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制限下でも快適なブラウジング、Opera MiniのAndroid版に「超高」圧縮モード

 Opera Software(オペラソフトウェア)は、2段階のデータ圧縮機能を備えたAndroid用ブラウザアプリ「Opera Mini」の最新版をを公開した。Android 2.3以上で動作し、利用は無料。

 新バージョンではデータ圧縮機能がリニューアルし、「高」(High)と「超高」(Extreme)の2段階を切り替えて利用することができるようになった。いずれもOperaのサーバー上でWebページの要素を圧縮してからスマートフォン上に表示する仕組み。

 「高」圧縮モードではページレイアウトを崩さずに、画像の画質を落とすなどして、データサイズを少なくして表示する。「超高」圧縮モードは、Webページを最小レベルまで圧縮して表示するモードで、ページレイアウトが崩れる場合があるが、速度制限時など、ネットワークが低速になった場合でも快適にブラウジングができる。

 Operaでは、主に通信環境が未発達な発展途上国での利用を見込み、今回の「超高」圧縮モードを提供する。2017年にAndroid版Opera Miniのユーザー数を2億7500万にするという目標を掲げている。

石井 徹