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ケータイ新製品SHOW CASE
N702iS(Mineral Water)
2006年8月25日発売



ボタン配置はオーソドックスなもの 左側面、背面側に側面ボタンがある

本体の断面は葉っぱのような独特な形状をしている ストラップ穴はヒンジ部の背面、右側にある

ディスプレイ側背面。サブディスプレイはないが、各種通知LEDやカメラがある ヒンジの逆側の端には赤外線通信ポートやデータ端子、充電接点がある

外側は着せ替えパネル「スタイルプラス」に対応する 裏面の着せ替えパネルは、電池カバーを兼用している

充電スタンドも本体にあわせてデザインされている

メインメニューはオーソドックスなアイコンランチャー式。起動中の項目は四角で囲まれる 設定メニューはリスト式の表示 各種機能を割り当てられるオリジナルメニュー

標準の待受画面。表示される線(水面)は本体の傾きと連動する 待受画面には連絡先などのショートカットを設定できる

15字×13行表示 12字×10行表示 10字×9行表示

日本語入力システムは予測変換に対応する 入力前にモードを切り替えずに数字などを入力する機能もある 1文字1タッチで単語を予測するT9も搭載する

カメラ画面。高解像度でも横長画像を縦に構えて撮影する形式 解像度など撮影設定の変更はオンスクリーンメニューで行なえる 詳細な設定はサブメニューから行なう

最大解像度(1280×960)での撮影サンプル。リンク先の画像は無加工(285KB) 最大解像度(1280×960)での撮影サンプル。リンク先の画像は無加工(205KB)

仕様で見るN702iS

 NEC製のFOMA端末。デザイナーの佐藤オオキ氏とのコラボレーションモデル。型番としては702iSシリーズで、フルブラウザや大容量のiアプリといった90Xiシリーズ向けの機能には対応していない。

 「ドリンクの入ったグラス」をモチーフにデザインされていて、折りたたんだとき、ヒンジの反対側を下にして立たせることができたり、ドリンクをイメージしたカラーバリエーションが用意されていたりする。液晶側・ボタン側の両背面ともに「スタイルプラス」という着せ替えパネルに対応している。

 3軸の加速度センサーを搭載していて、本体の傾きや振動と連動した機能がある。本体の傾きと連動する待受画面や、本体を振ることで操作する目覚まし時計などの機能がプリセットされている。

 カメラには130万画素のCMOSを搭載し、最大で1280×960ドットの静止画を撮影できる。フォーカスは手動切り替え式。メモリカードには対応していない。

 メインディスプレイはQVGA+解像度(240×345ドット)の2.1型TFT液晶。日本語入力システムには次単語の推測にも対応する「Magic Engine」と1文字1タッチ入力から単語を推測する「T9」の両方を搭載する。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
98×52×26mm
重量 約113g
連続通話時間 約110分(連続テレビ電話時間は約70分)
連続待受時間 静止時:約540時間
移動:約400時間
ディスプレイ 65,536色表示2.1型TFT液晶
240×345
メモリダイヤル 700件
データ通信速度 最大下り384kbps(パケット通信時)、最大下り64kbps(回線交換時)
ボディカラー Mineral Water、Strawberry Milk、Cafe Latte

【iアプリ】
iアプリ件数 最大100件
登録済みiアプリ リバーシ、Gガイド番組表リモコン

【インターネットメール】
サービス名 iモードメール
利用料 料金プランに依存(パケットパックにより1パケット0.01575~0.21円)
メール受信機能 最大全角5000文字(添付ファイルは最大500KB)
メール送信機能 最大全角5000文字(添付ファイルは最大500KB)
メール保存件数 受信:最大1000件
送信:最大400件

【着信メロディ】
和音数 最大50和音(着うた、着モーション対応)
着信音 ・ダウンロードメロディ:最大200件

【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット JPEG
撮影可能解像度 1280×960、640×480、352×288、240×345、240×320、176×144、128×96
撮影可能容量 内蔵メモリに約180枚(128×96で撮影した場合)

【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット MP4
撮影可能画質 128×96、176×144
撮影可能容量 内蔵メモリに約280秒


スタッフが見たN702iS

コメント
湯野

 丸みを帯びた独特のデザインが印象的なN702iS。水泡をイメージしたという円形の窓のほか、閉じた状態で垂直に立てておける形状など、何とも言えない存在感だ。それだけに、人によって好みの差がハッキリする端末だろう。

 技術的に注目されるのは、3軸の加速度センサーだ。本体を振って止められる目覚まし時計機能や、ひっくり返すことでスタートしたりリセットしたりできる砂時計(ティータイマー)機能など、なかなか楽しいアイデアが詰め込まれている。できれば、APIを公開して、こうした機能を利用したiアプリを開発できるようにして、さらにセンサーを活用できるようにしてもらいたい。

 気になる点があるとすれば、イヤホン端子の形状が今となっては珍しい丸形であるところ。ストローをイメージしたデザインとのことだが、イヤホンマイクを繋いでテレビ電話などをハンズフリーで利用したいという場合、新たに丸形のイヤホンマイクを購入する必要があるかもしれない。

白根

 型番末尾は「iD」ではないが、iD型番の端末以上にデザインに力を入れている印象を受ける。端末を縦に立てられるように、下端が平坦になっており、ちょっと机の上にケータイを置くときも、気軽に立てて置けるので、かなり目立つアクセントになりそうだ。着せ替えパネルが、裏表両面に対応しているのも、気が利いている。ただ、デザイン重視になったせいか、イヤホンマイク端子が丸形というのはいただけない。いまどき、丸形端子のイヤホンマイクは、あまり売っていないと思うのだが。

 機能的には70Xiシリーズと言うことで、それほど充実はしていない。同時期に発売されたD702iFやSH702iSが、902iSベースで開発され、フルブラウザなどの上位向け機能や「電話帳お預かり」などの最新機能を搭載しているのに比べると、ちょっと寂しい印象も受ける。

 加速度センサーは面白いが、プリセットされた機能でしか使えないというのは、ちょっと惜しい。せっかくセンサーを搭載したのだから、ボーダフォンの904SHのように、もっといろんな用途で楽しめるようにして欲しかったところだ。

 メインディスプレイは2.1型と少々小さいが、解像度はQVGA+(240×345ドット)で表示情報量は多い。といっても、たとえばメールで表示行数が増えるというわけではなく、下側のピクト行が2行になり、時刻表示と起動中タスクのアイコンが表示されるようになっている。特別に使いやすい、というほどではないが、マルチタスク機能を多用する人にはちょっと便利かもしれない。

 N702iSは、机の上に置いているときにも個性を主張できる、数少ないケータイだ。機能的にはあまり面白みのある端末ではないが、とにかく楽しいデザインを求める人にはオススメのケータイだ。



URL
  製品情報(NTTドコモ)
  http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/702i/n702is/
  製品情報(NEC)
  http://www.n-keitai.com/n702is/

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2006/09/06 12:44

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