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au、米国でLTEローミング開始

 KDDIと沖縄セルラーは、auの携帯電話を海外でも利用できる国際ローミングサービス「グローバルパスポート」で、米国でもLTEによる通信が11月15日より利用できると発表した。

 国内のLTE対応機種を持ち出して海外でもLTEで通信できるようにするのは、韓国や香港、シンガポールに続くもので、米国で利用できるようになるのは、国内の携帯会社では初めて。料金はこれまでと同じで、段階制の「海外ダブル定額」が適用される。1KBあたり1.6円でカウントされ、約24.4MBまでは最大で1日1980円となる。この上限を超えると、1日2980円となる。

 なお、対応機種はiPhone 5s、iPhone 5c、iPad Air、iPad mini Retinaディスプレイモデルとなる。AT&Tのサービスエリア(米国、プエルトリコ、米領バージン諸島)で利用できる。なお、他の機種については検討中とのことだが、周波数の関係で、発売済の機種については、米国でのLTE通信は利用できないとのこと。

関口 聖