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ケータイ新製品SHOW CASE
A3015SA(パールピンク)
2002年9月20日発売
ボタン配置
右側面にボタンとイヤホン端子
ディスプレイ部背面にサブディスプレイとCCDカメラ、補助照明
ヒンジ部背面にストラップ穴
待受画面
メインメニュー第1階層
メインメニュー第1階層は表示が切り替えられる
メインメニュー第2階層
メニューは基本的にリスト表示式
和英辞書などのユーティリティ機能も搭載
12.5字×13行表示
10.5字×11行表示
8字×8行表示
6字×6行表示
例文表示
日本語入力には入力予測変換機能を備えたモバイルWnn V2を搭載
文字入力時、予測候補が1件表示される
予測変換すると、候補のリストが表示される
撮影画像閲覧画面
撮影画像(無加工)
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仕様で見るA3015SA
三洋電機製のCDMA2000 1x端末。eznavigationなど、ezmovieを除くezwebmultiの機能に対応する「GPSケータイ」シリーズで、C3012CA同様にカメラを搭載し、撮影画像をメール添付で他の携帯電話やパソコンに送付することができる。
11万画素のCCDカメラを搭載していて、高輝度LEDを使った簡易照明「プチフラッシュ」を搭載している。背面のサブディスプレイは6万5536色のSTN液晶で、自分撮影時などにファインダーとして使用可能。
着信履歴表示の時に3秒未満の不在着信をアイコンで区別するワン切りチェック機能や、英和辞典などといったユーティリティ機能も充実している。
【おもな仕様】
サイズ
(高×幅×厚)
92×47×25mm
重量
約99g
連続通話時間
約140分
連続待受時間
約230時間
充電時間
約110分
ディスプレイ
26万色表示TFTカラー液晶
132×176ドット
表示文字数
12.5字×13行、10.5字×11行、8字×8行、6字×6行
メモリダイヤル
500件
リダイヤル・着信履歴
各30件
データ通信速度
最大下り144kbps、上り64kbps(パケット通信時)
ボディカラー
シルバー、パールピンク、ネーブルオレンジ
【インターネットメール】
サービス名
eメール
利用料
EZwebmultiに含まれ、月額300円
通信料0.27円/128バイト
メール受信機能
最大全角5000文字
メール送信機能
最大全角5000文字
メール保存件数
受信:256KBまたは200件
送信:128KBまたは200件
添付制限
1通のメールにつき5データ(最大100KB)まで。ファイルはデータフォルダに保存
【着信メロディ】
和音数
最大40和音
着信音
・パターン:5種類
・効果音:3種類
・登録済みメロディ:5曲
・自作メロディ/ダウンロードメロディ:データフォルダに保存
登録メロディ曲名
インベンション14番
天国と地獄序曲
オーラリー
ダッタン人の踊り
英雄ポロネーズ
和音着メロダウンロード
対応。「データフォルダ」内に保存
【データフォルダ】
データフォルダ容量
2MB(または1024件)
保存/閲覧が可能な
ファイルの種類
・ezplus/ココセコムアプリ(KJX)
・メロディ/メロディ&アニメ/テキスト&メロディ/アニメ&テキスト&メロディ(MMF)
・ボイス(QCP)
・ピクチャー/アニメ(PNG/GIF/JPG/MMF)
・PIM情報(vCard/vCalendar)など
【カメラ(静止画)】
撮影可能フォーマット
JPEG
撮影可能解像度
132×176ドット
撮影可能容量
データフォルダ(2MB)に保存
【ezplus】
保存件数
データフォルダ(2MB)に保存
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スタッフが見たA3015SA
コメント
湯野
