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Cerevo、アニメに登場する「ドミネーター」を再現したスマート・トイ

自動変形、犯罪係数測定機能、スマホとのアプリ連動機能などを搭載

 Cerevoは18日より、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」に登場する特殊拳銃「ドミネーター」を実寸大で再現したスマート・トイの予約受付を開始する。自動変形機構やAndroid/iOSアプリとの連携機能などが特徴。同社直販サイトでの価格は7万9800円(税別、以下同)で、本体の素材が異なる上位モデル「SPECIAL EDTION」も8万9800円で用意する。どちらの製品も、発売日は3月を予定している。

 7日に千葉県・幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル 2016」では、両製品ともに先行予約販売を実施。その場での受け取りはできないが、一般販売より早く自宅に届くという。

 「ドミネーター」は、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」に登場する刑事たちが使う特殊拳銃。相手に向けると「犯罪係数」を測定し、数値によって「パラライザー」「エリミネーター」などのモードに切り替わり、自動で変形する機構などを備えている。

 本製品はProduction I.Gの監督・塩谷直義氏、ニトロプラスのデザイナー・石渡マコト氏の監修を受けて制作。日本電産の協力によって搭載された専用ギヤードモーターにより、「エリミネーター」モードに移ると自動変形するなど、設定を忠実に再現している。

 IEEE 802.11b/g/nをサポートした無線LAN機能も備え、専用のAndroid/iOSアプリと連携も可能。本製品の先端に搭載したカメラ映像をストリーミング再生、測定した「犯罪係数」とともにディスプレイ上に表示する。「犯罪係数」が表示された画面の保存も可能。対応OSはAndroid 4.4以上、iOS 8.4以降。

 本体の内蔵相手に本製品を向けると、「犯罪係数」を内蔵スピーカーから発声する。音声は劇中と同様、日髙のり子さんが担当。100種類以上の声を録り下ろしで収録し、グリップを握る、特定の人に向けるといった動作に応じて異なる音声が再生される。

 さらにグリップを握ると自動で起動したり、不正ユーザーとしてトリガーをロックするように設定させることも可能。モードに合わせて発光状態が変化する、計217個のフルカラーLEDも備えている。

 動作時間は「パラライザー」モードで90分、「エリミネーター」モードで30分。バッテリーを含めた重さは750g。

藤縄優佑