レビュー

FREETEL「RAIJIN 雷神」ミニレビュー(編集部湯野)

ストラップホールに感じるこだわり

 FREETEL(プラスワン・マーケティング)の「RAIJIN 雷神」は、5000mAhの大容量バッテリーに、4GBのメモリや64GBのストレージ、オクタコアCPUなどを搭載するAndroid 7.0スマートフォン。限られた時間ながら「ケータイ Watch」編集部スタッフが体験した「RAIJIN」をご紹介する。

編集部・湯野

どっちが「戻る」ボタン?

 最初に端末に触れて「おや?」と思ったのは、ディスプレイ下のハードウェアキーがただの丸印なので、どちらが「戻る」でどちらが「タスク表示」なのか分かりにくいところ。慣れれば問題無いが、最初は少し戸惑うかもしれない。画面内にナビゲーションバーを表示するように設定を変更することも可能なので、どうしても使いにくいという場合は設定を変更するのもアリだろう。

 非常に細かい話ではあるが、端末上部にストラップホールを装備している点は日本的。もっとも、そのすぐ下にメインカメラがあるため、縦持ちで撮影する際にはストラップが邪魔になってしまうのが玉に瑕だ。

 指紋センサーやUSB Type-C端子を装備し、さらにはDSDS(Dual SIM Dual Standby)対応と、最近のトレンドをしっかり捉えたところは評価できる。iPhone 7が防水やFeliCaに対応したことから、近い将来、SIMフリースマホ市場でもこれらをサポートした端末が標準化していく可能性が高いが、はたしてFREETELはどうするのだろう。同社は今年もMobile World Congressに出展するようなので、どんな端末が並ぶのか楽しみだ。

設定で「戻る」と「タスク表示」を入れ替えられるメリットはある
どうしても使いにくいという場合は画面内表示に切り替える手も