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ケータイ新製品SHOW CASE
KOTO -V303T-(R)
2004年5月21発売

写真で見るKOTO -V303T-



カメラと着信ランプ、サブ液晶 本体右側面のサイドキーとイヤホンジャック

塗装されたアンテナ データ端子とカバー

キー配列 充電台にセットしたところ

待受画面 4つのジャンルに分けられたメニュー画面 「携帯電話の設定」画面では基本的な各種設定を変更可能

「Vodafone live!」画面 「アプリケーション」画面 「カメラ・データ」画面。画像編集作業もここから行なう

各メニューの第2階層はリスト形式 電卓のデザインはKOTOのテンキーと同じデザイン 動画撮影画面

「特撮モード」の背景設定 特撮モード「サムライ」の背景での撮影設定画面

11文字×10行でメール本文を表示 18文字×17行

仕様で見るKOTO

 KOTOは、2.2インチQVGA(240×320ドット)、最大26万色表示のスーパーファインポリシコン液晶を搭載し、背面サブ液晶には1インチ、60×80ドット、65,536色表示のSTN液晶を搭載した東芝製写メール端末。

 有効画素数32万画素のCMOSカメラを装備し、最大約3分間の動画撮影が可能。最大40和音の着信メロディに対応し、ジャズナンバーを中心に10曲が新たにプリセットされている。本体に搭載されるメモリは8MB。Javaアプリには非対応で、メール、ウェブ、ステーションが利用可能。お天気アイコンにも対応する。

 使いすぎを防止できる「リミットモード」などを搭載するほか、「特撮モード」など、撮影した画像の編集機能も備える。文字サイズを大きくし、メニュー操作が簡単な「シンプルモード2」を搭載する。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
約48×94×26mm
重量 約108g
連続通話時間 約120分
連続待受時間 約360時間
充電時間 約110分
ディスプレイ 26万色2.2型240×320ドット ポリシリコンTFTカラー液晶
サブ:65,536色1型 80×60ドット STNカラー液晶
表示文字数 18字×17行、11字×10行、8字×9行
メモリダイヤル 500件
リダイヤル・着信履歴 各20件
データ通信速度 9.6kbps(回線交換)
ボディカラー B (黒)、R(朱)

【インターネットメール】
サービス名 [スカイメール(Eメール)]
受信:月額使用料150円、従量課金なし
送信:月額使用料無料、1メッセージ3円

[ロングメール(ロングEメール)]
受信:月額使用料200円、通知は無料、本文受信8円
送信:月額使用料無料、1メッセージ8円
メール受信機能 [スカイメール]
最大全角192文字まで

[ロングメール]
最大全角3,000文字まで。添付対応(最大6KB)
メール保存件数 受信メール:約1MB最大1,000件
送信メール:最大200件

【着信メロディ】
和音数 最大40和音(6KB対応、カラオケ対応)
着信音 ・効果音:15種類
・登録済みメロディ:15曲
・ダウンロードメロディ:データフォルダに保存
登録メロディ曲名 ・Akatsuki
・TAKE FIVE
・イバネマの娘
・’S WONDERFUL
・NIGHT AND DAY
・ROMANTIC CITY
・FLY ME TO THE MOON
・いつか王子様が
・STAR DUST
・MOONLIGHT SERENADE
・ラブ&ロマンス
・アクション
・サスペンス
・コミカル
・ファンタジー

【データフォルダ】
データフォルダ容量 最大8MB(最大600件)
保存/閲覧が可能な
ファイルの種類
画像、着信メロディを保存

【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット JPEG
撮影可能解像度 120×160、144×176、VGA、QVGA、各種待受/着信画像サイズ
撮影可能容量 データフォルダ(8MB)

【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット 独自形式(専用ソフトでパソコン上でも再生可能)
撮影可能画質 最大164×220ドット。最大約3分間
撮影可能容量 データフォルダ(8MB)


スタッフが見たKOTO -V303T-

コメント
湯野  ボーダフォンから発売されたデザインケータイ「KOTO」。中身については基本的にV301Tと同じなので、ポイントとなるのはやはりデザインだ。
 ボーダフォンと言えば、「graphica」(J-D06)や「enjorno」(J-D07/V101D)といったデザイン的に凝った端末をいち早く市場に投入してきたキャリアだ。今回のKOTOは、「和とモダンの融合」がコンセプトだそうだ。
 個人的な感想としては、「モダン」な感じはしないでもないが、「和」のイメージは全く感じられない。「和」を主張するのであれば、メールの縦書き表示はやりすぎかもしれないが、メニューアイコン上のガイド文字を縦書きにするとか、和風のフォントを搭載するとか、もう一工夫ほしい。キートップの文字なんかにも、もう少しこだわりがほしいところだ。この色・形なら、跳ね馬のエンブレムを付けて「フェラーリケータイ」として出したほうが売れそうな気もする。
 実際、ボタン(特にテンキー)がフラットすぎて押しづらいなど、デザインを優先するあまりにV301Tよりも使い勝手が悪くなっている部分もある。このあたりが操作性の部分までこだわって開発されたINFOBARやpreminiと比較したときに詰めの甘さを感じてしまうところなのかもしれない。
 いずれにしても、この端末のウリは何と言っても見た目のインパクト。ここにどれだけ魅力を感じられるかによって評価は分かれるだろう。
太田  V301Tと同様の機能を持つKOTO。機能面でV301Tとの差はほとんど無く、プリセットされる待受画像、着信メロディ、アイコンメニュー、電卓、特撮モードの背景といったビジュアルデータ中心の変更に留まっている。
 この端末の特徴は機能よりもむしろそのデザインで、和とモダンの融合をコンセプトにしたという外観デザインは店頭でも一際目立つ存在だ。クリアパネルを重ねた背面、グロス仕上げのテンキー部背面と比較して、テンキー部など内側はつや消し処理が施されるなど、単色の本体でありながら見た目の印象が短調にならない工夫が施されている。直線と優美な曲線を組み合わせた本体ラインも綺麗にまとまっていて、テンキー部の直線的なデザインとも調和がとれている。楽器の琴を連想することは難しいが、本体デザインに曲線を多用しがちな端末が多い中で、エンタシスにも似た優雅なラインはこの端末における外観上の一番の特徴だろう。プリセットされる待受画像や着メロはKOTO用のものが用意され、使ってみたらイメージが台無し、ということもない。
 一方で、デザインに質感が追いついておらず、塗装、発色については残念ながら今ひとつと言わざるを得ない。社寺仏閣などでもよく目にする朱色をモチーフにしたかのような本体カラー「R」は、グロス仕上げのテンキー部背面こそしっかり塗装されているものの、内側のつや消し面の発色はプラスチックの成形色そのもの。朱色のような微妙なニュアンスを必要とする色を選んだのならば、しっかりとした調色、塗装を施して欲しかったところである。テンキーの形状も凹凸を抑えたフラット作りとなっており、指先の感触によるキーの判断が難しい。このあたりはデザインとトレードオフになっていると考えるべきだろう。
 とはいえ、手頃な値段でデザイン性の高い端末が購入できるのは大きな魅力。店頭で是非実機に触れてみて欲しい。



URL
  製品情報(ボーダフォン)
  http://www.vodafone.jp/japanese/products/kisyu/v303t/
  製品情報(東芝)
  http://www.toshiba.co.jp/product/etsg/cmt/vodafone/v303t.htm

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ボーダフォン、和とモダンを融合した携帯電話「KOTO」



2004/06/09 16:33

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