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ケータイ新製品SHOW CASE
N504iS(ブライトシルバー)
2002年11月22日発売



ボタン配置。カーソルキーの上に決定キーが別に配置されている 左側面にはシャッターや音声メモに使うボタンとイヤホンマイク端子(形状は独自型)

上面に赤外線ポートがある 後付けのマクロレンズが付属。ストラップに引っ掛け、使用時にはマグネットでレンズに装着できる

メニュー第1階層 機能設定メニューの第2階層。ヘルプが表示されるアイコン式 機能設定メニューの第3階層は設定内容表示方式と一覧リスト表示方式を切り替え可能

文字の縮小表示(16字×15行) 文字の通常表示(10字×10行) 文字の拡大表示(8字×8行)

例文表示(標準フォント) 子音だけで入力するT9。短い単語ごとに読み仮名を確定していく 読み仮名が一通り確定された後に、連文節変換。読み仮名入力方法は随時変更可能

辞書をダウンロードして追加できる 文字入力方法は2つ以上を設定し、文字入力中にも変更できる 待受画面には電話番号や画像メモのショートカットを貼れる

撮影画面。撮影画像サイズによってカメラ映像の映る範囲が変わる 撮影した画像はサムネイル管理可能

メールアドレスなどを読み取るアクセスリーダー機能。複数回に分けて読み込める 撮影サンプル画像(iショットSサイズ)




仕様で見るN504iS

 NEC製のカメラ搭載のiモード端末。画像を送信する機能であるiショットとJavaのiアプリの両方に対応している。N504iに比べて大きく異なる点はカメラの搭載で、そのほかの機能や使い勝手はほぼ同等。子音だけで日本語を予測入力するT9も搭載している。カメラを新規に搭載しているが、デザインはさらに薄くなっており、N504iに比べると小型化が図られている。

 カメラには31万画素のCMOSセンサを搭載。ストラップに引っ掛けられるマクロレンズが付属していて、極端に小さいものを撮影するときや、カメラを利用した英数字読み出し機能「アクセスリーダー」で利用できる。画像は最大でVGAサイズも撮影可能で、VGAサイズの画像はケーブル接続や赤外線でパソコンに転送可能。ディスプレイにはN504iと同様に、高精細な2.2型160×216ドットTFT液晶を搭載していて、高精細画像の表示もより美しく行なえる。

 カメラ以外にN504iにない機能として、N504iSにはリモコン機能が内蔵された。テレビなどの機器をN504iSからコントロール可能で、対応機種の赤外線信号情報はダウンロードして追加可能。

【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
95×48×19.8mm
重量 約105g
連続通話時間 約135分
連続待受時間 約460時間
充電時間 約110分
ディスプレイ 6万5536色表示TFTカラー液晶
160×216ドット
表示文字数 16字×15行、10字×10行、8字×8行
メモリダイヤル 700件
リダイヤル・着信履歴 各30件
データ通信速度 最大28.8kbps(iモード時)
ボディカラー ブライトシルバー、プラネットブルー、フローズンピンク

【iアプリ】
iアプリ件数 15~45件

【インターネットメール】
サービス名 iモードメール
利用料 送信・受信ともに全角20文字程度で0.9円
メール受信機能 最大全角250文字
メール送信機能 最大全角250文字
メール保存件数 受信:200件
送信:100件
添付制限 メロディ

【着信メロディ】
和音数 40和音
着信音 ・パターン:3種類
・登録済みメロディ:10曲
・登録済み効果音:10件
・ダウンロードメロディ:30件
・録音着信音:3件
登録メロディ曲名 Mickey Mouse March
おしえて
MISSION:IMPOSSIBLE
Cartoon Heroes
威風堂々
花のワルツ
草競馬
乾杯の歌
おおスザンナ
マイスタージンガー
和音着メロダウンロード 対応

【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット JPEG
撮影可能解像度 iショットS(144×144)、iショットL(288×352)、VGA(640×480)、待受(160×198)、電話帳(160×80)、背面(80×108)
撮影可能画質 連続撮影によるアニメーションあり
撮影可能容量 最大500枚





