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ケータイ新製品SHOW CASE
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A1302SA(エンジェルブルー)
2003年3月14日発売
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■ 写真で見るA1302SA
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キー配列
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ヒンジ部には、シャッターやプチフラッシュのボタン
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背面上部にはスピーカーとストラップホール
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接続端子のわきに、イヤホンジャックも
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背面液晶の上には、プチフラッシュが
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“プチ”というわりにはなかなか強力なフラッシュ
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待受画面
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メインメニュー
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メニューの第2階層はリストで表示される
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例文(8×7表示)
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例文(10×9表示)
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データフォルダ(2MB)
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フォトミキサーでは、日記のように静止画像をアルバム化できる
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動画にテロップを入れることも可能
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英和辞書なども付属
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英和辞書
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日本語入力には「モバイルWnn V2」を搭載
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■ 仕様でみるA1302SA
A1302SAは、11万画素のCCDカメラと暗い場所での撮影を可能にするプチフラッシュを搭載した三洋電機製の折りたたみ型端末。着うたやムービーメールに対応しているが、ezmovieコンテンツの再生や128×96ドットの動画撮影には対応していない。カメラには、16段階に調節できるデジタル3倍ズーム機能が搭載されており、動画撮影中にもズーム操作が行なえる。
同端末同士で背景色や文字色を変更したメールを送受信できる「パステルメール」機能に対応しているほか、「くまのプーさん」のフレームやスタンプなどもプリセットされている。 またA1300シリーズ同士であれば、カメラで撮影した画像をアルバムにできるフォトミキサーの送受信もできる。
A3015SA同様に、ワン切りチェック機能や英和・和英辞典、英単語から和訳を、和訳から英単語を当てるゲームも搭載している。
【おもな仕様】
サイズ (高×幅×厚) |
92×47×25mm(折りたたみ時) |
重量 |
約99g |
連続通話時間 |
約150分 |
連続待受時間 |
約200時間 |
充電時間 |
約100分 |
ディスプレイ |
26万色相当カラーディスプレイ微反射型TFT液晶(132×176ドット) |
表示文字数 |
全角10字×9行、8字×7行、5字×6行 |
メモリダイヤル |
500件 (1件につき電話番号×3/Eメールアドレス×2/などを登録可能) |
リダイヤル・着信履歴 |
各20件 |
データ通信速度 |
最大下り144kbps、上り64kbps(パケット通信時) |
ボディカラー |
エンジェルブルー プレシャスシルバー |
【インターネットメール】
サービス名 |
eメール |
利用料 |
EZwebmultiに含まれ、月額300円 通信料0.27円/128バイト(通常契約時) |
メール受信機能 |
最大全角5,000文字 |
メール送信機能 |
最大全角5,000文字 |
メール保存件数 |
受信:256KBまたは200件 送信:128KBまたは200件 |
添付制限 |
100KB(最大5ファイル)まで。ファイルはデータフォルダに保存 |
【着信メロディ】
和音数 |
最大40和音(FM音源32和音+PCM音源8和音) |
着信音 |
パターン:5種類 効果音:3種類 登録済みメロディ:8種類 |
登録メロディ曲名 |
時の踊り 四季より「春」第一楽章 ダッタン人の踊り 英雄ポロネーズ プーさんの水遊び(アニメ付き) プーさんの大好物(アニメ付き) ピクレットの贈り物 くまのプーさん |
登録効果音 |
お手紙だよ 鳥のさえずり 準備中準備中準備中(着うた) |
和音着メロダウンロード |
対応。「データフォルダ」内に保存 |
【データフォルダ】
データフォルダ容量 |
2.5MBまたは1,024件 |
保存/閲覧が可能な ファイルの種類 |
メロディ/メロディ&アニメ/テキスト&メロディ/アニメ&テキスト&メロディ(MMF) ボイス(QCP) ピクチャー/アニメ(PNG/GIF/JPG/BMP/MMF) PIM情報(vCard/vCalendar)など |
【カメラ(静止画)】
撮影可能解像度 |
176×132 |
撮影可能画質 |
JPEG |
撮影可能容量 |
データフォルダ(2.5MB)に保存 |
【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット |
MP4(MPEG-4+QCELP) |
撮影可能画質 |
96×80、20KBまで(5/10/15秒) |
撮影可能容量 |
データフォルダ(2.5MB)に保存 |
■ スタッフが見たA1302SA
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コメント |
湯野 |
見た目的にはA3015SAをリファインしたような感じで、背面のスピーカー部分のスリットもちゃんとSの字になっている。A3015SAではライトがカメラと並んで無造作に配置されていたが、このA1302SAのライトはデザイン的にもスッキリまとまっていて気にならない。しかも、えらく明るい。
機能面でもA3015SA同様、飛び抜けてスゴイという部分は少ないが、ちょっとずつ楽しめる機能や便利な機能を追加されているところが興味深い。中でも意外に楽しいのが「パステルメール」という機能。メールの背景や文字の色を変えられるというもので、現時点ではA1302SA同士でしか楽しめないが、絵文字を多用するような若い世代にはウケるかもしれない。これをさらに発展させて、縦書き表示なんかができたりすると面白いかも。その際にはぜひとも毛筆フォントを搭載していただきたい。
同時期に販売が開始されたA1301Sと比べると、やや華やかさに欠ける感じがしないでもないA1302SA。しかし、販売価格はA1302SAよりも5,000円ほど安く、和英約7,000語、英和約17,200語の辞書機能も搭載しているので、学生向けの端末としてはちょうどいい端末だろう。
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鷹木 |
同時期に発表されたソニーエリクソン製「A1301S」に比べると、どうしても印象が薄くなりがちな三洋電機製ムービーメール・着うた対応端末「A1302SA」。確かに「A1301S」の方が目新しく見えるが、実際に三洋製の端末を触ってみるとなかなかの安心感。操作系は、ベースになったといわれる「A3015SA」を踏襲しており、以前からの三洋端末ユーザーなら戸惑うことなく操作できるはず。また、ワン切りチェック機能や、英和・和英辞書などのツールも同様に搭載されている。
液晶画面に関しては「A3015SA」を凌駕しているといえる。三洋といえば有機ELの開発などでも知られる国内屈指の液晶メーカー。A1302に搭載された微反射型液晶は従来の反射型液晶よりも輝度が高く、同サイズの液晶の中では非常にキレイな部類に入る。輝度が高いことで、撮影した静止画・動画いずれも鮮明に写るようになった。搭載されたカメラにもズーム機能などが付加され、撮影がより楽しめるようになっている。欲をいえば、有機ELなど最新技術を惜しみなく使用した三洋製端末も見てみたいところだが……。
「A1302SA」には、「プーさん」などのフレームや着信メロディなどが用意されているため、女性向けを狙ったものと思われる。とはいえ、これまで触れてきたように、新規性こそ少ないが機能面に欠点といえるほどの欠点はないように思える。「通話/メール以外にカメラや着うたも使ってみたいが、操作方法が難しそうなのはイヤ」というようなユーザーには、老若男女問わず広く勧められる端末ではないだろうか。
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■ URL
製品情報
http://www.au.kddi.com/phone/cdmaone/a1302/
ニュースリリース(au)
http://www.kddi.com/release/2003/0227/index.html
■ 関連記事
・ au、ムービーメール対応の新端末「A1301S」「A1302SA」
2003/04/02 12:57
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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