ケータイ新製品SHOW CASE
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F506i(サーフホワイト)
2004年05月19日発売
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■ 写真で見るF506i
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キー配列
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ブラッシュアップされたスライド式の指紋認証センサー
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AF機能を装備した有効画素数204万画素のCCDカメラを搭載
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カメラのすぐ脇にライトを搭載する
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ヒンジ部付近の側面にAFボタンを配置。半押しでフォーカスを合わせる
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サブディスプレイは、1.1インチ、96×72ドット、4,096色表示の有機EL。サブディスプレイは自分撮り用のモニターになる
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アンテナは伸縮しない。ストラップホールはヒンジ部中央に配置
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外部接続端子と赤外線ポート
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側面部の外部接続端子付近にminiSDカードスロット
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miniSDカードスロットの反対側の側面に平形イヤホン端子を搭載
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メニュー画面第3階層はリスト表示
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iモードメニュー
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指紋センサーや暗証番号の設定が行なえるサポートメニュー
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F505iよりも認証精度が向上。暗証番号も8桁まで設定できる
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登録された指紋と異なれば認証ではじかれる
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メール例文表示
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文字サイズ「標準」。12字×12行
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文字サイズ「縮小2」。19字×19行
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文字サイズ「縮小1」。15字×15行
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文字サイズ「拡大2」。10字×10行
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文字サイズ「拡大2」。8字×8行
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カメラ撮影画面
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よく使う機能をガイド表示できる
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撮影画像をサムネイル表示
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撮影画像
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VGA(640×480ドット)サイズの撮影サンプル。リンク先の画像は無加工
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iショットLサイズ(288×352)でフレーム撮影。リンク先の画像は無加工
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2Mサイズ(1,224×1,632)の撮影サンプル。AF機能で精細に写る印象。リンク先画像は無加工
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2Mサイズの撮影サンプル。リンク先画像は無加工
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プリセットのiアプリ一覧
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指紋センサーを利用したゴルフゲーム「フィンガーゴルフF」
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メニュー画面でよく使う機能をショートカットに設定できる
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電卓機能
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カレンダー機能
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■ 仕様で見るF506i
F506iは、AF機能搭載の2メガピクセルカメラを搭載した富士通製のiモード端末。有効画素数204万画素(記録画素数200万画素)のCCDカメラを装備し、最大1,224×1,632ドットの撮影が可能。側面部のAFボタンは半押しが可能で、通常のコンパクトカメラのようなフォーカスロックが行なえる。このほか、利用時に使用頻度の高い機能をワンタッチ操作できる「イージー・オペレーション」が用意されている。miniSDカードスロットを搭載。
また、F505iと同様に数字キー下部に指紋認証センサーを装備し、スライド式の指紋センサーを採用する。携帯電話を閉じると各種機能をロックできる「自動ダイヤルロック」機能や、人に見られたくないメールや撮影画像が保存されたフォルダを、隠せる「プライバシーモード」も用意されている。暗証番号もこれまでの4桁から8桁まで設定できるようになった。
メインディスプレイは2.4インチ、QVGA、26万2,144色のTFT液晶、サブディスプレイは、1.1インチ、96×72ドット、4,096色表示の有機ELを装備。連続待受時間は510時間で、連続通話時間は150分。大きさは103×49×23mm(高×幅×厚)で、重さが約116g。ボディカラーは、コーラルブルー、プリンセスピンク、サーフホワイトの3種類。
【おもな仕様】
サイズ (高×幅×厚) |
約103×49×23mm |
重量 |
約116g |
連続通話時間 |
約150分 |
連続待受時間 |
約510時間 |
充電時間 |
約145分 |
