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ドリフト、フリップ、高速スピンをスマホで自在に操作するロボット「ollie」

 米スフィロ社が開発した、スマートフォンのアプリで操作するロボット「ollie(オリー)」が11日に日本で発売される。米国や一部のアップルストアでは先行発売されている。ソフトバンク銀座・表参道、Apple Storeの店頭で販売されるほか、Amazon.co.jp、SoftBank SELECTIONなどのオンラインでも取り扱う。価格は1万2800円(税込)。

「ollie」
イエローのタイヤはアップルストア限定のもの

 「ollie」は、スマートフォンやタブレットのアプリを操作し、ドライブ、ドリフト、スピン、フリップなどの動きが楽しめるコネクテッド・トイ。両端が丸くなった筒状のボディに、専用のタイヤが装着されている。Bluetoothで接続したスマートフォンのアプリを操作することで、遠隔から高速ドライブや各種トリックなどが楽しめる。

 同社は、2013年9月に同じくスマートフォンやタブレットで操作するボール型のロボット「Sphero」を発売した。今回発売される「ollie」はそれよりも多くのトリックが楽しめるようになったほか、最高走行時速23kmのスピードを実現している。発売時には3つの専用アプリが公開されている。対応環境は、iOS 7.0以上、Android 4.4.2以上のスマートフォン、タブレット。

 「ollie」のボディは耐久性ポリカーボネート製、ドライブの最高時速は23km、スマートフォンとの接続はBluetooth 4.0により連携する。充電は汎用性のあるmicroUSBで行い、フル充電で1時間の連続走行が可能。

 10日には都内で、記者向けの新製品の説明会が開かれた。「ollie」は昨年発売された「Sphero」のユーザーからのフィードバックを受け、スピード感とトリックの要素を加えたモデルとして開発されたという。取り替え可能なタイヤなども別売される。タイヤは11月下旬に発売される。

スマホの画面は縦と横でモードが変わる
高速スピンの様子
発売時点で対応アプリは3つ
microUSBで充電される
取り替え可能なタイヤが別売となる

川崎 絵美