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ケータイ新製品SHOW CASE
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SO212i(グラファイトブラック)
2002年11月9日発売
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ボタン配置
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ストラップ穴はヒンジ部側面
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右側面にもボタンがある
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3種類の着せかえパネルが付属する
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メニュー構造は最近のソニー・エリクソン端末とほぼ同じ
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メニューデザインは変更可能
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カスタマイズが可能なマイメニュー
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12字×11行
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メール表示例文
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予測変換対応のPOBox
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■ 仕様で見るSO212i
ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のiモード端末。カメラを搭載せず、Javaにも対応しないエントリーモデル。
背面のパネルは交換可能で、3種類の着せかえパネルが付属する。SCEIのゲーム「どこでもいっしょ」の人気キャラクタ達がケータイを開くたびにショートストーリーを演じたり、人気キャラクター「トロ」が電波状態や不在着信の有無を表示するなど、エンターテイメント性を重視したつくりになっている。
メニュー構造や操作体系は、従来のソニー・エリクソン端末とほぼ同じ。日本語入力には随時変換候補を表示させる予測変換に対応するPOBoxを搭載し、時事用語にも対応する辞書はオムロンソフトウェアが提供している。辞書は追加ダウンロード可能で、ソニー・エリクソンのサイトでは様々な用途で100種類以上が提供されている。
【おもな仕様】
サイズ (高×幅×厚) |
95×47×26mm |
重量 |
約120g |
連続通話時間 |
約150分 |
連続待受時間 |
約440時間 |
充電時間 |
約130分 |
ディスプレイ |
6万5536色表示2.0型TFTカラー液晶 128×160ドット |
表示文字数 |
12字×11行、10字×8行、8字×7行、7字×6行 |
メモリダイヤル |
700件 |
リダイヤル・着信履歴 |
各30件 |
データ通信速度 |
最大9.6kbps(iモード時) |
ボディカラー |
グラファイトブラック、フロストシルバー |
【インターネットメール】
サービス名 |
iモードメール |
利用料 |
送信・受信ともに全角20文字程度で0.9円 |
メール受信機能 |
最大全角250文字 |
メール送信機能 |
最大全角250文字 |
メール保存件数 |
受信:200件 送信:100件 |
添付制限 |
メロディ |
【着信メロディ】
和音数 |
40和音 |
着信音 |
・パターン:5種類 ・登録済みメロディ:10曲 ・ダウンロードメロディ:30件 |
登録メロディ曲名 |
One more Time トロとお休み ペールギュント~朝~ シシリエンヌ 森のくまさん オーラ・リー Shami-spirit 鐘 レーザー銃 流れ星 サイレント |
和音着メロダウンロード |
対応 |
■ スタッフが見るSO212i
| コメント |
湯野 |
着せかえパネルや「ポケピの絵本」など、SO212iは楽しさを追求したケータイだ。
ソニー・エリクソンによれば、トロなど「どこでもいっしょ」シリーズのキャラクターが登場しまくる「ポケピの絵本」については「役に立たない機能をキーワードに開発した」とのこと。ケータイを開くたびにさまざまな物語が展開されるのだが、中にはレアものも混ざっているらしいので、ヒンジが壊れるんじゃないかと思うほど開閉を繰り返してしまう。ちなみに、サブディスプレイに表示される電波状態は、よく見る3本のアンテナマークだけでなく、トロが表情で表現してくれるモードも用意されている。
もちろんそれだけではなく、おなじみのセンタージョグ&POBoxのインターフェイスで素早くメールできる機能も健在。さらに辞書データのダウンロードが可能になり、20件まで端末上に保存できるようになっている。辞書の内容も方言や流行語、趣味、ビジネスなどなど、100種類以上とバラエティに富んでいる。ますますPOBoxの予測語句リストで人柄が分かるようになった。
スペック的にはカメラもないし、iアプリにも対応していないわけだが、そんな楽しさをケータイに求めるような人にはオススメの1台だろう。
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白根 |
ソニー・エリクソン製のこのiモード端末は、iアプリやiショットなどの機能に対応しないエントリーモデルだ。このクラス「212iシリーズ」としては他にコンパクトストレートデザインを採用し、実用機能を多数搭載したF212iがある。それに対してSO212iは着せかえに対応した折りたたみデザインを採用し、人気ゲームキャラクタ「トロ」をメニューキャラクタに採用するなど「楽しさ」を重視している。
使い勝手はソニー・エリクソンおなじみのメニュー構造とフロントジョグを採用していて、わかりやすさと操作のしやすさではトップクラスにあると思う。随時予測単語を表示するタイプのPOBoxも洗練されていて使いやすい。逆にいえば大きな進化はしていないが、それでもソニー・エリクソンの端末は下から完成度が高く、使い勝手の面では他の最新ケータイに比べて劣ることはないと思う。
212iシリーズはカメラやJavaに対応していないエントリーモデル、ということで派手さにはかけるが、そうした付加機能を利用しない人には値段も安く、お薦めできる。使いやすいスケジュール・タイマー機能や英和辞書などを搭載する「実用主義」のF212iと、「楽しさ主義」のSO212i、方向性が大きく違うことを考慮して選ぼう。
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■ URL
ニュースリリース(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew1106a.html
製品情報(NTTドコモ)
http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/products/keitai/212i/so212i/so212i.html
製品情報(ソニー・エリクソン)
http://www.sonyericsson.co.jp/product/docomo/so212i/index.html
■ 関連記事
・ ドコモ、パネルが付属する着せかえiモード端末「SO212i」を9日発売
2003/03/05 11:56
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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