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ケータイ新製品SHOW CASE
D252i(オパールピンク)
2003年9月26日発売
ボタンの配置はきわめてオーソドックス
側面ボタンはカメラ使用時、横位置で構えてシャッターとして押しやすくデザインされている
右側面にストラップ穴とメモリースティックDuoスロット
背面液晶は1.1インチで88×120ドット表示
待受画面
メインのメニューはアイコンランチャー式
詳細なメニューはリスト表示式
メインのメニューは、大きな文字で基本的な機能だけを表示する「シンプルメニュー」に切り替えられる
カスタマイズできるメニューもアイコンランチャー式のデザインを採用している
8.5字×8行表示
12.5字×11行表示
予測変換に対応したATOKを搭載
サムネイルは12件まで表示する
カメラ使用時は、上下キーで設定項目、左右キーで設定内容と、カーソルキーだけで各種設定を操作できる
iショットSサイズのサンプル画像
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仕様で見るD252i
三菱製のiショット端末。有効画素数17万のスーパーCCDハニカムを搭載し、VGA(31万画素)の画像を補完撮影できる。メール送信できるのはiショットLサイズ(288×352)までだが、メモリースティックDuoでVGA画像をパソコンなどに取り込むこともできる。
252iシリーズはカメラを搭載するエントリーモデルという位置付けで、iアプリや赤外線通信機能など505iシリーズに搭載されているハイエンド向けの機能はない。251iシリーズに比較すると、28.8kbpsの高速iモード通信やチャットメール機能などに新たに対応している。
D252iはカメラを液晶部背面ではなく、ボタン部背面に搭載しているため、折りたたんだ状態でも背面液晶で対面撮影できるデザインになっている。メモリースティックDuoに対応し、撮影した画像や電話帳などのデータを保存可能。最長30秒の動画をメモリースティックDuoに記録する機能もある。
日本語入力には推測変換に対応するATOKを内蔵。よく使う機能だけを大きな文字で表示させる「シンプルメニュー」も用意されている。
【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
102×48×22mm
重量
約99g
連続通話時間
約135分
連続待受時間
約520時間
充電時間
約110分
ディスプレイ
26万色表示2.0型TFDカラー液晶
176×240ドット
表示文字数
12.5字×11行、8.5字×8行
メモリダイヤル
500件
データ通信速度
下り最大28.8kbps
ボディカラー
ノーブルブルー、アクアシルバー、オパールピンク
【インターネットメール】
サービス名
iモードメール
利用料
送信・受信ともに全角20文字程度で0.9円
メール受信機能
最大全角250文字
(分割受信機能により最大2000文字の分割受信も可能)
メール送信機能
最大全角250文字
メール保存件数
受信:最大200件
送信:最大50件
【着信メロディ】
和音数
32和音
着信音
・パターン:5種類
・登録済み効果音:6件
・登録済みメロディ:6曲
・ダウンロードメロディ:14~500件
登録メロディ曲名
G線上のアリア
子犬のワルツ
ボレロ
ムーンライトセレナーデ
君が好き
HOT STUFF
和音着メロダウンロード
対応
【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット
JPEG
撮影可能解像度
iショットS(120×120)、iショットL(288×352)、待受(176×240)、QVGA(240×320)、VGA(480×640)
撮影可能容量
700枚(iショットS)~20枚(VGA)
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スタッフが見たD252i
コメント
湯野
252iシリーズ第1弾となるD252i。見た目の話としては、重々しい感じだったD251i、D251iSと比べると、ずいぶんとすっきりしたように思える。実際にサイズも小さくなっており、メモリカードスロットを搭載しているにも関わらず重さは99gと軽い。
機能面では、「シンプルメニュー」というアシスト機能が面白い。特に高齢者向けという感じのものではなく、この機種を使い始めてから間もない頃に戸惑ってしまうような基本的な操作を行なうであろうタイミングで、その都度教えてくれるというものだ。つまり操作を一通り覚えてしまえばOFFにすればよい。ただ、この機能をONにすると、アイコン式のメインメニューがシンプルなリストメニューに変更されてしまう。もちろん、大きな文字で各種機能を呼び出せるのはありがたいのだが、アイコンはアイコンで分かりやすく、9分割メニューはリスト型より操作しやすいので、個人的にはアシスト部分だけONにさせてほしい。
このほか、「どれでもiショット」という機能もあったりするのだが、自動的に変換されるのがiショットSサイズだったりする。せっかく人に見せたくて送信する写真なのだから、できる限りキレイに見せたいと思うし、そこまで通信費をケチろうとは思わない。便利な機能だと思うので、Lサイズという選択肢も用意してもいいんじゃないだろうか。
サクサクiモードが利用できて、17万画素ながらカメラも用意されていて、メモリカードスロットもある。iアプリがいらないエントリーユーザー向けとしてはもってこいの端末と言えるのかもしれないが、実は値段的には505iシリーズと大差なく、最近ではFOMAという選択肢もあったりするので悩ましいところだ。
白根
カメラは搭載すれどiアプリには対応しないエントリーモデル、というのが252iシリーズの位置付けだ。スペックではQVGA液晶やメガピクセルカメラが豪華な505iシリーズに比べると控えめ。安くカメラ付きiモード端末を使いたい人向け、というわけだ。
カメラの使い勝手は少々個性的だが使いやすいと思う。カメラがボタン側背面に搭載されていて、折りたたんだ状態でサブ液晶を見ながら対面撮影できる。横位置に持てばちょうどコンパクトカメラと同じように両手で構えられるわけだ。撮影時にホワイトバランスなどの撮影補正設定はメニューを呼び出さずに操作できる。色調補正に「美白」や「逆光補正」など様々なモードが用意されているなど、使いやすさ・機能ともにハイレベルだ。
画像編集の面では、画像サイズ変更が等倍切り出しと全体縮小しか用意されていないのが残念。しかし、画像閲覧時にメールボタンを押すだけでiショットSサイズに縮小してメール添付する機能があるので、構図などを深く考えない人には十分便利に使える。メモリースティックDuoに対応するので、画像をパソコンに取り込んでホームページに掲載したりプリントアウトする用途がメインの人に向いている。
全体的な使い勝手はいたって平均的。メインのメニューがアイコンランチャー式で、細かいメニューはリスト式。カスタマイズできるメニューもあるなど、目立って使いやすい機能はないが、流行りの要素は押さえている。日本語入力には推測変換に対応するATOKを搭載するが、学習した単語しか推測候補にならないのには少々不満を感じる。
「505iシリーズほどの機能は必要ないけれどカメラ付きiモードを使ってみたい」という人向けの機種だ。頻繁に使う機能だけを表示する「シンプルメニュー」があるので、ケータイに慣れていない子供などにもお薦めできる。メモリースティックDuoに対応するのでデジカメ代わりにも使えるが、そうした用途であればメガピクセルカメラを搭載するより上位の機種を選択肢に入れるべきだろう。
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URL
製品情報(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/products/keitai/252i/d252i/d252i.html
製品情報(三菱電機)
http://www.mitsubishielectric.co.jp/mobile/mova/d252i/
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