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ケータイ新製品SHOW CASE
W41SA(ナチュラルシルバー)
2006年1月17日発売

写真で見るW41SA



キー配列 マイクは2つ。ICレコーダーで録音する際は、ステレオ録音できる

メインディスプレイ下部にスピーカー 左側面にイヤホンジャックと外部接続端子

右側面には操作ボタンとminiSDカードスロット 丸みを帯びたボディライン

背面にサブディスプレイ、カメラ、赤外線ポート 127万画素CCDカメラ

メインメニュー メインメニューなどはカスタマイズできる プリセットされているメインメニューは3種類

メインメニュー「フローラル」 トータルテイスト設定も3種類から選べる メインメニューだけではなく、待受画像なども一括変更できる

メニュー第2階層 メニュー第3階層 EZメニュー

音楽を楽しめる「au Music Player」 「ライブラリ」メニュー デフォルトで、「トップ20」など再生履歴に応じたプレイリストが用意されている

パソコンからau Music Port経由で取り込んだ楽曲の再生画面 楽曲一覧が表示された再生画面 イコライザ機能も搭載

こちらはSD-Audio楽曲のプレイリスト SD-Audio再生時 音楽を鳴らしながら、他の機能も利用できる

miniSDメニュー ここからはSD-Audioは利用できない FMラジオも搭載する

「ボイス/メモ」メニュー ステレオ録音が可能なICレコーダー機能 録音中の画面

「便利ツール」メニュー 英和/和英辞書機能 「英単語クイズ」の画面

目玉機能の1つ「パシャ文字カード」ではカメラで撮影した画像か、データフォルダ内の画像を用いる 土台となる画像をまず撮影 続いて紙に記した文字を撮影

文字部分だけ抽出される 色も変更できる 拡大縮小や角度変更、シャドウなど編集可能

メールメニュー メール設定メニュー 受信ボックス内のサブメニュー

自動振分の条件設定 日本語入力はAdvanced Wnn V2 例文表示

6.5字×6行表示 10字×9行表示 12字×11行表示

15字×14行表示 20字×19行表示

静止画撮影画面 撮影時に「5」キーを押すと、ガイドが表示される 静止画撮影時のサブメニュー

曇天の都内を撮影。リンク先は、UXGA(1,280×960)、90度回転させたもの こちらは照明下でマクロ撮影したサンプル画像

動画撮影画面 動画撮影時のサブメニュー

仕様で見るW41SA

 手書き文字を使ってコミュニケーションできる「パシャ文字」機能を備えた薄さ21mmの三洋電機製CDMA 1X WIN端末。「LISMO(au LISTEN MOBILE SERVICE)」に対応するとともに、SD-Audioもサポートされており、手持ちのデジタル楽曲データも楽しめる。

 カメラは有効画素数127万画素のCCDで、レンズの周囲にマクロ切替スイッチを備える。カメラを活用する機能として、文字などを読み取って画像として抽出する「パシャ文字カード」「パシャ文字メモ」のほか、英単語や日本語の辞書と連携する「カメラde辞書」が用意されている。

 メインディスプレイは、約2.3インチ、QVGAサイズの約26万色表示の液晶。ボディサイズは約49×99×21mmで、重さは約108g。このほか、特徴的な機能として、ステレオマイクが備わっている。なお、EZ FeliCa(おサイフケータイ)には対応していない。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
99×49×21mm
重量 約108g
連続通話時間 約210分
連続待受時間 約230時間
充電時間 約110分
ディスプレイ メイン:約2.3インチ、240×320ドット、26万色表示
サブ:約1.1インチ、72×96ドット、6万5,000色表示
表示文字数 20字×19行、15字×14行、12字×11行、10字×9行、6.5字×6行
メモリダイヤル 1,000件
リダイヤル・着信履歴 各20件
データ通信速度 最大下り2.4Mbps、上り144kbps(EZwebおよびEメール時使用時)
ボディカラー フローラルピンク、ナチュラルシルバー、ブレーシングブルー
備考 LISMO、SD-Audio、FMラジオ、パシャ文字メモ、パシャ文字カード、赤外線通信、着うたフル、USBマスストレージ、USBカメラ、PictBridge、ハンズフリー、ペア機能、Hello Messenger、EZナビウォーク(声de入力)、安心ナビ、バーコードリーダー&メーカー、 live earth(BREWアプリ)

