ケータイ新製品SHOW CASE au W32S

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ケータイ新製品SHOW CASE

W32S（フレームオレンジ）
2005年9月16日発売

■ 写真で見るW32S


ボタン部	右側面にはカメラキー、サブディスプレイキー、外部接続端子


左側面にはメモリースティック Duoスロット、スライドカバー付イヤホン端子	メインディスプレイ部の右側面には、マクロ切換スイッチとFeliCaキーがある


ヒンジ部には着信ランプ	サブディスプレイ部。カメラ、撮影補助ライト、赤外線ポートが集中する


FeliCaマーク。FeliCaリーダーにはこの部分をかざす	楕円状のホール部内周は「FeliCaサイン」になっており、端末がFeliCa通信範囲内に入ると点灯する


電池収納部に、au ICカードの差込口がある	au ICカードを差し込んだ状態


au ICカード。miniSDカードと大きさを比較してみた	卓上ホルダ、ステレオイヤホンマイクが付属する。ACアダプタは別売


W32Sには3つのカラーバリエーションがある。左は「ラグジュアリーピンク」	ボタンデザインも若干異なる


待受画面	メニュー第1階層。「着せかえメニュー」と使って、デザインを変更できる。こちらは「ドラマメニュー」	着せかえメニューで「マトリクスメニュー」を選択した状態


こちらは「クロスメニュー」。着せかえメニュー用の追加データはメーカーサイトからダウンロードすることもできる	ドラマメニュー選択時のメニュー第2階層	ドラマメニュー選択時のメニュー第3階層


メインメニュー内にEZ FeliCaの項目がある	EZ FeliCaの詳細メニュー	電子マネー「Edy」の利用に必要なアプリがインストール済み


「アクセス制限」メニューから、FeliCaロックを設定できる	FeliCaロックの詳細設定	FeliCaロック設定時は、待受画面右上のアイコンが表示される


クイック解除用の暗証キーを設定する画面	FeliCaリーダーとの通信時に対応アプリを自動起動させる設定も可能	遠隔オートロックの設定画面


メール機能のTOP画面	フォルダ毎に自動振分できる	振分条件には件名・アドレスなどを設定可能


10字×9行表示	12字×10行表示	15字×12行表示


20字×20行表示	メール入力画面。「POBox」と「Advanced Wnn V2」を採用する	次単語の予測変換にも対応


着うたフルの連続再生に対応したミュージックプレーヤー機能を搭載	イコライザ設定なども可能	写真、EZアプリなどの種類を問わず保存できる「データフォルダ」


カメラ撮影画面	カメラ撮影時のボタン操作ガイド	設定メニュー


最高解像度（1,280×960ドット）の撮影サンプル。リンク先の画像は無加工（361KB）	最高解像度（1,280×960ドット）の撮影サンプル。リンク先の画像は無加工（381KB）

■ 仕様で見るW32S

　ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のCDMA 1X WIN端末。非接触ICチップによる「EZ FeliCa」機能を搭載しており、EZアプリと連携することで電子マネーの支払いやチケットとして利用することができる。

　EZ FeliCa機能には不正使用を防止するためのセキュリティロックを設定可能。一方で端末を閉じた状態のままでもロックを一時的に解除する「クイック解除」もサポートし、使いやすさに配慮した。なお遠隔オートロック機能を使えば、端末紛失時などに遠隔地からロックをかけることもできる。

　またWIN端末では初めて「着せ替え」に対応。Style-Upパネルを取付・交換することで、本体デザインをアレンジできる。「フリル」「クラフトレザー」など全10種類が別売オプションとして提供される。

　このほかにも「au ICカード」機能を搭載。本体電池部に内蔵されたSIMカードをGSM端末に差し替えることで、海外でも同番号のまま通話できる「GLOBAL EXPERT」にも対応する。

【おもな仕様】

サイズ
（高×幅×厚） 98×48×23mm

重量 118g

連続通話時間約200分

連続待受時間約250時間

充電時間約130分

ディスプレイメイン：約2.2インチ、240×320ドット、約26万色表示微反射型低温ポリシリコン・システムTFT液晶
サブ：約1.1インチ、96×96ドット、約65,000色表示半透過型STN液晶

