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ケータイ新製品SHOW CASE
V601N(カーマインレッド)
2003年12月発売

写真で見るV601N



外部接続端子と赤外線ポート 本体左サイド。イヤホンジャックは平型

キー側ボディ背面には、注意書きが記されたシール
キー配列

背面液晶と31万画素CCDカメラ 暗い場所での撮影時にはライトが役に立つ

バーコード撮影など接写する際には、専用レンズを装着

アンテナ部
アンテナは2段階で伸ばせる

同梱されるイヤホンは、ケーブルがテレビアンテナの役割も果たす ライン入力ケーブル。家庭用のアンテナ端子に接続して、クリアな映像で視聴することも可能

メインメニュー
メニュー第2階層。ただしアイコン表示されるのは、一部のメニュー

メールメニュー メール作成時。上から順に入力するようになっている 文字入力の変換時

一度変換した単語は、次回から変換候補に表示される
8字×8行表示
10字×10行表示

13字×13行表示
例文表示
メール閲覧時のサブメニュー

静止画撮影画面
サンプル画像
フレーム撮影も可能

接写撮影にチャレンジ
専用レンズを装着すると、かなりクッキリとした画像を撮影できる

動画撮影画面(MPEGモード) こちらはNancyモードでの撮影画面

テレビ閲覧時の画面。東京タワーから約4km(直線距離)のビル屋内6F、窓際で受信。ここではクリアな画質だったが電車乗車時などはノイズが激しい 画面キャプチャーも可能。静止画、あるいはアニメーション(コマ撮り)で保存できる。もちろんメールなどで端末外部にキャプチャー画像は転送できない

仕様で見るV601N

 「V601N」は、地上アナログテレビチューナー(VHF/UHF)を内蔵したNEC製ボーダフォン端末。パケット通信に対応しており、携帯電話としての基本機能は、先代モデルとなる「J-N51」とほぼ同様。

 背面には、1.2インチ、120×80ドット、26万色のTFT液晶および31万画素CCDカメラを搭載しており、最大VGSサイズの静止画を撮影できる。またリモコン機能では、新たにカラオケの操作が可能となっている。

 「V601N」最大の特徴である地上アナログテレビチューナーによって、単体でのテレビ視聴が可能。その画質は、従来のポータブルテレビと遜色ないものとなっているが、画面キャプチャーやチャンネルごとに設定したURLへのスムーズなアクセスを実現するなどユニークな機能も備えている。またテレビ閲覧時の画面は、横向き表示も可能。同梱されるイヤホンは、ケーブルがアンテナ機能を備えているほか、ライン入力ケーブルを用いることで、家庭などのアンテナと接続できるようになっている。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
95×48×24mm
重量 約119g
連続通話時間 約125分
連続待受時間 約450時間
充電時間 約90分
ディスプレイ 65,536色2.2型TFTカラー液晶
160×216ドット
表示文字数 8字×8行、10字×10行、13字×13行
メモリダイヤル 500件
リダイヤル・着信履歴 各20件
データ通信速度 28.8kbps(パケット通信)
ボディカラー カーマインレッド、スチールブラック
備考 アナログテレビチューナー搭載(連続視聴時間は最大約60分)
※電話着信時、スケジュール/目覚ましアラーム/アクションアイテム/Javaタイマー起動時、電池レベル表示が最小になった時に自動的に終了

【インターネットメール】
サービス名 ボーダフォンライブ!月額使用料300円(スカイメール、スーパーメール、Vアプリ、ウェブ利用料含む)
[スカイメール(Eメール)]
受信:無料
送信:1メッセージ3円※「バリューパックシルバー」プランの場合

[スーパーメール(Eメール)]
受信:全角192文字相当まで無料、本文受信0.3円/1パケット
送信:0.3円/1パケット
メール受信機能 ・スカイメール:最大全角192文字まで
・スーパーメール:最大全角6,000文字まで(12KBまで。ただしデータ添付時は、Nancyで15KBまで、JPEGおよびMPEGで30KBまで)
メール保存件数 ・受信メール:2,000件
(約1.4MB、ステーションやお気に入りなどと共有)
・送信メール:500件
(約360KB)

【着信メロディ】
和音数 最大40和音(12KB対応、カラオケ対応)
着信音 ・パターン:2種類
・効果音:6種類
・登録済みメロディ:12曲
・ダウンロードメロディ:データフォルダに保存
登録メロディ曲名 Isn’t She Lovely
Carnival
The Telephone Call
ブランデンブルグ第3番
カンタータ
ガヴォット
Tera
Nano-Funk
ヴァレンシア
HardBeat’n MyHeart
Blue Noise
Long Long Ago

