなくとも、パソコンと携帯電話によって気軽にテレビを楽しめる環境が構築できるというのは面白い。これらの点によってワンセグ機能に注目する人にとっては、魅力的な機種に仕上がっていると言えるだろう。

 一方、携帯電話として見ると、P903iTVはやや大振りなサイズであることが気にかかる。先述したような各機能を考えると、サイズ面については私が欲張りかもしれないが、今回手に取ったレッドの場合、ヒンジ部周辺は結構圧迫感があった。これはシルバーなど他のカラーであれば、そのあたりの印象は変わるかもしれないので、店頭で比べてみるのも一興だろう。このほか、操作感はP902i以降のPシリーズとの差が感じられない。もちろんメニュー画面の切り替えなどはより分かりやすくなっているのだが、「ワンセグは必要ない」というPユーザーにとっては、P903iTVへ機種変更するメリットは多くはないと思う。やはりワンセグが必要かどうか、という点を踏まえて、購入を検討してみてはいかがだろうか。

白根

 パナソニックとしては2台目となるワンセグケータイで、デザインは初代ワンセグFOMAの「P901iTV」と同じ、逆2軸回転ヒンジ構造を採用している。パナソニック独特の逆2軸回転ヒンジは、画面を90度横に傾け、L字型にできるのが面白い。卓上での利用には向かないが、手に持って横長画面を見る分には使いやすい。

 しかし、横画面状態ではワンセグとカメラが使えるだけだ(カメラは180度回転状態のみ)。D903iTVのフルブラウザにおけるワイド横画面+スピードセレクターは非常に使い心地が良かったので、P506iCに搭載されていた「ロールナビボタン」を復活させるとともに、ブラウザ機能の強化もお願いしたいところだ。

 使い勝手面でいうと、P903iよりも一部が進化していて、日本語入力システムの予測変換が1行複数単語のフレキシブル表示になっている。ボタンはちょっと小さめの印象を受けたが、ドコモにおいては平均的なレベルだ。マルチタスクは、いつでも呼び出せるメインメニュー+マルチタスクボタンの形式で、似た形式に慣れているならば問題はないだろう。

 さりげなくスゴイのは、統合CPU「UniPhier」などによる節電効果だ。P903iでも採用されていたものだが、P903iTVでは、音楽再生75時間、ワンセグ7時間というバッテリ寿命を実現している。さらにBluetoothのワイヤレスヘッドホンでワンセグや音楽を楽しめるのも、P903iTVならではの特長だ。

 ドコモのワンセグでは、SH903iTVのマルチウィンドウが、圧倒的に使いやすく、オススメだ。しかし、P903iTVにはBluetoothと長時間利用という、ならではの特長があるので、そのあたりにこだわりがあるならば、P903iTVを選ぶのも良いだろう。



URL
  製品情報(NTTドコモ)
  http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/903i/p903itv/
  製品情報(パナソニック)
  http://panasonic.jp/mobile/p903itv/index.html

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2007/03/20 14:13

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