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ケータイ新製品SHOW CASE
F700i(ピンクゴールド)
2005年2月10日発売

写真で見るF700i



キー配列 ヒンジ部周辺

左側面にイヤホンジャックやマクロ切替スイッチ 右側面にはminiSDカードスロットやサイドキー

外部接続端子と赤外線ポート 有効画素数128万画素(記録画素数123万画素)のCMOSカメラ

メインディスプレイの上部には有効画素数32万画素(記録画素数31万画素)のCMOSカメラ

約0.9インチ、30×97ドットのモノクロSTN液晶サブディスプレイ リラックスモードでは1/fゆらぎで発光

待受画面 メインメニュー メニュー第2階層

待受画面やメニューアイコン、背面液晶の表示などを一括で変更できる「トータルコーディネート」 これは「アクア」 こちらは「レザー」。それぞれ、待受画面などのイメージが表示されている

カスタムメニュー メニュー設定画面。アイコンを3D表示にするなどの変更が可能だ 画面背景のイメージを変更できる「スクリーン設定」

電池マークの変更も可能 目玉機能の1つである「リラックスモード」 ゆったりとした効果音、音楽と、シンプルなアニメーションが再生される

待受画面にさまざまな情報を表示できるカスタマイズ機能は健在 カスタマイズすると、新着メールがあった場合など該当する情報がある時のみ表示される Fシリーズの特徴であるプライバシーモードも搭載

セキュリティスキャン機能も搭載 AMR形式で録音するサウンドレコーダー機能 サイドキーの長押しで起動する「ワンタッチアラーム」の設定画面。あらかじめ「ON」にしておかなければ利用できない

miniSDカード内のiモーションを参照した画面。サブメニューで「連続再生」を選べば、iモーションファイルを連続再生できる 「連続再生」で音声のみのiモーションデータを再生したところ。この状態であれば、次曲・前曲への移動や、端末を折りたたんでも再生可能。折りたたんだ状態でサイドキーを押せばボリュームを調節できる

メールメニュー メールの設定画面 5種類の条件で振り分けできる。受信と送信、それぞれで適用できる

予測変換機能をサポート 9.5字×10行表示 11.5字×12行表示

14字×15行表示 例文表示

静止画撮影画面。F900iから続くインターフェイスを継承 カメラ起動時のサブメニュー

960×1,280サイズの静止画サンプル 曇天の都内を撮影した960×1,280サイズのサンプル

仕様で見るF700i

 普及モデルであるFOMA 700iシリーズの第1弾として登場した、富士通製端末。メインディスプレイは2.2インチ、26万色表示、QVGAサイズのTFT液晶。有効画素数128万画素(記録画素数123万画素)のCMOSカメラも装備している。利用できる外部メモリカードは、最大128MBまでのminiSDカード。

 F901iCのソフトウェアをベースにしながらも、「リラックスモード」や「トータルコーディネート」など特徴的な機能を搭載するほか、約80dBの大音量でアラームを鳴らす「ワンタッチアラーム」機能を備えるなど、女性ユーザーを意識した仕上がりとなっている。

 このほか、miniSDカード内の音楽データを連続再生できる機能もサポートされている。
 

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
100×48×25mm
重量 約122g
連続通話時間 音声通話時:約140分
テレビ電話時:約95分
連続待受時間 静止時:約550時間
移動時:約400時間
充電時間 約130分
ディスプレイ メインディスプレイ:約2.2インチ、240×320ドット、262,144色TFT液晶
サブディスプレイ:約0.9インチ、30×97ドット、モノクロSTN液晶
表示文字数 14字×15行、11.5字×12行、9.5字×10行
メモリダイヤル 最大700件(1件につき、電話番号最大5件、メールアドレス最大5件)
リダイヤル・着信履歴 各30件
データ通信速度 最大下り384kbps(パケット通信時)、最大下り64kbps(回線交換時)
ボディカラー ホワイト、ピンクゴールド、ブラック
備考 リラックスモード、トータルコーディネート、ワンタッチアラーム
サウンドレコーダー、デコメールテンプレート、プライバシーモード
着モーション、キャラ電
音楽プレーヤー機能、セキュリティチェック機能、バーコードリーダー

【iアプリ】
iアプリ件数 5~100件
登録済みiアプリ Gガイド番組表リモコン、ZOOKEEPER F、お出かけ♪姫さま、Calorie Control、Dimo i 絵文字メール

【インターネットメール】
サービス名 iモードメール
利用料 料金プランに依存(パケットパックでは1パケット0.015~0.2円)
メール受信機能 最大全角5,000文字
メール送信機能 最大全角5,000文字
メール保存件数 受信:最大1,000件
送信:最大200件