【データフォルダ】
データフォルダ容量 約7MB
保存/閲覧が可能な
ファイルの種類
画像、着信メロディ、Vアプリを保存

【Javaアプリ】
保存件数 データフォルダ(7MB)に保存

【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット JPEG
撮影可能解像度 通常モード:180×160ドット、120×160ドット
写メールモード:160×120ドット、180×160ドット、120×160ドット
デジタルカメラモード:480×640ドット(VGA)
撮影可能容量 データフォルダ(7MB)に保存

【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット Nancy、MPEG
撮影可能容量 データフォルダ(7MB)に保存

スタッフが見たV601N

コメント
湯野  海外ではサムスンがテレビ機能付き携帯電話を出していたが、日本では初となるテレビケータイ「V601N」。大きさや重さはJ-N51と比べると、若干厚く、若干重くなっているのだが、特に気になるほどのものではない。
 さて、注目のテレビ機能。もちろん映り自体は場所に依存することになるが、思っていたよりもずっとキレイに映る。見ているテレビの映像を待受画面にできるキャプチャー機能や、あらかじめ登録しておいたテレビ局のサイトにカンタンにアクセスできる機能など、テレビチューナーの搭載により追加された機能もいくつかあって面白い。
 ただ、テレビを見ながらWebサイトにアクセスしたり、メールを書いたりすることはできないのはちょっと残念。全体的には、J-N51にポコッとテレビチューナーが載った、という印象で、テレビとケータイの融合を感じることはない。また、バッテリーの問題から、約1時間しかテレビを見られないというのも少々残念な点だ。イヤホンマイクを持ち歩くのも面倒だし、そうなると、テレビ機能を使う場所として最適なのは、オフィスのパソコンのディスプレイの横あたりが最もしっくりくる。仕事中、地震があったり、大きなニュースが飛び込んできたりしたとき、V601Nでチェック、あるいは、V601NのテレビCMのようにサッカーや野球の途中経過をチェックするなんていう使い方だ。
 カメラ付き携帯電話としての機能はJ-N51とほとんど同じなので、テレビ機能に魅力を感じるかどうかで端末の評価は分かれるだろう。来年はアテネオリンピック開催ということもあるので、帰宅が遅くなってしまうスポーツ好きのお父さんなんかにはオススメの端末なのかも。
関口  何よりも「テレビが見られる」ということが話題を呼ぶ「V601N」。実際に数日使ってみた感想だが、小さな画面でも音さえ聞こえればかなり楽しめる。通常のテレビのような大画面でなくとも、それなりに見るに耐える映像で音が聞こえれば、ということだ。逆に言えば、画面だけ、あるいは音だけといった状態では、伝わる情報は半減してしまうだろう。
 では、どのような環境であれば「V601N」でクリアなテレビ受信を楽しめるのだろうか。私の場合、電車内で積極的に使っていきたいと思う。残念ながら地下鉄では受信できないが、実際にJR常磐線および埼京線、中央・総武線で試してみたところ、常磐線の北千住駅や中央・総武線の信濃町駅のように電車が壁に囲まれているような駅舎では、電波が遮られるためか、まともに閲覧できない。それ以外の電車走行中も、場所によってクリアになったり、ノイズだらけになったりと目まぐるしく変化する。車内に限らず、歩行中や静止している場合でも、映像はクリアでも音にノイズが入ったり、逆に映像は見られないけれども音はクリアという状況が発生する。
 とどのつまり、「V601N」でキチンとテレビを楽しめるのは、静止状態で電波が遮られていない時になるのかもしれない。仕事中にどうしても見逃せないスポーツ中継などがあっても、パソコンなどがテレビ受信に影響を与える場合もあるようだ。
 テレビ受信に関しては、「V601N」の性能というよりも、アナログテレビという前提条件が上記のような状況をもたらしている部分が大きい。よって自分自身の環境が、どれだけテレビを受信しやすい状況なのか、できるならば調べておいた方が良いかもしれない。
 イマドキの携帯電話という点については、音声通話やメール、31万画素カメラなど基本的な部分は一通り押さえており、ミドルユーザーには満足いくツクリだ。しかしNシリーズに慣れていないためか、操作の一部にちょっと違和感を覚えてしまった点もあった。たとえば、着信メロディなどの設定時に、ある曲を再生していて別の曲に移りたい場合、通常は十字キーの左右でデータが切り替えられるが、「V601N」は十字キーは一切使えず、メールボタンとスピーチマークキーで操作するようになっており、戸惑ってしまう。細かな点で「あれ? これはどうやるの? どうしてこんな操作なの?」という疑問を持ってしまったのだった。
 ともあれ、携帯電話としての基本を押さえ、さらには日本初のテレビチューナー内蔵という点は非常に魅力的だ。これまでとは大きく異なる利用シーンが見込めるだけに、新しい刺激が欲しいユーザーは、まず実機を体験してみることをオススメしたい。



URL
  製品情報(ボーダフォン)
  http://www.vodafone.jp/japanese/products/kisyu/v601n/
  製品情報(NEC)
  http://www.n-keitai.com/lineup/v601n/

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2003/12/15 13:19

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