【インターネットメール】
サービス名 Eメール
利用料 EZ WINコースに含まれ、月額315円。1パケット0.21円(割引オプション非適用時)
メール受信機能 最大全角5,000文字
メール送信機能 最大全角5,000文字
メール保存件数 受信:1,280KBまたは1,000件
送信:768KBまたは500件
添付制限 5件。合計500KBまで

【着信メロディ】
和音数 最大128和音。着うた対応
和音着メロダウンロード 対応。「データフォルダ」内に保存

【データフォルダ】
データフォルダ容量 50MB(BREWと共有、最大1,024件)
保存/閲覧が可能な
ファイルの種類
・メロディ/着うた
・ピクチャー
・ムービー
・PIM情報など

【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット JPEG
撮影可能解像度 ケータイサイズ(120×160ドット)、壁紙サイズ(240×320ドット)、VGAサイズ(640×480ドット)、SXGAサイズ(1280×960ドット)
撮影可能画質 ファイン、ノーマル、メール
撮影可能容量 データフォルダもしくはminiSDカードに保存

【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット 3gp/3g2(メール送信時は、amc/3gpに変換)
撮影可能画質 96×80(Sサイズ)、128×96(Mサイズ)、176×144(Lサイズ)
撮影可能容量 データフォルダもしくはminiSDカードに保存

スタッフが見たW41SA

コメント
湯野  コンパクトさをウリにした、ごくごくスタンダードな外観のW41SA。派手さは無いがしっかりとした作りで、ハイスペックにこだわらないビジネスユーザーにオススメの端末だ。
 特にビジネスユーザーにとって便利なのはICレコーダー機能だと思うが、なにげに他メーカーの端末には搭載されないことが多い。ICレコーダーの人気シリーズ「DIPLY TALK」を出す三洋らしく、今回もキッチリとこの機能をサポートしているのが嬉しい。しかも、今回はステレオ録音に対応し、複数の参加者がいる会議の聞き取りも楽になった。
 また、ここに来てEZ・FM対応をうたう機種も増えたが、ほとんどはイヤホンをアンテナ代わりにして利用するタイプ。W41SAでは、アンテナが内蔵され、携帯電話単体でFMラジオを聴けるようになっている。また、au Music Player内からSD-Audioのプレーヤーの起動も可能になっているなど、上述のICレコーダーもそうだが、全体的に“音”関連の機能がかなり充実しているように思える。
関口  どちらかといえば、エントリー~ミドルクラスに位置付けられそうなW41SAだが、目玉機能と言える「パシャ文字」は結構面白い。ケータイのディスプレイがタッチパネルであれば、同様の機能を実現できるのだろうが、写真を撮って、そこにある文字やイラストを抽出する、というアナログな手段を活かしたデジタルコミュニケーションは、なかなか新鮮な体験を味わえる。まずは太く描いた文字を写してみたが、白い紙(一度プリントで使われた用紙の裏だが)ボールペンで描いた文字もきっちり認識された。文字を読み取る、というよりも、コントラストのある対象から抽出している、という印象で、映し出す対象の色模様によっては、意図したものと逆、つまり文字を画像化し、その背景を透明にしたくても、背景が画像となり、文字部分が透明になるということも十分あり得る。思ったとおりのデータが作れないのか、と思われるかもしれないが、「それはそれで楽しいよ」ということはお伝えしておきたい。これは、幅広い年齢層で楽しめる機能だ。
 全体的な使い勝手は、三洋らしいバランスの良さ。文字入力やメニューの操作性、レスポンス、いずれも不満に思うことはなかった。ただ、メインメニューはアニメーションが再生されることもあって、人によっては「もたついている」と感じるかもしれない。メインメニューや待受画像などを一括変更できる「トータルテイスト設定」もありがたい機能だが、「ピクト設定」やau Music Playerの「テイスト設定」もあわせて変更されていると、さらに嬉しい(with Pooh!では実現されているが)。ちなみに、「くまのプーさん」好きな方は、W41SAをチェックしておくことを勧めておきたい。比較的、最近登場した新キャラクターのランピーもメニュー画像に姿を見せるので、ファンならば、これだけで購入を検討しても良いのではないだろうか。
 メガピクセルカメラにFMラジオ、GPSと、今どきのauケータイらしい機能がしっかりサポートされていながら、ボディの厚みが21mmと手ごろな感触。au春モデルでは、他機種に注目が集まるかもしれないが、店頭で押さえておきたい端末だ。



URL
  製品情報(au)
  http://www.au.kddi.com/seihin/kinobetsu/seihin/w41sa/
  製品情報(三洋)
  http://www.sanyo-keitai.com/au/w41sa/index.shtml

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2006/02/21 12:16

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