イマドキのケータイとしてはごくごくスタンダードな感じのデザインで、無難な感じにまとまったな、という印象の「A3015SA」。従来の三洋製端末との大きな違いとしては、カメラの位置が液晶の裏に来たところが挙げられる。これまでの端末ではカメラがボタン側ボディの背面にあったため、ディスプレイとの角度がずれて、微妙に撮りづらかったが、今回のA3015SAでは違和感なく操作できる。あまり気が付く人がいないと思われるので念のため触れておくと、背面のスピーカー部分のスリットがSの字になっていたりする。
個人的に面白いと思ったのは、和英・英和辞書を搭載しているところ。和英(7000語)・英和(1万7200語)という語数で、内容も簡単なものだが、英単語クイズも楽しめるようになっているので、英語を勉強している人にとっては重宝するかもしれない。
そして、ワン切りチェック機能。3秒未満の不在着信はピンク色のアイコン表示するというもので、NTTドコモも今秋以降に発売する端末にこの手の機能を標準搭載すると発表していたりする。「なるほどな~」と感心する反面、できればこんな機能のお世話にはなりたくないという、複雑な心境ではある。5年くらい経って、「そう言えばそんな機能あったね~」と笑っていられればいいのだが……。
関口
今回登場したauの新機種で、実際に手にしたときに一番好印象だったのが、この「A3015SA」だったりする。写真ではピンとこないのだけれど、ヒンジから先端に向かっての曲線が、他の端末に比べて、やや鋭くなっているのだ。ホールドしたときには思わず「小さっ!!」と感嘆してしまい、ケータイに対して、初めて「カワイイかも」という感情を抱いてしまった。この想いは「パールピンク」というボディカラーによるものではなく、実際に手にとったときに生まれたもの。持ち主をほっこりさせてくれる憎いヤツなのだ。
第1階層のビジュアルなメニューデザインは、ちょっと分かりにくいかなと三洋端末に慣れていない人は思ってしまう可能性はある。クルクル回ってる、というイメージを出そうとしてるのだろうけど、イマイチ伝わってこないのは残念。
スペック的には申し分ないし、どうせ新端末なら「A5301T」という声もあるだろうけど、スッキリアッサリ、でも少しはケータイで遊びたい人にはうってつけといえるだろう。
白根
ezmovieには対応しないものの、eznavigation、ezplusなどの最新のEZwebmulti機能を搭載する、いわゆる「GPSケータイ」と分類されるCDMA2000 1x端末。GPS機能を使ったJavaプログラムなど、auならではのことができるほか、カメラも搭載していて、撮影画像をメールに添付して送受信できる。
メニュー構造はこれまでの三洋端末とほぼ同じ。三洋端末はどのキャリアでも、数字による機能呼び出しなど伝統的なリスト表示スタイルを保っているので、三洋端末のインターフェイスに慣れている人はすぐに使いこなせるだろう。個人的には色使いとリスト表示のレトロっぷりが難点かな、と思うが、リストの階層構造もわかりやすくなるように工夫してある。
カメラ機能では自分撮りのときに背面液晶をファインダーになるので、フレーミングが確実に行なえて便利だ。補助照明ははっきりいって2万5000円のフラッシュをデジカメに接続するわたしからすると、あまり信頼してはいないが、暗い場所でどうしても撮影したいときには使えるだろう。画質はケータイ向けサイズしか撮影できないが、色合いなども素直だと思う。
ライバルは同じくカメラ搭載のGPSケータイ「A3012CA」だろう。A3012CAはVGAサイズで画像が撮影できるので、パソコンで活用するのならば、A3012CAの方が良いだろう。しかしケータイサイズの撮影ならば、A3015SAの撮影画質も悪くないし、ファインダーに使える背面液晶も便利だ。「カメラ付きのGPSケータイが欲しい」というとき、このA3015SAはよい選択肢になるだろう。まぁどうせ最新機能対応ケータイを買うならば、A5301Tでも良いと思うけど。
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URL
ニュースリリース
http://www.kddi.com/release/2002/0826/index.html
製品情報
http://www.au.kddi.com/phone/cdmaone/a3015/index.html
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