ディスプレイ |
メインディスプレイ:2.4インチ、240×320ドット、262,144色表示TFTカラー液晶 サブディスプレイ:1.1インチ、96×72ドット、4,096色表示有機EL |
表示文字数 |
20字×19字、15字×14行、12字×12行、10字×10行、8字×8行 |
メモリダイヤル |
700件(電話番号・メールアドレス3件ずつ) |
リダイヤル・着信履歴 |
各30件 |
データ通信速度 |
最大28.8kbps(iモード時) |
ボディカラー |
コーラルブルー、プリンセスピンク、サーフホワイト |
【iアプリ】
iアプリ件数 |
71~150件 |
登録済みiアプリ |
フィンガーゴルフF、Dimo i絵文字メール、人生ゲーム3D F版、ルーインエクスプローラーPlus、ちびわんふれんず2plus、マイリモコン |
【インターネットメール】
サービス名 |
iモードメール |
利用料 |
送信・受信ともに全角20文字程度で0.9円 |
メール受信機能 |
最大全角250文字 |
メール送信機能 |
最大全角250文字 |
メール保存件数 |
受信:1,000件 送信:500件 |
【着信メロディ】
和音数 |
64和音 |
着信音 |
登録メロディ:20曲、効果音・パターン:26種 |
登録メロディ曲名 |
世界に一つだけの花 タイガーマスク THE JAMES BOND ニューシネマパラダイス 銀河と迷路 アイーダより凱旋行進曲 カノン ハバネラ フニクリフニクラ 猫ふんじゃった アイネクライネナハトムジーク 展覧会の絵 トッカータとフーガ ニ短調 ペール・ギュント第1組曲 さくら ます G線上のアリア ピアノ協奏曲第1番 乙女の祈り ツァラトゥストラはかく語りき |
登録効果音 |
ハーモニカ、和風、中華風、癒し、残念、キラキラ、打ち上げ、蚊、モデム音、鼓、ナイスショット!、くしゃみ、元気ですか?、LIVE、アテンションプリーズ、時間です、でんっわっです、ロボット、デンワニデテクダサイ、黒電話 |
和音着メロダウンロード |
対応 |
【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット |
JPEG |
撮影可能解像度 |
iショットS(120×120)、iショットL(288×352)、待受(240×268)、VGA(640×480)、SXGA(1,280×960)、UXGA(1,200×1,600)、2M(1,224×1,632) |
撮影可能画質 |
ノーマル、ファイン |
撮影可能容量 |
約1,000枚 |
【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット |
MP4 |
撮影可能画質 |
128×96 |
■ スタッフが見たF506i
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コメント |
湯野 |
指紋認証やGPSなど、NTTドコモの中でも他メーカーとは一味違う端末を出す富士通。今回の「F506i」は、F505iの後継モデルに位置づけられるカメラと指紋認証にフォーカスした端末だ。
カメラについては、200万画素クラスにパワーアップし、オートフォーカス機能が用意された。撮影した画像を見ると、たしかにキレイ。ただ、同じくオートフォーカス機能を搭載したF505iGPSの時にも感じたのだが、サイドキーの半押しでこの機能を利用することになるので、端末を縦に持ったときはかなり撮影しづらい。基本的には横に持って撮影するのが手ブレも少なくオススメだ。
指紋認証機能については、F900iと同様のスライド式指紋センサーになり、認識ミスも少なくなった。この指紋センサーは、プリインストールされている「フィンガーゴルフF」や「人生ゲーム3D F版」といったゲームアプリでも活用されていたりする。ゴルフのスイングの強さを決めたり、人生ゲームのルーレットを回したりする操作を指紋センサーで行なう。単に認証機能として利用するだけじゃつまらない、という発想が見えてきて面白い。
F900iの存在もあるのでF506iの立場は微妙だが、まだFOMAの利用エリアに不安を感じているカメラ機能重視な方とっては、なかなかいい端末だと思う。
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津田 |
発表されたD、F、Nのうち、唯一2メガピクセルカメラ(有効画素数)を搭載したF506iだが、一見するとF505i、F505iGPSと端末デザインに大きな変化はない。主張の強いデザインではないが、富士通製端末らしくどこかクセのある機能が搭載されており、デザインよりもむしろ機能にわくわくしてしまう。
まずはカメラ周り。200万画素カメラはAF機能を搭載し、撮影は側面のAFボタンでフォーカスを合わせるタイプだ。画像の色味や質はおおむね良好で、カメラを使い慣れているユーザーに半押しはありがたい。しかし、2メガクラスのカメラだと細かい部分も見えてしまうため、うまく撮影できていないとブレが気になる。端末が軽いせいもあって、きちんとホールドしていないと思いのほかブレてしまうので、室内で撮影する場合は端末を両手で支えて撮影する方が無難だろう。
続いて指紋センサーだ。F505iから搭載された同機能だが、F505iが面で指紋を読み取る方式だったのに対し、今回はF900iのようなスライド式のセンサーを採用している。読み取り精度が向上しただけでなく、端末を閉じると自動的にロックがかかる機能など、よりセキュアな機能が用意されている。
例えば、仕事の重要な案件を携帯メールに転送している場合、端末の自動ロックはとても便利だ。ついうっかり端末を紛失しても、他人が容易にメールを見られないような仕組みは安心できる。人に見られたくない画像などもフォルダごと隠してしまえるので、「ついうっかり酔った勢いで撮影してしまったあの画像。捨てれば済むけど、う~ん、でもなんだか捨てられないッ!!」なんて方は、人知れずこっそり保存しておけるはずだ。
さらに、指紋センサーを使ったiアプリがプリセットされているのも見逃せない。中でも、ゴルフのスイングアクションを指紋センサーで操作する斬新(!?)なゴルフゲーム「フィンガーゴルフF」は気に入ってしまった。男心をくすぐるSFチックなギミックをゴルフゲームに使ってしまうなんて非常に大胆、ついつい人に見せたくなってしまう。望むなら、指紋センサーはもっと目立たない場所にあるといい。目立つ位置にあった方が自慢しやすいのだが、本当にセキュリティを重視するならむしろ気付かれにくい方が望ましいだろう。
ドコモが本気でFOMAに取り組んでいることをうかがわせるFOMA 900iシリーズ。しかし、FOMAの電波状況を心配して二の足を踏んでしまっている方もまだまだいるようだ。携帯電話を頻繁に利用していて、「FOMAはちょっと……」と感じるなら、F506iが選択肢に上がるだろう。2メガピクセルカメラも実用的だし、セキュリティ重視なのでIT戦士のガジェットには申し分ないはずだ。
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■ URL
プレスリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/04/whatnew0427a.html
製品情報(富士通)
http://www.fmworld.net/product/phone/f506i/
製品情報(NTTドコモ)
http://506i.nttdocomo.co.jp/f506i/
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2004/06/02 16:34
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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