ボタン配置	左側面には折りたたみ時にシャッターとして使えるボタンがある

背面ディスプレイは自分撮り時のファインダなどに使える	アンテナは伸びない固定式。メール受信時や充電時、撮影時に点灯する

標準の待受画面	メインメニューはグラフィカルな表示	第２階層以降のメニューはリスト式

11字×10行表示	８字×８行表示	例文

日本語入力は連文節変換に対応	撮影時画面	撮影画像の閲覧画面。サムネイル表示も可能

iショット（L）サイズの撮影画像

■ 仕様で見るF251i

【おもな仕様】

サイズ （高×幅×厚）	97×48×26mm
重量	約110g
連続通話時間	約140分
連続待受時間	約470時間
充電時間	約135分
ディスプレイ	６万5536色表示TFTカラー液晶 132×176ドット
表示文字数	11字×10行、８字×８行
メモリダイヤル	500件
リダイヤル・着信履歴	各30件
データ通信速度	9600kbps
ボディカラー	ヒューチャリングシルバー、シャインロゼ

【インターネットメール】

サービス名	iモードメール
利用料	送信・受信ともに全角20文字程度で0.9円
メール受信機能	最大全角250文字
メール送信機能	最大全角250文字
メール保存件数	受信：300件 送信：100件
添付制限	メロディ

【着信メロディ】

和音数	32和音
着信音	・登録済みメロディ：15曲 ・自作・ダウンロードメロディ：20 曲
登録メロディ曲名	インディジョーンズ MY FAVORITE THINGS ストロベリー・ダンス・アワー くまのプーさん ワルキューレの騎行 幻想即興曲 TA HU WA HU WA I 大きな古時計 アメリカン・パトロール ウィリアムテル序曲 天国と地獄 華麗なる大円舞曲 カルメン前奏曲 THE ENTERTAINER 威風堂々
和音着メロダウンロード	対応

【カメラ（静止画）】

撮影可能解像度	iショット（S）：120×120ドット（iショット送信用） iショット（L）：288×352ドット
撮影可能容量	iショット（S）：1000枚 iショット（L）：約333枚

■ スタッフが見たF251i

	コメント
湯野	F504iというよりもF503iSをベースにしているカメラ端末、という印象を受けるF251i。開いたときの見た目はほとんど同じだが、メニュー構造についてはF211iに近いので、最初はちょっと戸惑いを感じた。まあ、慣れれば問題はないのだが。 　外見的な話として注目しておきたいのは、何と言っても光るアンテナだ。巷では交換用の光るアンテナなんていうものも売られていたりするが、こちらは最初から光る。光り物に弱い人にはたまらない。F504iの有機ELもそうだが、こういう分かりやすいところで変化をつけてるく辺りが何とも富士通らしい。 　カメラ機能については、画素数的には他の251iシリーズの２モデルよりも少ないわけだが、画質的には特に不満はなく、逆に連写機能が面白い、というか便利。カメラ付きケータイではなかなか自分の思った通りの写真を撮れなかったりするのだが、連写モードにすると１秒２枚の間隔で５枚の連写が可能なので、そのうち１枚ぐらいは満足のいく写りになっているだろう。
白根	iショットに対応する富士通製のiモード端末。やはりiアプリや28.8kbpsパケット通信など、ハイエンド指向の504iに搭載されている機能には対応していないので、カメラ重視のライトユーザー向けの端末という位置付けになるのだろうか。ただし、カメラが搭載されているだけに、他の251iシリーズ同様、液晶や本体の大きさは504iシリーズ並みとなっている。これまでは「5xxシリーズが大きくて2xxシリーズは小さい」というイメージがあったが、251iに限っていえばカメラも追加されているとあって重い端末が多い。同時に発売されたD251iに比べると多少軽いが、F251iは操作部が表示部よりも軽いため、手に持ったときは重く感じられる。カメラが搭載されているので、少々重量バランスが崩れている印象がある。あまり問題にはならないと思うが。 　操作性などはきわめて普通。最近では当たり前となりつつあるカスタマイズ可能な「セレクトメニュー」もあるし、画像のフォルダ管理などiショットならではの機能も搭載している。このあたりはiモード端末を作りなれている富士通ということで安心できる。 　他の251iシリーズのコメントでも書いているが、やはり気になるのはその中途半端さか。iショットは他キャリアのカメラ付きの端末に比べると、画像添付メールを受信できないという弱点があり、画像を受け取るのが面倒だ。iアプリにも対応していないので、iモードをバリバリに遊びこなすのにも不満がある。エントリーモデルにするにしては、ハイエンドモデルの504iシリーズよりも重量が大きいなど、不利な点がある。それらの点を踏まえた上で、251iシリーズを選ぶ必要があるだろう。 　251iシリーズとしてはSH251i、D251iそしてF251iの３機種が現在発売されていて、メモリースティック Duo対応のD251iが目立つが、それ以外の点ではどの端末もあまり大きな差がないと思う。iショットにこだわりがあるのではデザインとかメーカーで選んでもいいのでは。