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ドコモが2016年夏モデルを発表

 NTTドコモは、2016年夏モデルを発表した。スマートフォンが5機種、タブレットが1機種、モバイルWi-Fiルーターが1機種、ラインアップされる。また、サービス面でも新たに「dリビング」や「VoLTE HD+」などが発表されている。

NTTドコモ 2016年夏モデル
種別機種名発売時期
スマートフォンXperia X Performance SO-04H6月中旬ネットで購入
スマートフォンGalaxy S7 edge SC-02H5月中旬ネットで購入
スマートフォンAQUOS ZETA SH-04H6月上旬ネットで購入
スマートフォンarrows SV F-03H6月下旬ネットで購入
スマートフォンDisney Mobile on docomo DM-02H7月上旬ネットで購入
タブレットarrows Tab F-04H7月下旬ネットで購入
ルーターWi-Fi STATION HW-01H6月下旬ネットで購入
ラインナップ全体
Xperia X Performance SO-04H
Galaxy S7 edge SC-02H
AQUOS ZETA SH-04H
arrows SV F-03H
Disney Mobile on docomo DM-02H
arrows Tab F-04H
Wi-Fi STATION HW-01H

使い勝手の向上はかる「スグ電」「おすすめ使い方ヒント」

 ドコモの2016年夏モデルのうち、4機種で「スグ電」という機能が用意される。これは、スマートフォンの画面で操作することなく、電話の発着信などができるというもの。加速度センサーや照度センサーなどを利用し、ユーザーのモーションを検知して動作する。
 たとえば電話をかける場合(発信)、スグ電の機能では、あらかじめ登録した相手(最大2人)へ電話できる。操作方法は、スマホを振って耳に当てるだけ。左耳に当てた場合と右耳に当てた場合で、それぞれ別の電話相手を登録できる。左耳に当てれば家族、右耳なら勤務先……といった使い方ができる。

【スグ電のイメージ動画】

 こうしたモーションでの操作は、「応答」(電話着信時にスマホを耳に当てる)、「切断」(通話中、平らなところにスマホを裏向きで置く)、「拒否・消音」(着信時、平らなところにスマホを裏向きで置く)も可能となっている。

 対応機種は、「Xperia X Performance SO-04H」「Galaxy S7 edge SC-02H」「AQUOS ZETA SH-04H」「arrows SV F-03H」となる。

 また2016年夏モデルのスマートフォンとタブレット全てに「おすすめ使い方ヒント」という新機能が搭載される。これは、端末の状態や操作にあわせて、ユーザーが使い方に戸惑っている場面などで、自動的に適切なヒントを表示するというもの。初期設定ではオフになっている。

 ドコモのサポートセンターには、年間2000万件もの問い合わせが寄せられる。そのなかで、Wi-Fi、自動回転などディスプレイ関連の設定、あるいはカメラの操作などへの問い合わせが多く寄せられている、設定画面でWi-FiをONにした場合は、SSIDなどの登録方法を示したり、ホーム画面の待受画像(壁紙)を変えたことがなく画像を保存じたときには壁紙への設定方法を案内したりする。