【着信メロディ】
和音数 最大50和音(着うた、着モーション対応)
着信音 ・パターン:6種類
・登録済みメロディ:7曲
・効果音:12曲
登録メロディ曲名 大きな古時計
きらきら星
アメージンググレース
愛の挨拶
カノン
ます
ENTERTAINER

【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット JPEG(ファイル名:撮影日時)
撮影可能解像度 SXGA(960×1,280)、VGA(480×640)、VGA(640×480)、CIF(352×288)、QVGA(240×320)、QCIF(176×144)、Sub-QCIF(128×96)、電話帳サイズ(96×72)
撮影可能画質 エコノミー/スタンダード/ファイン
リニアズーム最大65段階16倍(インカメラは2倍)
撮影可能容量 内蔵メモリに最大404枚。miniSDカードも利用可能

【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット MP4形式(映像:MPEG、音声:AMR、拡張子:3gp)
撮影可能画質 128×96ドット(Sub-QCIF)、176×144(QCIF)、320×240(QVGA)
Sub-QCIFとQCIFはメール添付可能
撮影可能容量 内蔵メモリに最大100件。miniSDカードも利用可能

スタッフが見たF700i

コメント
湯野  角が取れた矩形と平面的なデザインを組み合わせることで、独特のテイストを生み出しているF700i。これまでのFシリーズのラウンドフォルムとは、ガラッと印象が変わった。
 面白いのは、癒しをテーマにしたアニメーションと音楽が再生され、サブディスプレイが1/fゆらぎで発光するという「リラックスモード」。ボーっと眺めていると癒されるような気がしないでもないが、正直なところ、本当に癒されているのかどうかは分からない。もし本気で“癒し”を追求するなら、端末を乗せると香りを発するアロマ対応充電台なんていうオプションがあってもいいかも。
 スタンダードモデルという位置づけで、901iシリーズと比較すると、スペック的には若干見劣りする部分もあるが、QVGA液晶やメガピクセルカメラ、miniSDカードスロットを装備し、テレビ電話やFlashコンテンツなどもサポートしており、よほど最先端にこだわらない限りは、十分に満足できる内容だと思う。
 “廉価版FOMA”と表現されることも多い700iシリーズ。ただ、実際にユーザーが購入する場面では、900iシリーズが同等かそれを下回る値段で販売されていたりするところが悩ましい。
関口  「リラックスモード」や「ワンタッチアラーム」、プリセットのiアプリなど、端々から女性ユーザーに向けた作り手の意識が感じられる。メガピクセルカメラやデコメール、テレビ電話など、3Gを活かした機能を搭載しており、機能を制限した廉価版ではなく、ハイエンドな機能だけでは惹きつけられない、幅広いユーザー層が想定されているのだろう。「F901iCをベースにした」と発表会では説明されたが、F700iのメニュー画面や搭載された機能は、最先端をアピールしたF901iCとはまったく異なる雰囲気で、小手先のカスタマイズではなく、共通プラットフォームであるSymbian OSを採用したことによる派生モデルの好例と言える。
 癒しをテーマにしたというリラックスモードは、効果があったのかどうかは別にして、実際に使ってみれば思わずぼーっと見入ってしまい、一人暮らしの就寝時に使ってみたい機能。「トータルコーディネート」で選択できる各テンプレートは、いずれも美しい仕上がりで、高い満足感を得られるだろう。ただし、選択できるのが3種類、というのはやや少なく思えたが、これはちょっと欲張りだろうか。
 901iシリーズ以来、ドコモでは「音楽再生機能」をアピールしているが、F700iも同機能をサポート。富士通のWebサイトを見れば、具体的な利用方法が紹介されており、iTunesなどのソフトウェアで音楽データをAACに変換し、データリンクソフトを使って転送すればOK。パソコン上から直接miniSDカードに転送すると、どういうわけか認識されないケースがあったのだが、富士通提供のデータリンクソフトを使えば問題ないだろう。ただし、音楽再生機能について、取扱説明書ではまったくと言っていいほど触れられていない。「パソコンを使いこなしているユーザー」のみを対象にした機能なのかもしれないが、パンフレットにも記載している機能なのだから、もうちょっと親切に案内すべきだ。
 操作時には、ややもっさりする場面があるものの、1年前のF900iと比べれば大幅に改善されており、ストレスなく使える。全体的に見れば、良い使い勝手と適度なレベルの機能を実現しており、既にハイエンドなFOMA端末を利用しているユーザーにもオススメしたい端末だ。



URL
  製品情報(NTTドコモ)
  http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/products/foma/700i/f700i/
  製品情報(富士通)
  http://www.fmworld.net/product/phone/f700i/

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2005/03/01 12:58

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