表示文字数 20字×20行、15字×12行、12字×10行、10字×9行

メモリダイヤル 1,000件

リダイヤル・着信履歴各30件

データ通信速度最大下り2.4Mbps、上り144kbps（EZwebおよびEメール時使用時）

ボディカラーラグジュアリーピンク、ルナシルバー、フレームオレンジ

備考 EZ FeliCa、au ICカード、Style-Upパネル、125万画素CMOSカメラ、電子コンパス、安心ナビ、FMラジオ、赤外線通信、着うたフル

【インターネットメール】

サービス名 eメール

利用料 EZ WINに含まれ315円（税込み）

メール受信機能最大全角5,000文字

メール送信機能最大全角5,000文字

メール保存件数受信：512KBまたは500件
送信：128KBまたは250件

添付制限受信：最大5件（各685KBまで）
送信：最大5件（合計500KB＝符号化後685KBまで）

【着信メロディ】

和音数最大128和音。着うた対応

着信音・登録済みパターン：3件
・効果音：13件
・登録済みメロディ：4曲
・ダウンロードメロディ：データフォルダに保存

登録メロディ曲名 Floaty Star
愛の挨拶
Ambient Nature
Jumpin’ Bop

和音着メロダウンロード対応。「データフォルダ」内に保存

【データフォルダ】

データフォルダ容量 45.5MB（データ・BREW兼用）

保存/閲覧が可能な
ファイルの種類・メロディ/着うた
・ピクチャー
・ムービー
・PIM情報
・BREWアプリ

【カメラ（静止画）】

撮影可能フォーマット JPEG

撮影可能解像度 120×160、240×320、640×480、1,280×960

撮影可能画質ファイン、ノーマル、メール

撮影可能容量データフォルダもしくはメモリースティック Duoに保存

【カメラ（動画）】

撮影可能フォーマット amc、3gp、3g2

撮影可能画質 96×80（標準S）、128×96（標準M・高品質M）、176×144（高品質L）、320×240（ビデオQVGA。メール添付は不可）

撮影可能容量データフォルダもしくはメモリースティック Duoに保存

■スタッフが見たW32S

森田

　同時期発売のW32Hとともに、au端末で初めてEZ FeliCaを採用したのがW32Sだ。製品発表当時に筆者が持っていた先入観は「新しいモノ好きユーザー向けのハイエンドケータイ」だったが、実際の製品を手にした限りでは、「男女問わず使えるスタンダードモデル」という印象が強い。118gと比較的小ぶりな端末サイズ、ラグジュアリーピンクの端末が単品カタログの表紙を堂々と飾っている点などからも、その傾向は伺える。
　気になるEZ FeliCaのセキュリティ機構だが、端末クローズ状態でもロック機構をオン・オフできるのは素直に便利だと感じた。W32Sには4つのサイドボタンがあるのだが、まずFeliCaキーを押すと、サブ液晶に表示されたロックアイコンの色が白から緑に変わる。そののち残る3つのボタンをあらかじめ定めた順番で4回押すことで、ロックを一時解除できる（アイコン表示も一時的に消える）。解除状態は約5分が経過するか、FeliCaキーを再度プッシュすることで終了する。操作手順も10秒はかからないと思うので、現実的に利用できる安全機能だろう。
　端末の操作感については特に違和感もなく、きわめて普通に使える。メニュー体系も3種類用意されており、ソニー･エリクソン系端末でおなじみのクロスメニュー、一般的なアイコンメニューなど好みに合わせてチョイスできる。ボタン周りであえて気になる点を挙げるなら、終話ボタンが小さめなせいか、数字の「3」ボタンと押し間違えることが多かった。ただこれは慣れの問題だと思う。
　また、フロントジョグではなく一般的な4方向カーソルキーを操作系に採用したのも、おもにゲームを中心としたEZアプリの普及を見ればやむなしといえるだろう。個人的には4方向カーソルキーを搭載した上で、フロントジョグなりサイドジョグを付け加えてもらえればなお嬉しいが。
　購入に当たっての検討要因となるのは、PCサイトビューアーがない点、外部メモリの形式がメモリースティック Duoである点などを重要視するかどうかだろう。これらを総合的に加味した上で、W32Hと比較してみるのが無難だと思う。

■ ＵＲＬ
　製品情報（au）
　 http://www.au.kddi.com/seihin/kinobetsu/seihin/w32s/index.html
　製品情報（ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ）
　 http://www.sonyericsson.co.jp/product/au/w32s/index.html

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2005/09/28 11:10

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