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ケータイ新製品SHOW CASE
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A1014ST(メタリックホワイト)
2002年9月20日発売
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ボタン配置
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左側面にボタン
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背面にはサブディスプレイとカメラ、鏡、簡易照明がある
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下端背面にストラップ穴
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機能設定メニューの第2階層以降はリスト表示式
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カスタマイズ可能な「マイメニュー」。メインメニューから呼び出せる
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日本語入力には「ATOK for au」を搭載
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入力予測にも対応
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撮影画像の閲覧画面
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撮影画像(無加工)
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撮影画像(縮小)クリックで元画像
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■ 仕様で見るA1014ST
鳥取三洋電機製のCDMA2000 1x端末。eznavigationなどezwebmultiの機能には対応していないが、カメラを搭載していて、他の携帯電話やパソコンに撮影画像をメールで送ることが可能。カメラ以外の機能は前機種であるA1011STと似ていて、メニュー操作などもほぼ同じ。メインディスプレイの解像度はA1014STの方が大きくなっている。
アドレス帳に登録されていない番号からの着信を鳴らさない「おやすみモード」やワン切りチェック機能などのユーティリティ機能が充実している。日本語入力はジャストシステムの「ATOK for au」を搭載している。
【おもな仕様】
サイズ (高×幅×厚) |
93×45×24mm |
重量 |
約97g |
連続通話時間 |
約160分 |
連続待受時間 |
約230時間 |
充電時間 |
約110分 |
ディスプレイ |
6万5536色表示TFTカラー液晶 132×172ドット |
表示文字数 |
10字×7行、12字×10行 |
メモリダイヤル |
500件 |
リダイヤル・着信履歴 |
各20件 |
データ通信速度 |
最大下り144kbps、上り64kbps(パケット通信時) |
ボディカラー |
メタリックホワイト |
【インターネットメール】
サービス名 |
eメール |
利用料 |
EZweb@mailに含まれ、月額200円 通信料0.27円/128バイト |
メール受信機能 |
最大全角5000文字 |
メール送信機能 |
最大全角5000文字 |
メール保存件数 |
受信:200KBまたは200件 送信:100KBまたは100件 |
添付制限 |
1通のメールにつき5データ(最大100KB)まで。ファイルはデータフォルダに保存 |
【着信メロディ】
和音数 |
最大40和音 |
着信音 |
・パターン:3種類 ・効果音:9種類 ・登録済みメロディ:8曲 ・自作メロディ/ダウンロードメロディ:データフォルダに保存 |
登録メロディ曲名 |
オンリーラブ There must be an angel Summer 見上げてごらん夜の星を アマポーラ G線上のアリア 雪 ロシアの踊りトレパーク |
和音着メロダウンロード |
対応。「データフォルダ」内に保存 |
【データフォルダ】
データフォルダ容量 |
1.5MB(または500件) |
保存/閲覧が可能な ファイルの種類 |
・メロディ/メロディ&アニメ/テキスト&メロディ/アニメ&テキスト&メロディ(PMD/MMF) ・ボイス(QCP) ・ピクチャー/アニメ(PNG/GIF/JPG/BMP/MMF) ・PIM情報(vCard/vCalendar)など |
【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット |
JPEG |
撮影可能解像度 |
120×160ドット、352×288ドット |
撮影可能容量 |
データフォルダ(1.5MB)に保存 |
■ スタッフが見たA1014ST
| コメント |
関口 |
「良い子・悪い子・普通の子」のなかでは、まぁ間違いなく「普通の子」というのが第一印象。ディスプレイもキレイだし、カメラもそこそこの追従性。ボタンの追従性は良いものの、ボタン音はちょっとタイミングがずれている感じがする。私は音を消す方なので問題ないんですが。
少し気になったのは、カメラで使うときに利用できるフラッシュ機能。通常のカラーから、ソーダ、レモンなど8色用意されていて、意外に強い光なのだけれど、カラーを変更したあとに撮影すると、選択したカラーのフィルターがかかる。「ピーチ」を選択していると、撮影後の画面が桃色に染まるのだ。これってどういうシーンで使うんだろう、と思わず首をひねってしまう。フラッシュの色も変更されているんだけれど、撮影後の画像の色って、明らかにソフト側で処理した感じなので、ちょっと効果がきつい気がする。
また、ブラウジングが軽いという意見が編集部では上がっていた。パソコンに例えるとPentium IIIで、Windows 3.1を使っているようなもの、とのこと。この比喩は正確なものではないだろうが、「A1014ST」を語る上で結構重要なポイントになるかもしれない。フォントがもう少し大きくて、メールや各種機能の案内の仕方が分かり易ければ、すんなり「かんたんケータイ」の部類に入れることができそうだ。
このほかでは、他の機種でもあるのだけれど、筐体左サイドにあるボタンを押し続けることで、ライトが起動できる機能がちょっとお気に入り。暗がりで鍵穴を探す、なんて使い方はすぐ想像できるけれど、こういう小技こそがこれからのケータイに必要な点なのかな。
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白根 |
鳥取三洋製のCDMA2000 1x端末。いわゆるEZwebmultiに対応しない1000番台のエントリーモデルなのだが、冷静に考えてみるとCDMA2000 1xの1000番台は「A1011ST」「A1012K」「A1013K」「A1014ST」と来ているので、突っ込みとしては「鳥取三洋と京セラしか作ってないのかYO!」とならざるをえない。Javaなどには対応していないので、最新機能をバリバリと使いこなすタイプのケータイではないが、、カメラを搭載し100KBまで添付OKという比類なきEZweb@mailを使って快適なフォトメールを楽しむことが可能だ。
カスタマイズできるマイメニューがあるなど、使い勝手は普通。メニューはアイコンを多用しているので、他のメーカーからの移行時もそんなに困ることはないだろう。ライバルにあたる1000番台のカメラ付き端末A1013Kは「候補リストを随時表示する推測変換」「撮影画像のサムネイル表示」「カメラ機能と連動するレンズカバー」などの機能がある。画質については、個人的にはA1013Kの方がよく感じた。A1014STが優れている点としては「撮影補助に使えるLED照明」と「352×288の画像撮影」だろう。A1013KとA1014STのどちらにするかは、このあたりの機能に対する個人の好みの問題になるだろう。画面表示を含めたデザイン全般を見るに、A1014STの方が女性向けかな、と思った。まぁこのあたりも完全に個人の好みの範疇に入るわけだが。
可もなく不可もなく、といった印象を受ける端末。デザインなどの面で気に入ればこっちでもいいが、個人的にはA1013Kの方が使い勝手が良いと感じた。その辺は個人の好みの範疇だが。1000番台のエントリーモデルは「JavaやGPSなどの機能は要らない!」という人向けの端末なわけだが、別にGPSケータイやムービーケータイでも1000番台と同じ使い方は可能だ。今回機種変更や新規購入をする人は、たとえフォトメールしか使うつもりがなくても、最新機能に対応した3000番台や5000番台も選択肢に入れておくべきだと思う。
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■ URL
ニュースリリース
http://www.kddi.com/release/2002/0826/index.html
製品情報
http://www.au.kddi.com/phone/cdmaone/a1014/index.html
■ 関連記事
・ au、動画メール対応機などカメラ搭載4機種を発表
・ au、1パケット0.1円になるオプションパックなどのサービスを追加
2002/10/07 13:13
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ケータイWatch編集部 k-tai@impress.co.jp
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