ボタン配置	右側面にはボタンがある

ストラップ穴は背面左側、ヒンジ近くにある	カメラは液晶背面、上端側中央に配置されている

メインメニューはアイコンランチャー式。ここのアイコンにはアドレスなども割り当てカスタマイズ可能	機能メニューなどはオーソドックスなリスト表示型	BREWのメニューは他のBREW対応端末と同じものが搭載されている

12字×9行表示	10字×8行表示	8字×6行表示

予測変換にも対応	データフォルダはサムネイル表示に対応しない	ケータイ向けサイズの撮影画像

■ 仕様で見るA1304T

【おもな仕様】

サイズ （高×幅×厚）	93×49×25mm
重量	約108g
連続通話時間	約170分
連続待受時間	約200時間
充電時間	約110分
ディスプレイ	26万色表示2.1型ポリシリコンTFTカラー液晶 144×176ドット
表示文字数	12字×9行、10字×8行、8字×6行
メモリダイヤル	500件
リダイヤル・着信履歴	リダイヤル20件、着信履歴20件
データ通信速度	最大下り144kbps、上り64kbps（パケット通信時）
ボディカラー	フレッシュブルー、フラフィーホワイト

【インターネットメール】

サービス名	eメール
利用料	EZwebmultiに含まれ、月額300円 通信料0.27円/128バイト(通常契約時）
メール受信機能	最大全角5000文字
メール送信機能	最大全角5000文字
メール保存件数	受信：400KBまたは200件 送信：400KBまたは200件
添付制限	１通のメールにつき５データ（最大100KB）まで。ファイルはデータフォルダに保存

【着信メロディ】

和音数	着うた対応
着信音	・パターン：14種類 ・効果音：9種類 ・登録済みメロディ：8曲 ・ダウンロードメロディ：データフォルダに保存
登録メロディ曲名	イメージサウンド 麦畑 クールポッサ 大きな古時計 シチリアーナ 弦楽セレナーデ 大きな古時計（ワンギリ対応） 孤独なカウボーイ（着うた）
和音着メロダウンロード	対応。「データフォルダ」内に保存

【データフォルダ】

データフォルダ容量	5MB（または500件）
保存/閲覧が可能な ファイルの種類	・メロディ/着うた ・ボイス（QCP） ・ピクチャー ・ezmovie ・PIM情報

【カメラ（静止画）】

撮影可能フォーマット	JPEG
撮影可能解像度	ケータイモード（144×176）、PCモード（640×480）
撮影可能容量	データフォルダ（5MB）に保存

【カメラ（動画） 】

撮影可能フォーマット	MP4（MPEG-4＋QCELP）
撮影可能画質	96×80ドット
撮影可能容量	データフォルダ（5MB）に保存

【EZアプリ（BREW）】

保存件数	データフォルダ（1.2MB）に保存

■ スタッフが見たA1304T

	コメント
湯野	見た目的はソニー・エリクソン製の着せかえ端末を思い起こさせるA1304T。残念ながら着せかえではないが、フレッシュブルーというボディカラーは何とも印象的だ。 　一見すると、ちょっとオシャレなエントリーユーザー向けの普通のカメラ付き端末にしか見えないが、1000番台の製品では初のBREW対応端末となる「A1304T」。同じBREW対応端末のA5306STを紹介したときにも書いたが、「今後はBREWで行きます」というKDDIの意気込みが感じられる端末でもある。さらに今回は1000番台ということで、「全端末でアプリを使えるようにします」というニュアンスが追加されているようにも思える。 　EZナビ（GPS機能）には対応していないが、使い勝手があまりよろしくない現状のEZナビのことを考えると、どうしても位置情報を調べたいような法人ユーザーを除き、大多数のユーザーにとっては、それもさほど大きなマイナス点にはならないのではないだろうか。
白根	1000番台のエントリーモデルだが、BREWのEZアプリに対応している。これまでEZアプリ（ezplus）というと5000番台のハイエンド端末の機能だったが、A1304Tもそれらの端末同様に、プログラムのダウンロードができる。一方でEZナビには対応していないので、EZアプリ対応・EZナビ非対応端末という、非常に中途半端な位置づけともいえる。 　カメラ部は可もなく不可もなく。特別に画質や使い勝手が悪いわけではないが、目立ってよいとか面白い点もない。カメラ機能を重視する人向けの端末でもないが、ムービーメールにも対応しているので、普通にカメラ付きケータイとして使えるだろう。ただし、サムネイルに対応していないのが残念。 　メニュー回り、とくにカスタマイズ機能がよく出来ていると思う。メインのアイコンランチャー式メニューのカスタマイズ機能が、他の端末とは少々異なり、メールアドレスや電話番号なども登録可能なのだ。特定の連絡先に頻繁にアクセスする人にとっては非常に便利な機能だろう。 　A1304Tの最大の特徴はなんといっても、BREWによるEZアプリだろう。A1304Tはエントリーモデルながら様々なアプリケーションをダウンロードして利用できるのだ。5000番台の機種に比べると多少お安くなっているので「5000シリーズほどの機能はいらないけど、ゲームはやりたい」という人にオススメだ。