スタッフが見たN504iS

コメント
湯野  カメラ搭載でiアプリ対応という504iSシリーズ第2弾となる「N504iS」。N504iで不評だった赤外線通信ポートの位置は端末上部に変更され、全体的にはNらしいフォルムにまとまっているが、折りたたんだときの見た目はこれまでのNシリーズのスッキリした印象とはやや異なり、なんだかゴチャゴチャした感じがしないでもない。
 技術的な側面から見れば、やはりOCR(アクセスリーダー)機能とリモコン機能が大きなチャレンジなわけだが、それぞれ問題を抱えているようにも思える。
 OCR機能については、URL、メールアドレス、電話番号を読むためのものとされているが、正直言って、この認識率が非常に厳しいレベル。数字モードに設定すれば、電話番号は何とか読める。が、よくよく考えてみると、最初から手で打ち込んだほうが早かったりする。外付けマクロレンズについては、外付けカメラを常時携帯するのと同じように、面倒くさい。
 一方、リモコン機能については、それ自体は大変便利。これまでも汎用リモコンという文化はあったが、その機能を携帯電話に搭載してしまうと、事情はまた異なってくる。ラーメン屋のテレビのチャンネル権争奪戦が勃発する可能性大である。結局はモラルの問題なのだが、盗撮でカメラ付き端末が問題視されたりすることもあるし、かなりキワドイ機能を搭載してきたな、と思う。
 もっとも大多数のユーザーは、その手の機能についてはほとんど興味がなく、素直にカメラ搭載ということに最大の魅力を感じるのかもしれない。そういう意味で言えば、連写機能(5~20枚)があるおかげで撮り損じが少なくて済むし、アルバム機能でのサムネイルの表示(画面4分割)は軽快で使いやすい。N50Xiシリーズを使い続けてきて、「そろそろカメラ付きが欲しいな~」という人にとってはオススメの1台だ。ただ、当初の出荷台数が相当少ないようで、買おうと思っても買えない状況が続いているようだけど……。
白根  iアプリとiショットの両方に対応する「なんでも来い」のハイエンド端末。P504iSに続く504iSシリーズの2機種目であり、N504iにカメラを追加したリファインバージョンでもある。
 N504iに比べるとカメラが搭載されたというのに、なぜか24mm→19.8mmという大幅な薄型化が図られている。重さは105gと変わっていないが、こんなに薄く設計できるのならば何故N504iも薄くしなかったのか、とN504iユーザーは悲しくなろうというものだ。カメラ付きケータイの経験が少ないNECが、どれほどこのN504iSというカメラ付きケータイに力を注いでいるかがうかがわれるものだ
 カメラ機能はVGAに対応するなど、高機能。カメラ単体の機能で見ると、メモリースティックDuoに対応したD251iなどの方が利便性が高くもあるが、このN504iSとてサムネイル表示もあるなど、カメラ周りは使いやすくまとまっている。
 カメラ以外の使い勝手も悪くない。日本語入力のT9はすぐになれることができ、しかも快適。高精細な液晶は撮影画像の表示に最適だ。メニュー構造は最近のNEC端末とほぼ同じだ。デスクトップならぬ待受画面にショートカットを貼れるなど、使いやすくする工夫は一通りしてあると思う。
 カメラ搭載のiアプリ端末を待っていた人は多いだろう。その504iSシリーズは、現在P504iSとN504iSの2機種があるわけだが、画質的にはVGA対応でマクロレンズも付属するN504iSは悪くない。P504iSはデュアルカメラで自分撮りが簡単だが、N504iSにはサムネイル機能があり、画像管理も簡単だ。そうした意味で、カメラ重視であればN504iSがお薦めできる。しかし個人的にはiモードの「添付メールが受信できない」仕様が画像コミュニケーションに不向きだと思うので、ならばカメラ機能よりももっと楽しく洗練されたiアプリを重視したい。そしてiアプリを重視するならば、シューティングゲームなどに有利な特殊なAPIを多数搭載するP504iS(およびP504i)も悪くない選択肢だろう。N504iS、P504iS、いずれも多数のiモード端末をハイペースでリリースする業界のリーディングカンパニーが作った自信作なので、どちらを買うか迷っている人は、他キャリアではなかなか味わえない、その迷える幸せを楽しんで欲しい。



URL
  ニュースリリース(NTTドコモ)
  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/02/whatnew1120.html
  製品情報(NTTドコモ)
  http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/f/n504is.html
  製品情報(NEC)
  http://www.nec.co.jp/press/ja/0211/2001.html

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2002/11/27 13:46

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