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ケータイ新製品SHOW CASE
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J-SA51(クリスタルシルバー )
2002年10月19日発売
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■ 写真で見るJ-SA51
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モバイルカメラおよび背面液晶
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キー配列
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本体右サイドに配されたボタンとイヤホンジャック
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外部接続端子
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リスト式のメインメニュー
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メニュー第2階層
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メニュー第3階層
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メール作成時にもフォントサイズの変更が可能。これは6字×5行
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8字×7行表示
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11字×9行表示
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データフォルダに保存したメール(vMessage)をZIP形式に圧縮
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ズームは3段階
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画像閲覧の際はサムネイル(66×64ドット)で表示される
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プリセットフレームは10種類。撮影後の保存データを加工する形式
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データフォルダ内のデータ一覧
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メニューからカメラを起動することで、静止画モード・動画モードを選択できる
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動画再生画面
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動画モードメニュー
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■ 仕様で見るJ-SA51
三洋製端末としては初の「ムービー写メール」対応端末。Javaアプリにも対応している。メインディスプレイは132×176ドットの26万色カラーTFT液晶で、背面のサブディスプレイは6万5536色表示可能なカラーSTN液晶。有効画素数が11万画素のCCDモバイルカメラを搭載し、3段階のデジタルズームや8枚連写、暗い場所でも撮影できる「ナイトシーンモード」などの機能が用意されている。
このほか、ZIP形式の圧縮・解凍をサポート。メール入力の際に利用できる日本語変換補助機能として「モバイルWnn(うんぬ)V2」を採用しており、同社のJ-フォン端末向けサイト「SANYOケータイプラネット」で追加辞書をダウンロードできる。
【おもな仕様】
サイズ (高×幅×厚) |
95×48×25mm |
重量 |
約99g |
連続通話時間 |
約110分 |
連続待受時間 |
約300時間 |
充電時間 |
約90分 |
ディスプレイ |
132×176ドット表示26万色TFT |
表示文字数 |
全角12行×11字、9行×8字、7行×6字 |
メモリダイヤル |
500件 |
リダイヤル・着信履歴 |
各30件 |
データ通信速度 |
最大下り28.8kbps、上り9.6kbps(パケット通信時) |
ボディカラー |
クリスタルシルバー、ベルベットネイビー |
【インターネットメール】
サービス名 |
『スカイメール』と『スーパーメール』 いずれも月額300円の「J-SKYパケットパック」に含まれる。 スカイメールは受信無料、送信1通3円。 スーパーメールは1パケット(128バイト)で0.3円 |
メール受信機能 |
・スカイメール:最大全角192文字まで ・スーパーメール:最大全角6,000文字まで(添付ファイルを含めて12KBまで。ただしムービー添付時は15KBまで) |
メール保存件数 |
受信メール:約1.2MB(共有メモリ) 送信メール:約300KB |
【着信メロディ】
和音数 |
40和音 |
着信音 |
・着信メロディ:12曲 ・着信パターン:5パターン ・効果音:12種類 ・自作:3曲 |
