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定額制サービスは「Hulu」「LINE MUSIC」「dマガジン」が人気

 MMD研究所(MMDLabo)とコロプラ提供のリサーチサービス「スマートアンサー」は共同で、「定額制サービスの利用実態調査」を実施、結果を発表した。音楽・動画・電子書籍に関する定額制サービスの利用状況などについて質問した内容で、有効回答者数は1725人。調査期間は4月11日~13日。

 事前調査としてスマートフォンユーザー8271人に対し、定額制サービスの利用経験について聞いたところ、「定額制音楽配信サービス」は24.6%、「定額制動画配信サービス」は22.1%、「定額制電子書籍読み放題サービス」は15.3%となった。この数値は、設問の選択肢のうち、「現在利用している」「過去に利用したことがある」のどちらかを選んだ人の合計を指している。

 本調査では、定額制動画配信サービスを現在利用している646人に、主に利用しているサービスを質問。トップ3は「Hulu」(28.3%)、「dTV」(23.4%)、「プライム・ビデオ(Amazon)」(15.0%)の順。社会人には「Hulu」が、学生と専業主婦には「dTV」の利用者が多い結果が得られた。

 続いて定額制音楽サービスを現在利用している703人に対し、メインで利用しているサービスについてたずねた。最多は「LINE MUSIC」で20.8%となり、「Apple Music」(17.8%)、「Prime Music(Amazon)」(17.4%)と続いた。社会人には「Prime Music」、学生は「LINE MUSIC」、専業主婦は「Prime Music」「レコチョクBest」が利用率がトップと、属性により利用しているサービスが異なった。

 定額制電子書籍読み放題サービスを現在利用している376人には、利用したことのあるサービスを聞き、上位は「dマガジン」(42.0%)、「コミックシーモア」(26.6%)、「Yahoo!ブックストア読み放題」(14.1%)となった。メイン利用している定額制電子書籍読み放題サービスなど、その他の結果についてはWebから無料でダウンロードできるPDFに記載されている。

藤縄優佑