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佐藤オオキ氏はインテリアのデザインも多く手がけていて、N702iSには「インテリアを持ち歩く」というデザインコンセプトが取り入れられている。デザインのモチーフは「ドリンクの入ったグラス」で、液晶側・ボタン側の両背面を着せ替えできる「スタイルプラス」には、「Orange Juice」など、ドリンクをイメージしたカラーが用意される。 ディスプレイ側背面には水泡をイメージした円形の窓がいくつかデザインされている。この窓は、下からカメラ、カメラライト、3つの背面表示部、3つのスピーカー穴、となっている。折りたたんだとき、下端が平らな面になるようになっており、机などの平面に垂直に立てておくことができる。イヤホンマイクコネクタは、グラスにさしたストローをイメージし、ヒンジ部の上端に搭載される。イヤホンマイクのコネクタ形状は、現在一般的な平型ではなく、丸形となっている。 充電台も、本体を垂直に立てるようにして設置するデザインとなっており、充電中は充電台側のイルミネーションが青く点灯する。充電側のイルミネーションは、充電台にあるスイッチで消灯・点灯を切り替える。 ボディカラーはMineral Water、Strawberry Milk、Cafe Latteの3種類。着せ替えパネルのスタイルプラスとしては、Soda、Orange Juice、Cranberry、Matcha、Hot Chocolateの5種類と、標準カラーバリエーションの3種類が販売される。 3軸の加速度センサーにより本体の傾きや激しい動きを検知でき、加速度センサーに連動した機能を搭載する。本体を振ることで止める目覚まし時計や、本体をひっくり返すことでリセット・スタートできる砂時計のようなティータイマー、コップの水を注ぎ込むように本体を傾けると送信が開始される赤外線通信機能などが搭載されている。このほか、本体の傾きに応じて表示の変わる待受画面もプリセットされる。 加速度センサーを利用した機能は、基本的にプリセットされたものに限られるという。iアプリから加速度センサーを利用する機能はない。待受画面のように、Flashから加速度センサーを利用する機能はあるものの、その機能の利用を一般に公開する予定はなく、いまのところコンテンツプロバイダーが加速度センサー連動コンテンツを作成することはできない。NECが新しいデザインの加速度センサー連動の待受画面を配信することは可能だが、そうした追加配信があるかは未定とのこと。 カメラには130万画素のCMOSを搭載。フォーカスは手動切り替え式。メモリカードには対応しない。メインディスプレイには2.1型QVGA+解像度（240×345ドット）の26万色TFT液晶を搭載する。 同時発表のD702iFやSH702iSなどは、902iSをベースに開発され、フルブラウザや「おまかせロック」、「電話帳お預かり」といった最新機能・サービスに対応していたのに対し、N702iSは70Xをベースに開発されたため、そうした機能には対応していない。 大きさは98×52×26mm、重さは約113g。連続待受時間は、静止時で約440時間、移動時で約320時間。連続通話時間は約110分（連続テレビ電話時間は約70分）。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/20060704.html 製品情報 http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/702i/n702is/ （関口 聖, 白根 雅彦） 2006/07/04 15:40 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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