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SO212iは、取り外し可能な３色のカラーパネルが付属され、３通りのカラーバリエーションを１台の端末で楽しめるソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のiモード端末。2.0インチ６万5536色のTFT液晶を搭載し、SO504iと同等の40和音の着信メロディに対応する。 ボディカラーは、フロストシルバーとグラファイトブラックの２色。ソフトな印象のカラーパネルが付属されるフロストシルバーには、ペールアクア、テンダーピンク、ホワイトミストの３色のパネルを同梱。グラファイトブラックには、ハードな印象のカーディナルレッド、ディープブルー、アーバングレーのパネルが付属する。パネルはスライドさせて取り外すことが可能で、オプションでそれぞれカラーパネルのセットも提供される。
また、ソニー・コンピュータエンタテインメントが来春発売するPS2向けソフト「?どこでもいっしょ?私なえほん」の絵柄を使ったオリジナルソフト「ポケピ（ポケットピープル）の絵本」も利用可能で、携帯電話を開くたびに、トロをはじめとするキャラクターたちが登場する。キャラクターは、携帯電話の通話時間に比例して登場する数が増えていく。また季節や時間、着信履歴に加え、９種類の入力情報を元に、メッセージや画像が変化する。 フォントサイズは、16/14/12/10ドットの４種類から選択可能で、デフォルトでは14ドットのフォントが設定されている。文字入力には、予測変換機能「POBox」が採用されており、センタージョグと組み合わせて文字の選択がすばやくできる「スピードメーラー」を装備。 また、ソニー・エリクソンが提供する携帯電話向けサイト「SO@Planet」から、予測変換用辞書が無料でダウンロード可能で、エリア情報や趣味、ビジネス用語などを集めた辞書が100種類上用意される。８つの大きなカテゴリーにまとめられた辞書ファイルは、各地域の待ち合わせ場所や、エンターテインメント情報なども盛り込まれ、最大20辞書までダウンロードできる。ダウンロードした辞書は、複数の辞書の優先順位や、有効・無効などの切り替えが設定でき、使用状況に併せたカスタマイズで「より個人にマッチした辞書が提供できる」という。 このほか、携帯電話を忘れたときなどのプライバシー保護のため、あらかじめ電話番号などを設定しておくと、他の電話から遠隔操作でダイヤルロックできる「遠隔ダイヤルロック機能」も利用できる。連続待受時間は約440時間で、連続通話時間は150分。大きさが95×47×26mm（高×幅×厚）、重さが約120g。 なお、ソニーエリクソンによると、ａｕの着せかえケータイのようなオプションのカラーパネルの販売は未定で、ソニー製品のオンラインショップ「sony style」での販売も未定としている。また、「ドコモ向けに今後も取り外し可能な端末を供給するのか」との問いに、「わからない」とするにとどまった。同社スタッフは、「NTTドコモのユーザー層は幅広く、特にターゲットは設定していない」としており、幅広い年令層に受け入れられるような機能を盛り込んだことをアピールしていた。
・ ニュースリリース http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew1106a.html ・ 製品ページ（NTTドコモ） http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/f/so212i.html ・ 製品ページ（ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ） http://www.sonyericsson.co.jp/product/docomo/so212i/ （津田 啓夢） 2002/11/06 17:52 | ||||||||||||||||||
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