「カスタムバングル」で、さり気なくオシャレできるW42H。「Wシーン設定」機能でONとOFFを切り替えられるのも面白く、パネルを交換する着せかえケータイとは、また違った印象を受ける。デザインのテイストも、派手すぎず、飽きの来ない感じに仕上がっている。
中身はどうかというと、この夏発売されたauの新モデルの中では唯一のおサイフケータイ対応端末となっており、この点が差別化の一つのポイントだ。全体的な作りとしては、W41CAのように、幅広いユーザー層に受け入れられるようなインターフェイスになっている。なおかつ、「ICレコーダー」や、本格的な電子辞書と言える「モバイル辞典」など、W41CAには無かった機能も搭載されており、利用シーンがさらに広がったように思える。細かいところでは、イヤホン端子の蓋がスライド型となっており、キャップ型の端末と比べると、使い勝手は格段に良い。小さな改良だが、LISMO重視のユーザーにはありがたい。
若干気になるところがあるとすれば、外部メモリとしてmicroSDカードを採用している点だろうか。LISMOにも対応しており、音楽機能やカメラ、ICレコーダーなどのマルチメディア機能をバリバリ使いたいと思ったとき、microSDカードの場合、今のところ、お店で買えるのは512MBまで。ヘビーユーザーだと、すぐにメモリが足りなくなってしまうかもしれない。