登録メロディ曲名 |
・My Happiness ・うららボイス ・ダッタン人の踊り ・水夫のホーンパイプ ・月の光 ・目覚めよ、と呼ぶ声あり ・ピアノソナタ悲愴第2楽章 ・ゆかいな牧場 ・ピカデリー ・英雄ポロネーズ ・弦楽セレナーデ |
和音着メロダウンロード |
データフォルダ(3MB)容量に依存 |
【データフォルダ】
データフォルダ容量 |
約3MB |
備考 |
受信メール・Webキャッシュ、メッセージフォルダ、情報ボックスは約1.2MBの共有メモリ Javaアプリ、データフォルダは約3MBの共有メモリ |
【Javaアプリ】
保存件数 |
内蔵メモリ(約3MB、撮影画像と共有)に依存 |
登録済み Javaアプリ |
通話シチョーリツVer.2 |
【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット |
JPEG(JPEGからPNGに変換可能) |
撮影可能解像度 |
132×132ドット |
撮影可能容量 |
内蔵メモリ(約3MB、Javaアプリと共有)に依存 |
【カメラ(動画) 】
撮影可能フォーマット |
Nancy Codec(.noa) |
撮影可能画質 |
80×60ドットで最大5秒 |
撮影可能容量 |
内蔵メモリ(約3MB、Javaアプリと共有)に依存 |
■スタッフが見たJ-SA51
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コメント |
湯野 |
今回撮影で使用したのはクリスタルシルバーのモデルだが、個人的にはベルベットネイビーのモデルが気に入っている。全体的なスッキリ感はこのところの三洋製端末の特徴の1つ。そういう意味では、嫌みのないクリスタルシルバーというのも捨てがたい。
使い始めて思うのは、やはり三洋製端末ならではのやや暗めで奥まった感じがする液晶ディスプレイにやや違和感を感じてしまうということ。26万色のTFTだし、発色自体には特に問題はないのだが、それこそいろんな端末を比較していると、見え方が独特なので完全に目が慣れるまで少々時間がかかる。
カメラについては、11万画素のCCDと、最近主流になりつつある31万画素のものと比較するとスペック的に見劣りするように思えてしまうが、実際のところ、写メールやムービー写メール用に使うだけならこれで十分。それよりも、8枚までの連写機能や閉じたままで撮影できる機能など、カメラ周辺の機能が充実しているのがこの端末のいいところ。
また、メールの抽出検索機能というのは、メールを多用するユーザーにとっては実にありがたい。最近の携帯電話は搭載しているメモリ容量も大きくなり、そのままメールボックスにメールをため込んでいると、「確かあのとき送ってもらったメールに……」なんて言いながら、黙々と過去のメールを探すことになる。J-SA51では、差出人や本文に含まれるキーワードでメールを検索できるので、そんな心配はいらない。
携帯電話の進化を見る場合、とかく新しいハードウェアの部分にばかり目が行きがちだが、J-SA51はソフトウェア面でのブラッシュアップがかなり効いている印象を受ける。あとはメニューまわりのインターフェイスを何とかしてもらえれば……。
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関口 |
ZIPファイルの圧縮・解凍というユニークな機能をサポートした「J-SA51」。しかしムービー写メール用データを圧縮しようとすると、サイズ制限でひっかかったりもする。パソコンとの通信でなんでもかんでも送受信できるというわけではないようだ。モバイルカメラで撮影したJPEG画像は既に圧縮されているので、ZIPファイルにするとむしろファイルサイズが増加する。「ZIPをどうすれば有効に活用できるか」と考えることは、それはそれで楽しいことかもしれない。
操作面では特に可もなく不可もなく、といった印象。J-スカイメニューとメインメニューでフォントサイズが異なる点が少々気にかかったが、使用する上で不便というわけではない。
カメラ機能では、撮影時にフレームを選択できないことが不満に思える。フレームを添えて撮影するときの愉快さを味わえないのが残念。
メインディスプレイは、やや暗い感じもするが、前時代的というほどでもない。カメラで写真を撮ってメールする、という普通の利用法においては何ら問題なく使える端末だろう。
メール受信時のソート機能はかなり使える印象。しかしそんな多様なメールのやり取りをケータイで行なうのか、という別の考えも浮かんでしまうが贅沢な悩みだろう。このほかでは、通話中に相手の声をそのまま送り返すという「迷惑電話防止機能」は、ワン切り対策で利用するよりも、友だちと遊ぶために使ってしまいそうだ。
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■ URL
ニュースリリース(J-フォン)
http://www.j-phone.com/h/from/topics/20829_1.html
製品情報(J-フォン)
http://www.j-phone.com/kisyu/jsa51/index.html
製品情報(三洋電機)
http://www.stel-web.com/line_up/j_sa51/
■ 関連記事
・ J-フォン、ムービー写メール対応の新機種「J-SH52」「J-SA51」
2002/12/16 11:07
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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